現在、福島の原発事故が発生して半年が過ぎようとしています。
あの事故により各地に飛散した放射性物質は、畑や樹木、動物、地面や家屋、自動車などに降下し、調査が進むにつれてそれは広範な地域に飛散している事が分かりました。
これらはその土地に害をもたらすものと考えられます。
この問題のゴール地点として、その土地に降下した放射性物質を除去し、日本の国土を原発事故前の状態に限りなく近づけたいとした時、科学の面からどのようなアプローチが可能なのでしょうか?
この問題に関しては、「可能ではあるが、量的・コスト的に不可能である」というご意見もお待ちしております。「量的・コスト的に不可能であるが為にアイディアとして笑われるだろうからこれは書かなくても良いだろう」という事は避けたいのです。
もしできれば、のお願いなのですが、どのくらいの処理量とどのくらいのコストがかかるのか、どのくらいの年月がかかるのかという事についてざっくりとした値でも構いませんので、ご存知であればご教授頂ければ幸いです。
また、馬鹿な考えかもしれませんが、私はこれらの放射性物質を何らかの吸引装置を使って、飛散した放射性物質を一箇所に集積し、それをどこかに保管するというような、吸引装置はできないかとも考えていますが、どのようにすべきかが分かりません。
宜しくお願い致します。
No.1
- 回答日時:
これは難しい話になってしまうかもしれません。
電気工学を出て、数学に行った変わり者です。
原子力は少し強いかも? 原子力発電も少しやりましたし
核物理なんてのも少しかじっていましたから。。。
#こういうと変だけど、20年位かな、反対してきているんだけど・・・。
#最悪なことになってしまいました><
あっ、先に、被災された方々の、今後に幸多からんことを。
それとざんねんながら、ご冥福をお祈り申し上げます。 m(_ _)m
基本的に、元に戻す、ということは不可能だと考えています。
植物、魚、お肉もそうですが動物、生物全体といっていいのかな?
この内部に溜まってしまった、放射性物質というのは
食物連鎖なんかで、大きいものに集まってしまいます。
人間が食べれば、人間の体内に溜まりますし、自然のながれそのままに行けば
また小さなバクテリア → 少し大きなプランクトンなど → 小魚 → 少し大きい魚
このループを繰り返しますね・・・。(魚類についてだけ書きましたが、他も)
物質自体がなくなる(!)ということは、早いものでも1000年(!)
#これでも短いかもしれない。
くらいは、平気でかかります。
よく出てくる、ヨウ素、セシウムなど、そんなに長くない。
うん、それ自体はね。ただ別の物質に変性して、それがまた放射線を出し続けます。
Σ(・ω´・ノ)ノェェェ!!!
土壌の汚染は、ひっくり返したところで、地中に拡散しますから、
雨が降れば海に流れ込むなんてことは普通に考えられることです><
集める技術なんですが、これを研究しているという東京大学の学者さんがいます。
ちょっと論文を読ませてもらいましたが、「プルサーマルよりひどいです」。
遠心分離とか言っています。
触れないものですから! どうやって機械に入れる? 集まったのをどうやって
回収する? まぁひどいものでした。
この技術は、原子力発電を始めるあたりからずっと研究されていることで、
しかし、全くといっていいほど、進んでいません。
お金にならない。もう一つ、こっちがたぶん本当の原因。
「核兵器を無効化できる」から。
放射性物質から、放射能を無くす(放射線を出す能力を無くすということです)技術
=核兵器の無効化ですから・・・。
実際にほとんど研究されてきていません。
原子力のゴミが処理できないのがいい例えです。
#研究されていればゴミなんて出ないはずですね。
#出ても少量、触れないとしても今のように大量にでるということはないはずです。
これ少し書いておきますけど、
36ヶ月で 1tの燃料棒を入れ替えます(大体ですよ^^;)・原発ね。
800kg~900kg くらいと聞いていますが、正式なデータがないので
(これより少ないことはないです)もっと、多いかもしれませんがね、
が、放射性廃棄物。そのうちの半分くらいは高レベル放射性廃棄物。
高レベルのほうは、密閉してプールの中に1万年以上沈めておく、くらいしかできません。
#この数字は、大体の原子炉一基分です。福島で6基ありましたかね><
ちょっとそれました。
集めるものもありませんし、処理する方法もありません。
言われている「除洗」というのは、直接人体に影響がでないように
隠すだけです(!!!)。
費用はよく分かりませんが、概算でこの前少しだけでていました。
あまりに汚染がひどいところでは、ちょっと手が付けられない・・・。
手が付けられるところを、ある程度 「除洗」するとして、
30兆円って書いてある新聞がありました。面積は失念しましたが、
東京ドーム何個分とか言うようなレベルだったと思います。
チェルノブイリは、いまだ立ち入り禁止。もう20年は経っていますかね。
それよりももっと広く、量も多く拡散してしまっていますから・・・。
あんまり絶望するのはよくはありませんが、楽観できるような状況ではないこと、
これは確かです。
こんな事を書かないといけないのが残念でならないんです。
そもそも、原子力発電なんて危ないことをしているのが間違い。
#20年近く言ってきて誰も聞いてくれなかったんです。。。
#40年以上言われている方もいらっしゃいますよ。
津波、火事、地震、これらは天災です。防ぎようは多分それほどなかったと思います。
ただし、原子力は別です。人災ですから。防ぐことはできました。
なければよかったんです>< 悔しくてたまらないんですよね。
改めてお悔やみ申し上げます。 長文で失礼をいたしました。
(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
この回答への補足
[2013/5/11追記]
かなり年月が経ったQAですが、一部技術的に進展あったようなので補足します。
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20130509dd …
除染:磁石で効果、セシウムを6割減 山形大が発表、宮崎大と共同研究 /山形
毎日新聞 2013年05月09日 地方版
放射能汚染土に磁石をかざすことで、磁性を持つ土と一緒に放射性セシウムが半分ほど磁石に引っ付いてくることを、山形大理学部の岩田高広教授の研究チームが発見した。岩田教授が8日に記者会見で発表した。岩田教授は「こんな簡単な方法で放射性セシウムを検出できるとは盲点だった。除染の方法の一つとして活用できるかもしれない」と話している。
実験は、福島第1原発事故後の11年4月30日に福島県飯舘村で採取した放射性セシウムを含む土壌60グラムを、磁力の強い「ネオジム磁石」を使って磁性を持つ土12グラムを分離。その成分を分析した結果、土壌60グラムに含まれる放射性セシウム全体の約58%が取り込まれていることが分かった。
飯舘村周辺の土壌に含まれる磁性の強い粘土鉱物「バーミキュライト」などが磁石に引き寄せられる際、セシウムも一緒に引っ付くとみられる。
実験は学生の卒業論文のために岩田教授が指示した。「磁石ではセシウムを除去できない」と予想していたが、結果は正反対だったという。同様の実験はこれまで例がなく「実験してみようという研究者もいなかったのだと思う。やってみて良かった」と話す。
ネオジム磁石は小学校の理科の実験などでも使われる安価な磁石。岩田教授は「庭の土全部をすくわなくても、砂鉄を集めるように磁石にビニールを巻いて、磁石に付いた土だけを除去することで、放射能を低減できる」と話している。
宮崎大の松田達郎教授の研究チームとの共同研究で、日本アイソトープ協会の発行する専門誌「ラジオアイソトープス」に掲載予定。今後、福島県全域の土壌の成分を調査し、飯舘村と同様の有効性があるかを確認するという。【前田洋平】
> 手が付けられるところを、ある程度 「除洗」するとして、
> 30兆円って書いてある新聞がありました。面積は失念しましたが、
> 東京ドーム何個分とか言うようなレベルだったと思います。
情報頂きありがとうございます。
> 集めるものもありませんし、処理する方法もありません。
> 言われている「除洗」というのは、直接人体に影響がでないように
> 隠すだけです(!!!)。
私も同じ疑問を持っていました。
除染と言いつつ当初の非難マニュアルに記載されていた方法は、「例えば衣服に放射性物質が付着していれば、その衣服を汚染物質として捨てる」という事なのですから。
高濃度でなければ洗濯すれば落ちるという話も、ではその汚染を除去したあとの洗濯に使った水は下水に流れている訳ですよね。
> 土壌の汚染は、ひっくり返したところで、地中に拡散しますから、
> 雨が降れば海に流れ込むなんてことは普通に考えられることです><
>
> 集める技術なんですが、これを研究しているという東京大学の学者さんがいます。
> ちょっと論文を読ませてもらいましたが、「プルサーマルよりひどいです」。
> 遠心分離とか言っています。
> 触れないものですから! どうやって機械に入れる? 集まったのをどうやって
> 回収する? まぁひどいものでした。
それでも構いませんので、その学者の名前をご教授下さい。
バカな研究だとニヒリズムに浸って冷笑するのは簡単です。
ただ、人間そうした楽な方向へ進むべきではないとも思っています。
> この技術は、原子力発電を始めるあたりからずっと研究されていることで、
> しかし、全くといっていいほど、進んでいません。
> お金にならない。もう一つ、こっちがたぶん本当の原因。
> 「核兵器を無効化できる」から。
私は「核兵器の無効化ができる」という考え方とは少し違った立場を取っていますが、これについても時間がありましたらご教授下さい。
まず核兵器と聞いて思い浮かべるのが、衝撃波と熱線、放射線による都市機能破壊です。無効化であればそれの使用前における未然防止です。保有国の核兵器が無効化の技術によって攻撃兵器として機能しなくなり、対象国への攻撃前に無力化できるという事なのでしょうか? それは技術的に可能なのでしょうか? 日本がその技術を開発できる能力が有るという見込みを立てられているのでしょうか。この場合、その技術を開発できないのはこれは核クラブを構成している国からの圧力があるからでしょうか? 尚且つそれを意図的に阻害されている事なのでしょうか。
次に考えられるのが、「放射能兵器」俗に言うダーティーボムでの放射性物質による汚染の無効化です。
しかしながら、この放射能兵器は国家間の戦争には役に立たず、むしろテロリストの利用が考えられる為に、日本が開発してくれれば主要国は万々歳でしょう(対テロの技術的なイニシアチブを握られたくないという思惑もあるでしょうが)。
この技術に関しての開発に圧力がかかるとは考えにくいのです。
私はこれに対して若干懐疑的ではあるのですが、どこから圧力がかかっているのかご存知であれば教えて下さい。
No.2
- 回答日時:
はっきり言って全部を除染しようとするといくら時間と金がかかるかは誰も計算できません^^
では手っ取り早く放射線汚染物を処理するには?
まずは放射性廃棄物とはについて。http://www.tepco.co.jp/nu/knowledge/waste/index- …
次に高レベル放射性廃棄物の地層処分の方法について。http://www.fepc.or.jp/present/haikibutsu/high_le …
福島に地下300m以上の施設をつくり保管するのがベストですね^^原発のゴミを全て福島に^^
回答ありがとうございます。
全ての除染が無理、尚且つ地層処分という事ですが、昨日環境省発のニュースがありましたね。
除染費、1兆数千億円に=中間貯蔵施設整備で拡大も―環境省
2011年9月29日19時6分
環境省は29日、福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染や汚染がれきの処理にかかる国の負担が、2011~13年度までの3年間で少なくとも1兆数千億円に上るとの見込みをまとめた。
効果的な除染手法が決まっていない高濃度汚染地域の対策費や、汚染土などを安定的に保管する中間貯蔵施設の整備費は含めておらず、将来的に負担はさらに膨らむ見通しだ。
環境省は同日発表した12年度予算概算要求に除染関係費4536億円を計上。
11年度第3次補正でも2459億円を確保する方向で調整しているほか、13年度負担分(2308億円)も3次補正に併せて債務負担行為として前倒し計上する方向。
[時事通信社]
これは「除染」と言いつつも既存の技術として確立している地層処分をする事を前提に立てられた計画とその予算ではないでしょうか。
私はこの地層処分について「原発は安全だから建設しても大丈夫」という原発建設当初と同じ危険な臭いを感じています。
事故が起こる前ですから「地層処分は安全だから大丈夫」と言っても誰も疑わないでしょうが、現在震度5レベルの余震が頻発する福島に本当にそのような施設を地下に建設しても大丈夫なのでしょうか。汚染物質を集めるなら汚染されているところに、という発想だと思うのですが、どういうわけか、当の福島第一原発の近くに双葉断層という活断層があります。
言い方を逆にすれば、どうして活断層付近に原発を建てたのかという事になるのですが、これは将来、仮に事故が発生した時に地層処分施設をどうして活断層付近に建てたのかという話しにもなると思います。
リンク先の説明にありましたが、
>人間とその環境との距離を保つためには、地下資源開発など、人間活動の対象にならない地層で、しかも十分な深さをもち、地殻変動が少ないことなどの条件を満たす地層が必要です。
これらの条件が現在の福島第一原発付近の土地に当てはまるとは思えません。
また数十万年における保管において、プレートテクニクスはこちらの事情に合わせて空気を読んで何もしれくれないでしょうか。
また質問には記載しなかったのですが、私個人の意見としては、福島を汚染物質の集積土地にはしたくはありません。
できうるならば、科学の力をもって放射性物質の除去の可能性を探りたいのです。
汚染があってその土地を捨てるのは他所からすれば簡単かもしれません。
ただ、自分がよけりゃそれでいいのかという気持ちにもなってきます。
いままでさんざん電気を使ってきた上でこういう事を言うのは偽善かもしれません。
ただ、だからと言って今後について福島を踏みにじっていこうというのは違うと思うのです。
No.3
- 回答日時:
簡単です。
大半は土壌に含まれているので、土壌を塩酸溶液で洗浄します。
土壌は、酸を水で洗い流し、乾燥後、元に戻します。除染完了ですね。
塩酸溶液及び水洗い液は蒸留、回収、再利用します。
残った高濃度のセシウムは、量が少ないので最終保管します。
近寄れないほど、高濃度になりますが。メデタシメデタシwww。
一体いくらかかるか、どのくらいの時間がかかるか考えたくもありません。
回答ありがとうございます。
もう打つ手は無いのでこんな方法しかないよ、という内容の悲観的観測に基づく皮肉なのでしょうか。
ただそうした皮肉に対して真面目にその内容を検討するのも何なのですが、返礼も交え、その詳細を検討・追質問させて下さい。
まず、土壌を塩酸溶液で洗浄した場合に土中の放射性物質だけ除去できるのでしょうか。
もし土を構成する物質の内、意図的に重い物質を取り除けるのであればそれはミネラルなどの金属も落としてしまわないでしょうか。
また、土中に住む虫や微生物、細菌も殺してしまうように思われます。
No.4
- 回答日時:
えっと、おはようかな No,1です。
お礼をいただいた中に質問がありましたので、もう一度。
えっと・・ 放射性物質を集める技術について研究している東大の教授。
すぐにはちょっと分かりませんが、先月のNewton に載っていました。
そこから論文をたどったと思います。
よくまぁ、研究費が下りるなぁ というような内容。
知らない人が Newton 読めば、納得するんでしょうねぇ~って書き方でした。
#太陽の運動がどうのこうの って言う号です。
それから、 カンペを見ながらね^^;
放射線(大きく言うと放射性物質)の除去のところで、
基本的には研究が進んでいません、核兵器の無効化につながるから、と書いたんですね。
これは、要するに「ウランやプルトニウム」といった、
兵器となるような核物質(放射性物質ね)の核分裂を阻害するような物質(★)、
これがすなわち、原子炉の中では「炭素」で制御していますが
漏れてしまった物質の放射線をどう防ぐか、どう止めるか、そのような物質(★)
(魔法のような薬かもしれませんね) ホウ砂が一番近いのだろうけど、、、
ホウ砂は止めるわけではないから。ゆっくりにするだけ><
この物質は同じ物質なんですね。(★とした物質ですよ)
#理屈はそうでしょ? 原子力発電所と核兵器は、制御しているかしてないかの差でしか
#ありませんからね。
外国からの圧力がかかっているかどうかは、σ(・・*)は直接聞いたことないし、
その道の研究者でもないですから分かりませんが、
「核兵器を持っている国は、作りたくない」というのは容易に想像がつきます。
弾等が地上にある段階で、放射能を奪ってしまっておけば、
核分裂による大きな爆発にはいたらない、ですよね。
この段階で核兵器じゃなくなりますね。
核の抑止力にすがる?頼っている大国には、ちょっとした脅威ではないかな?
日本がその技術があるのか? と聞かれていた気がしますが、
正直ワカリマセン。ただどうもないような気はします。
あったら、高レベル放射性廃棄物があんなには出ないでしょうし。
わからないことですが、この研究はあまり進んでいないというのは確かです。
#むしろフランスなんかのほうが、進んでいるかもしれませんね。
#原子力大国ですしね。 プルサーマルなんかもずっと請け負ってくれていたわけですし。
圧力云々になると、陰謀とかそういうのになってきますか?
そうなると、科学だけでは理解ができないですね。
申し訳ない、ワカリマセンとしかいえません。
これで一応、σ(・・*)のところの質問は終わりかと思います。
足りなかったらまた言ってください。わかる事は書きますから。
一つちょっと別のところですが気になったことが。
「地層処分」 NUMO で検索してみてください。
アルファベット4文字、いわゆる独立行政法人。
ページ見ると、いかにも完璧なように書いてありますが、
ご存知のように、プレートテクトニクス(テクニクスでもいいそうですね)は
都合よく動いてくれませんから。
300mくらいだと、ちょっと浅いし。
#温泉を掘るのに、1000m掘るところもあるそうで。
数万年の維持管理が必要です。そのことにはほとんど言及がないですよ。
捨てる場所がない! って言うのが現状。なおかつ技術も確立なんてしてませんよ。
実は、σ(・・*)の実家に埋めるって話がありました。 対馬です。長崎県ね。
辺境の島。すごい金を詰まれましたよ^^;
もちろん、受け入れは拒否。1万年後でも、プルトニウムは半減期まだ迎えてません。
#2億4千万年ですから。
その前に明日地震が起るかもしれない。
地下に「地球を壊すかもしれない、全生物を葬り去るかもしれない」劇物(!)が
あると思うと、おちおち寝れやしませんよ。
安全なら国会議事堂の下にしてください。本当に安全ならね。
安全じゃないから、辺境の島なんかに持ってくるんです。
今は、モンゴルにもっていうという話ですね。
あそこも地震は結構あるところだけど、断層方のね。
とまぁこれがちょっと気になったものですから。
3・11 以降、世界が変わったと思ったほうがいいのかもしれません。
チェルノブイリをはるかに超える量の放射性物質が、もうすでに拡散している。
まだ収束のめどすら立っていない。 しかし世の中は原発推進で動いている。
ため息しか出なくなります。人間って生物は、なんなんでしょうね。
悲観していてもしょうがないけれど、ずっと言ってきたけど、何もできなかった。
これが現実。それも辛いですよ。
今後どうすれば? とも聞いてくれないんですよね・・・。
原発廃止! って言えば、「左翼」だ! で片付けられる。
「非国民」といわれて笑ったこともあります。
これでも、お侍さんの家の嫡男でね^^;
なんでしょうね?
(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
再度の回答を頂きありがとうございます。
> えっと・・ 放射性物質を集める技術について研究している東大の教授。
> すぐにはちょっと分かりませんが、先月のNewton に載っていました。
> そこから論文をたどったと思います。
ありがとうございます。調べてみます。
> 放射線(大きく言うと放射性物質)の除去のところで、
(中略)
> あったら、高レベル放射性廃棄物があんなには出ないでしょうし。
ありがとうございます。
陸自の化学科も動いているというニュースも聞かないですし・・・。
> 圧力云々になると、陰謀とかそういうのになってきますか?
> そうなると、科学だけでは理解ができないですね。
いや、陰謀論はかざしているつもりではないのですが、国際政治局面からの具合を知りたかったのです。
> 安全なら国会議事堂の下にしてください。本当に安全ならね。
> 安全じゃないから、辺境の島なんかに持ってくるんです。
> 今は、モンゴルにもっていうという話ですね。
ニュースでありましたね。他国に迷惑をかけられないのではないかと。
> 3・11 以降、世界が変わったと思ったほうがいいのかもしれません。
> チェルノブイリをはるかに超える量の放射性物質が、もうすでに拡散している。
> まだ収束のめどすら立っていない。 しかし世の中は原発推進で動いている。
> ため息しか出なくなります。人間って生物は、なんなんでしょうね。
> 悲観していてもしょうがないけれど、ずっと言ってきたけど、何もできなかった。
> これが現実。それも辛いですよ。
> 今後どうすれば? とも聞いてくれないんですよね・・・。
科学の面からの質問がこの質問です。
今後のエネルギーはどうすべきかは別に論じて頂く事にしまして、
現在は散らばった放射性物質をどうすべきか? というスタンスで質問しております。
> 原発廃止! って言えば、「左翼」だ! で片付けられる。
> 「非国民」といわれて笑ったこともあります。
原子力を反対・推進している理由は二つあったと思います。
一つ目は我々の電力の確保が推進の理由、そしてその危険性が反対の理由。
二つ目は日本が核保有可能な国と世界に認識させる為が推進の理由、
それの保有防止が反対の理由。
二つ目は陰謀論になってしまいますかね。
No.5
- 回答日時:
No.3です。
必ずしも皮肉のみではありません。
確かに、土壌生物、微生物には壊滅的ダメージになります。
セシウム以外にもアルカリ金属、アルカリ土類、鉄、亜鉛、その他重金属、可溶性塩類も抽出してしまいます。
しかし、可搬型(車載)プラントを開発、作成出来れば、学校の砂場などには有効な方法でしょう。
さらに、グラウンド、や軒下にも使用可能です。
やりにくいのは粘土質の土壌でしょう。
また、考え方としては、「汚染物の容積の減量」でしょう。例えば 「燃やせば量は減るが、汚染の濃度が上がる」
何れにしても、カネがかかります。
No.6
- 回答日時:
全然放射性物質の知識がない者なのですが、
地下に埋めることはできないのですか?10kmくらい深く掘って。
地熱によって悪い影響がでるのでしょうか?
#2さんからの回答の
http://www.fepc.or.jp/present/haikibutsu/high_le …
が参考になります。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
他の回答とは 少し違う観点からの回答です。
まとめて保管する現在の案が妥当で、(大変なコストと作業量を費やすことになりますが、)本質的な問題や危険性は生じません。
汚染土壌を集めて保管することを、原子炉から出た高レベル放射性物質の地層処分と同じ危険性があると考るのは不適切だと存じます。
今回の汚染土壌は、高レベル核燃料廃棄物と比べると10ケタ以上も放射性物質濃度が低いので、2次的に汚染が拡大する恐れは非常に低いです。
まとめて置き、そこに立ち入らないようにするだけで十分 な代物なのです。
念のためにコンクリート壁で囲っておけばそれで完全と言えるでしょう。
たとえ事故などで漏れ出したとしても、手がつけられないような事態になることはあり得ません。
主な汚染物質のセシウムは半減期が30年ですから、せいぜい200年もたてば、放射能がほとんど無くなってしまいます。
何万年たっても 極めて高濃度の放射性物質が残る核燃料高レベル廃棄物の地層処分と同じように考えてはいけません。
「吸引装置」と類似点のある方法として、
酸で処理して汚染土壌のセシウムを100%抽出し、プルシアンブルーでセシウムを回収できると産総研が発表しましたが、追試ではうまくいかないようです。
今回の主な汚染物質はセシウムですが、セシウムは土の粘土鉱物(イライトなど)に極めて強く吸着され、なかなか取り出せないのです。
ということで、今の所、抽出して除染するのは無理。
また、
土の粘土部分を機械的に分離することによって、残りの土のセシウム濃度を減らすことが出来る可能性はありますが、土の種類と作業効率の面から、全ての地域で適用することは考えにくいです。
この場合でも、分離されたセシウム含有粘土はまとめて保管するという事になると思います。
もっとも、これらの対策で効果を上げることが出来るのは、居住地と農地(平地)に限られ、森林については実用的な対策が無いように思います。
私は、森については、200年間封鎖(立ち入り禁止)しかないと思います。
(それでも森と周辺の地域との間の様々な物質循環を封鎖することはできませんけれどね)
(チェルノブイリでも同じ状況のようです)
なお、私は、
汚染程度が低い地域では、表土を50-100cm下に埋め込む“天地返し”も可能だと考えます。
土によってガンマー線は遮蔽されてしまいますし、セシウムは土から移動しにくいので、水や作物の汚染も(ほとんど)生じないと考えられるのです。
この回答への補足
回答頂きありがとうございます。
下記に追質問と感想、そして意見を記載しております。
貴重なご意見をこのQAで頂いた事は感謝している事を申し添えさせて頂きます。
失礼の無いようにも気をつけましたが、何かこれに対してご意見などございましたら返信頂ければ幸いです。
> まとめて保管する現在の案が妥当で、(大変なコストと作業量を費やすことになりますが、)本質的な問題や危険性は生じません。
> 汚染土壌を集めて保管することを、原子炉から出た高レベル放射性物質の地層処分と同じ危険性があると考るのは不適切だと存じます。
> 今回の汚染土壌は、高レベル核燃料廃棄物と比べると10ケタ以上も放射性物質濃度が低いので、2次的に汚染が拡大する恐れは非常に低いです。
> まとめて置き、そこに立ち入らないようにするだけで十分 な代物なのです。
> 念のためにコンクリート壁で囲っておけばそれで完全と言えるでしょう。
これは具体的に言うと壁だけで良いのでしょうか。それとも底と蓋を用意しなければならないのでしょうか?
> 何万年たっても 極めて高濃度の放射性物質が残る核燃料高レベル廃棄物の地層処分と同じように考えてはいけません。
>
> 「吸引装置」と類似点のある方法として、
> 酸で処理して汚染土壌のセシウムを100%抽出し、プルシアンブルーでセシウムを回収できると産総研が発表しましたが、追試ではうまくいかないようです。
> 今回の主な汚染物質はセシウムですが、セシウムは土の粘土鉱物(イライトなど)に極めて強く吸着され、なかなか取り出せないのです。
> ということで、今の所、抽出して除染するのは無理。
> また、
> 土の粘土部分を機械的に分離することによって、残りの土のセシウム濃度を減らすことが出来る可能性はありますが、土の種類と作業効率の面から、全ての地域で適用することは考えにくいです。
> この場合でも、分離されたセシウム含有粘土はまとめて保管するという事になると思います。
そうだったのですね。政府のニュースを地層処分前提のものとして色々と早とちりしてしまいました。
> もっとも、これらの対策で効果を上げることが出来るのは、居住地と農地(平地)に限られ、森林については実用的な対策が無いように思います。
> 私は、森については、200年間封鎖(立ち入り禁止)しかないと思います。
> (それでも森と周辺の地域との間の様々な物質循環を封鎖することはできませんけれどね)
> (チェルノブイリでも同じ状況のようです)
>
> なお、私は、
> 汚染程度が低い地域では、表土を50-100cm下に埋め込む“天地返し”も可能だと考えます。
> 土によってガンマー線は遮蔽されてしまいますし、セシウムは土から移動しにくいので、水や作物の汚染も(ほとんど)生じないと考えられるのです。
> たとえ事故などで漏れ出したとしても、手がつけられないような事態になることはあり得ません。
> 主な汚染物質のセシウムは半減期が30年ですから、せいぜい200年もたてば、放射能がほとんど無くなってしまいます。
ご教授頂いた内容に概ね同意なのですが、ここだけ若干補足させて下さい。
「200年経てば良い」というご意見はこれは科学の視座からのご意見であると思いますので、理論的にはこれで正しいと思います。しかし、それでは「200年経てば良い」という科学的見解を元に「そうした建築物を作れば良い」という解のみが導かれれば良いのですが、「200年経てば、降下した放射性物質は放射線がなくなるので今後そうした事象が発生しても問題無い」といった、第二の福島原発の発生を今後許容しうるような社会的視座からの政治的判断の解も導かれてしまう予感を、この文章を読んだ時拭えませんでした。
即ち、簡単に言えば「建築物を作れば良い」というのが主旨であり、「第二の福島原発の発生を未来に向けて許容する」というニュアンスは含まれいないですよね? という事です。
非常に細かい話しではございますが、このQAを読んでいる他の方もそうした考え方を持ってしまうかな、という危惧と、回答頂きましたindoken2さんもそうしたミスリードを意図的に狙っている訳ではないとも思いましたので、勝手に補足させて頂きました。これで宜しいでしょうか?
勝手に回答の詳細を予想してずらずらと書いてしまいました。お気を悪くされてしまったらお詫び申し上げます。ただ、私はこれを書かずにはいられませんでした。
何卒、市井一般人の一コメントとしてご容赦下さい。
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また、話しは少しそれ、QAとの直接的関係はありませんが、私の科学と震災復興の考え方もここで書いておこうと思います。
科学は進歩し、人類は繁栄するが、地球規模の自然を人智は超える事は無いというのが私の見解です。
そもそも世界は何で出来ているかというと、ある種の規則に従いながらも細かい粒子の集まりがランダムに動いて一つの所に流動しながら収まる、というのが地球であり、世界であり、人間社会である、というのが私の考えです。これに従いますと、ランダムとその集合を大局的には予想できるが、それ以下では予測し得ない部分があり、その結果から導かれる影響に対して人類は未然防止できない、という事です。
簡単に言えば、大規模災害(地震)に対応できない大きな危険物(原発)は扱う事はできないという事です。
名取市や亘理町の古い街道周辺地域が今回の津波の壊滅的被害を免れています。
この事を私なりの解釈を加えて記載しますと、昔の人々は自然災害から免れる為、その社会を保つ為の努力を、街道の位置の選定などでしてきたのではないかと思うのです。そして、それら地震や津波は人間で対応できぬ超越的災害という前提で対応しきたのではないかとも。
経験則による結果とは言え、その津波の被害をとどめる先人達の知恵により旧街道付近にお住まいの方は被害を免れており、子孫である我々はそうした先人からの愛情的思想により守られたのだと私は考えているのです。
しかし、今回の原発設計にはそうした思想はありませんでした。いや、厳密に言うと「ここまですれば安全である」という理論から導き出された結論では結果として対応できませんでしたし、尚且つ大規模な自然現象は理論値内の想定に収まるといった人間の驕り的認識がこの災害を招いたとも言えると思うのです。
原発などの建設は人間の理性による思想では対応できないのではないかというのが正直なところです。作家の佐藤優氏は著書「国家の危機」の中で、「今回の地震に原発は耐えられなかった。なので、M9.0の地震に耐えられるような設計で原発を作れば良いという意見もあるかもしれないが、M9.4の地震が来たらどうするのか。」と書いています。
これには「そんなバカな。最近M9が起きたばかりなのに早々同レベルの地震が起きるはずもない」という一笑に付すご意見もあるかもしれません。
そもそも原発の設計・着工当初は、M9以上の地震は起きない想定で、「M9規模の地震が来たらどうするのか」という問いには「そんなバカな」と返していたようです(東京新聞2011/3/23「大津波やM9 想定却下」 福島原発 設計者ら証言 )。これは現にM9.4レベルの地震は今すぐ来ないと笑っている我々と同じです。そして災害は起こってしまいました。これが我々の現在持っている思想や考え方の限界なのだと私は認識しています。仮に当時、M9想定での対策とその予算申請を原発サイドが申し出ても、世論はそれを「予算獲得の為の方便だ」と許さなかったのではないのでしょうか。
いずれにせよ、原発を建てようとしていた人達は、「M9相当の地震が発生してしまったら、それは自分達の管轄ではない」と、M9地震後に生きて生活している我々の事は何も考えていなかった事になります(しかし、これが我々がその当時の原発関係者の立場であっても同じ結論を出すであろう事は否めません)。
環境問題で比較的日本は先進的であるとは言え、現在の科学と社会は、未知の事象への畏敬を忘れ、我々の社会と我々の子孫を想う思想が本質的に欠落していたのではないでしょうか。
それと同時に、極めて現実的な問題を振り返れば、中韓朝と日本は国家として敵性をむき出しにする国家に囲まれており、人間集団としての主権を維持する為にもここから防衛せねばなりません。核兵器を持つために原発を維持しているという意見もありますが、国家間の線を維持する為にも、核兵器以外の方法論等を、様々な観点から考えていかねばならないと思うのですね。
(飛躍をお許し願えば、プロンプト・グローバル・ストライク等のキーワードなどが挙がるでしょうか。)
ちょっとまとまりの無い文章となってしまいましたが、取り急ぎ補足まで。
No.8
- 回答日時:
三回目(o`・ω・)ゞデシ!!
えっと、セシウムからキセノン という物質に変わる化学的反応があります。
200年じゃすまないんだけど。しかもそっちのほうが安定するんですけれど。
#自然界は安定を好みます。エントロピーは増大する と言ってもいいです。
現在の方法で全て安全だとするのなら、
六ヶ所村で国家機密にしないで、
前出のとおり、国会の真下に、埋めればいいだけ。
六ヶ所村はもういっぱいだそうですし~ ♪~( ̄ε ̄;
降下した物質と、高レベル放射性廃棄物と一緒ではない。
一緒ではないよ。集まり方が違うだけ。じゃぁ福島一号炉に
防護服なしで入ってダイジョウブ?
半径30kmだっけね、今。あの中に入るのは安全ですか?
集まり方が同じになると、同じになるよ。
牛さんが食べた 「わら」の束なんかそう。
こういうのを楽観論といいます。あるいは推進派かもしれない。
「コウナゴ」「福島牛」、食べてダイジョウブ?
最後はそこに行くんだ。
最終的にね、身体に蓄積して危ないのも知っているから
食べないのは、「推進派」だったりします。
風評被害なんかも、結局何も知らない人が流すだけ。
知っている人間は、黙って自分は食べない。それだけ。
ついでなので、電気は足りるという話だけ書いておきますね。
http://www.fepc.or.jp/present/nuclear/setsubi/in …
ここにちょっと飛んでみてください。電気事業連合会の公式です。
#全国各地の電力会社が作る 連合会です。
少しスクロールして、やや右、拡大できる図の上から2枚目。
「電源別発電電力量の実績および見通し」この図をちょっと見てください。
2009年をちょっと見てください。 それ以降は予測でしかないから。
2009年で、原子力を全部どけます。と、おおよそ1985年の
総量とほとんど変わらない Σ('◇'*)エェッ!?
#ここにも原子力はあるけど、今見てもらうのは総量。
1985年から こっち、 それだけ電気を使うようになった って事ですね。
#それだけ多く発電するようになった って事ですね。
この数字は % ですから、 29%がなくなったとしますね。
火力発電を見てください。2009年ね。
分かれているので足します。29+25+7=61 % かな?
さてここからなんだけど、火力発電の稼働率、今は高いよ。
原発止めていますから。 3・11以前、2月末で 経済産業省のページに確かあります。
#これ今σ(・・*)探しているんだけど、行方が不明。
#もしかしたら消しているかもしれない・・・。
ただいろんな書籍なんかに残っています。 稼働率、49%です。
全国平均ね、東電は30%きっていたはずよ~~。元々あんまり持っていないし。
#原子力発電をやるために、火力も水力も減らしていたんです。
で、簡単な計算。 稼働率を75%にしてみよう。おおよそ1.5倍ね。
61(%)×1・5=97.5 ! 電気のほとんどはまかなえます。
97.5-61 = 36.5 (%) だけど、原子力の29% は充分に
まかなえます。
火力の稼働率を75%にするだけ。そしたら原子力は要らない。
熱?二酸化炭素? 原子力のほうがはるかに出すよ。
燃料? 石炭はまだまだゴロゴロ。国内にもね。天然ガスも。
ウランはあんまりないよ。埋蔵量は早くに切れるよ、少なくとも石油より先に。
#だからプルサーマルなんて危ないことまでやるんじゃない。
当座、これでしのげる。電気代だって上げる必要なんかない。
原発の収束、ウラン買うお金や研究費は、見えないように請求書の中に入っていますよ。
今でもね。
ちょっとそれちゃったけど、あまりにも気になったので。
身体に余裕があるときにでもまた書かせてもらいますね。
何か食べなきゃね。今日はまだ何も食べられてないんですよ^^;
胃が悪くてね~、受け付けてくれないんだよ~^^;
(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
No.9
- 回答日時:
>セシウムからキセノン という物質に変わる化学的反応があります。
これらの事を言っているのでしょうか。(化学反応ではなく核反応です)
セシウム129:半減期32.06時間でキセノン129mに変化(但しキセノン129mは半減期8.88日でγ線を放出し、放射能を持たないキセノン129に変化)
セシウム130:半減期29.21分でキセノン130mに変化(但しセシウム130は、半減期があまりにも短いため、原子炉から放射性物質が漏洩する前に殆ど無くなっているため、放射性降下物には含まれていない筈)
セシウム131:半減期9.689日でキセノン131mに変化(但しキセノン131mは半減期11.84日でγ線を放出し、放射能を持たないキセノン131に変化)
セシウム132:半減期6.479日でキセノン132mに変化(但しキセノン132mは半減期0.00839秒でγ線を放出し、放射能を持たないキセノン132に変化)
何れも、比較的速やかに無害なキセノンに変化するものばかりですから、放射性セシウムから生じる放射性キセノンは、もう残っていないと見做して構わないと思います。
又、セシウム137は半減期30.04年で放射性のバリウム137mに変化した後、放射能を持たないバリウム137に変化しますが、バリウム137mの半減期は僅か2.552分しかありませんから、セシウム137は放射能を持たないバリウム137に直接変化すると見做しても、実用上は問題ないと思います。
又、セシウム135の半減期は230万年にもなりますが、崩壊速度が遅いという事は、同じ時間内に放出する放射線粒子の量も少ないという事ですから、放射性セシウムが出す放射線の内、セシウム135から出たものは極めて少ない事になります。
ですから、放射性セシウムが原因となる放射線に限れば、200年も経てば、現在の101分の1程度にまで低下するという計算になります。
尤も、飛散した放射性物質はセシウムだけではありませんから、全ての放射性物質から出た放射線の量は、そこまで低下はしないと思います。
尚、物質を分離するには、当然、物質を区別する必要があります。
物質を区別するためには、物質の性質の違いを利用しなくてはなりません。
そして、物質の性質の大部分は、原子核の周りを回っている電子の数によって決まり、電子の数は原子核中の陽子の数によって決まりますから、物質の性質の大部分は、原子核中の陽子の数によって決まると言っても過言ではありません。
これに対し、放射能は原子核の性質によるものであり、原子核の性質は、陽子の数の他に、中性子の数の違いによっても変わります。
例え陽子の数が同じ原子核でも、中性子の数の違いによって、放射線を出さないものや、放射線を出すものの違いが生じます。
しかし、物質の化学的性質や、沸点、融点、溶解度、等々の一般的に物質の分離方法に利用されている性質は、原子核中の中性子の数にはあまり影響しません。
そのため、薬品を使って特定の物質のみを溶かし出すと言った方法では、放射性物質を分離する事は出来ません。
理論的には、汚染された土壌を超高温で全てプラズマ化させた上で、プラズマを電磁的に加速させてビームに変え、そのビームを磁場の中に通せば、原子核中に含まれている陽子の数と、原子核の質量、の比率の違いによって、放射性物質と放射性ではない物質を分離する事は可能ですが、巨大な工場を建設しても、1トンの土壌を処理するのに、年単位の時間が必要になるでしょうし、莫大な電力を必要としますから、全ての土壌を処理するのに必要な電力を生み出すためには、例え原子力発電で賄ったとしても、必要となる燃料の量が、何万トンになるか判ったものではありませんし、処理した後の物質は、元の土壌とは似ても似つかぬ、各元素ごとに分かれた粉末とガス(ケイ素の粉末、アルミニウムの粉末、酸素ガス、etc.)になってしまいますから、完全に非現実的な話です。(福島第一原子力発電所で行われている、冷却水の浄化は、水という、放射性物質となり難い元素のみからなる化合物だけを分離するので、可能となっているのです)
このため、放射性物質を除去する方法は存在しません。
ですから、現実的に可能性のありそうな方法と言えば、ANo.7様の方法位のものではないでしょうか。
それにした処で、保管場所の選定問題がありますし(うちの近所には造るなという人ばかりです)、そもそも、膨大な量の汚染土壌を保管可能なだけの、広大な土地が確保出来るかどうかも疑問です。
少なくとも、国会議事堂の敷地内では、あまりにも狭過ぎてお話になりませんし、そもそも、汚染物質を県境を越えて移送する事など、搬送先の住民が許可する筈もありません。
回答ありがとうございました。
>現実的に可能性のありそうな方法と言えば、ANo.7様の方法位のものではないでしょうか。
そうなのですね。
できれば放射性物質のみを抽出、というのが私個人にとっての最も希望する解だったのです。
ただ、これができなければ、別の物質も付随してもいいからある程度の割合まで抽出を・・・とも思っていたのですが、やはり現実的にはANo.7さんの方法なのですね。
> 少なくとも、国会議事堂の敷地内では、あまりにも狭過ぎてお話になりませんし、そもそも、汚染物質を県境を越えて移送する事など、搬送先の住民が許可する筈もありません。
いや、恐らくこれは現実的にそうしろと言っているのではなくて皮肉で言っているんですよ。安全というのであればやってみろと。
> それにした処で、保管場所の選定問題がありますし(うちの近所には造るなという人ばかりです)、そもそも、膨大な量の汚染土壌を保管可能なだけの、広大な土地が確保出来るかどうかも疑問です。
これは大問題ですよね・・・。
これは私の個人的心情なのですが、他の県へ持ち運ぶのは勿論、福島そのものを死の街にしたくないという思いがあるのです(なのでこの質問をしました)。
No.10
- 回答日時:
No.3 と8です。
セシウムのところ、すいません訂正してお詫びします m(_ _)m
キセノンに行くのではなかった。
化学反応って書いてるのに何でキセノンって書いたんだろう?
No.9 さんかな、わざわざ調べてもらってすいません。
チェルノブイリなんかでもそうだけど、
塩化セシウムとかに化ける。こっちです。すいませんm(_ _)m
#こいつ放射性ね。 しかも化合物になっているから、半減期って概念は薄くなりますね。
#この辺まで核物理を知ってあるといいけど。
国会議事堂の下にね、高レベル放射性廃棄物を・・・。
ってはなし。No.3を読んでいただいてないようで。
安全ですよ! といっているわけです NUMO や国は。
だったら議事堂の下に持って行け! って書いたんですよ。
反原発は、叩かれるのかな?
そんなに原子力やりたい? 同じ人ではないでしょうね。
ダイジョウブ、このくらいは問題ない。そういえる人が福島行って、冷温停止をやってください。
ダイジョウブって人に限っていかないんだよ~~。
フォロー 感謝(o`・ω・)ゞデシ!! (=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
ご苦労さんです~。大変ねぇ、反原発叩くの。
間違いは間違いで訂正してもらえるのはありがたいけれど、
個人的に叩くのは辞めてもらいたいし、No.3を見てくださってないわけですよね。
4回目じゃないかな?ここ書くの?3回目?
回数かいてるから、前にあるはずだと思いませんか?
訂正してもらえるからありがたいけど。
質問者さんの質問から離れているの問題だと思うけど。
火力発電で出るすすを取り払う技術みたいにできればいいんだけど、
できないからね、今のところ。
#少しはできるって話しだけど。復水機だっけ?冷却ポンプ。
#あれで少し使ってますね。 あれで溜まったのもどうするんだろうね??
あっ、これがある! フランス アレバ社 だったかな? 重金属を取り除く
技術の応用かなにかで、やってるねぇ、そういえば。
#そっか、取り除いたものをどう処理するかができないのか・・・。
辛いねぇ~~。
回答ありがとうございます。
>質問者さんの質問から離れているの問題だと思うけど。
ここのQAのポリシーに反するのかもしれませんが、私としては放射性物質を除去する上でのメインの話し以外に、B-juggler含め回答者皆様の寄り道した話しに思わぬ跳躍力があって、私の考え方を補完するのに、より良い教材となっております。
そもそも一つの見解から判断しようとするところが間違いの元だと思っていますので、色々な話をお聞きして、総合的に判断できればいいなと思っています。
宜しくお願い致します。
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