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なぜ日本では原発の中に使用済み核燃料を保管するのでしょうか、他の場所で管理したほうが安全だと思うのですが?

質問者からの補足コメント

  • 乾式の保管施設があると聞きましたが、例えばそれを原発敷地内でもいいので作って保管することはできないのですか?その方が安全な気がするのですが。

      補足日時:2015/04/28 13:30

A 回答 (5件)

今だって汚染度を収容する場所探しが難航しているでしょ。

ましてや使用済み核燃料を保管する場所など用地を探すだけで大変だから原発の中に作ったんですよ。

本来は再処理施設に運んで、その敷地内に保管する予定でした。しかし再処理施設そのものが稼動せず、保管する場所は絶対的に足りません。
でもいずれ直ぐに再処理施設は稼働する・・そう考えてきたので敷地内に新たに保管施設を作っても、今度はそこが空になった後も何十年も管理しなければならないと言う福利的に管理費が増えて言ってしまうことになるわけです。そこで原発内にある燃料棒保管用のプールに置くことにしたわけです。ここなら廃棄手続きも原発分で済みますから。

未だに再処理が進まないばかりか、頼みの綱のプルトニウム発電の開発も動いて居ない。でも廃棄物は出るし、外国と契約した使用済み燃料もやってくる・・というわけです。
冷戦時代は一部をアメリカに横流しして原爆を作ればよかったけれど、再処理もプルトニウムも進まず、冷戦が終わって原爆も不要に成りつつある。
つまり日本にはドンドン核物質が溜まる一方と言う事になっているわけです。

あぁ、ちなみに平時でも核物質の輸送はマークを隠して、私達の町や高速道路を普通に走っていますよ。ご存知ですよね。
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ドライキャスクの事かな?


確かにそう言うのもある・・・・・

原発敷地外に運び出すのであれば、当然水から出して乾式の容器に収めて運ぶことになる

しかし、原発の敷地内で保管するのであれば、管理コストや収納効率、安全性を考えれば敢えて保管プールから外に出す理由がない

質問者は、水が放射線の効果的な遮蔽と使用済み燃料の効率的な冷却という二つの役割を持っているという大前提を認識しているのだろうか?
その認識がずれていると、話がかみ合わない
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> 他の場所で管理したほうが安全だと思うのですが?



その通りなんですが、それがいわゆる「最終処分場」の問題で。
その建設候補地を巡って揉めてるんですよ。
ちなみに日本では、再処理後の最終処分と言う方式なのですが、再処理施設でも揉めます。

これらの建設も、主に脱原発派が反対するので・・。
まあ、核廃棄物の処理体制が整えば、原発再稼働なども行いやすく、反対する理由も判らなくもないですが。
とは言え、「停止中の原発に、使用済み核燃料を永久に置いておく気?」と尋ねたくもなります。
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継続して冷却する必要があるので、冷却プール内に、そのまま置いといた運搬リスクがないからです。

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使用済みと言っても、使用済み直後は猛烈な発熱体であるのでウッカリ水中から出したら扱いに困るほどの高温になるそれに燃料集合体から放出される放射線も強烈



なので、少なくとも数年程度は水中から引き上げたり長距離の移動は危険が多すぎる

数年程度冷却して発熱量も管理が出来る状態になれば、専用容器に収納して長距離の移動も可能となる

しかし、その使用済み燃料をどこに運ぶか?
果たしてそう言う核のゴミを引き受ける地域や自治体があるのか?
一時的な保管だけに止まらず、最終的な処分場になってしまうのではないか?

そう言う事を考えると、引受先がない
と言うことは、敷地外に運び出す事は望めない

だから、建屋内や敷地内の保管場所でず~と保管しているのが現状

その状況を変えようと青森県に作っている処理施設は、いつまで経っても稼動できず

それが現実
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