歴史問題 1920年～戦争

Question

今歴史の論述を考えているのですが、とても難しい論題で、頭を悩ませています。

歴史に詳しい方のご意見もお聞きしたいと思いまして、質問させていただいています。

論題は下記の通りです。


［論題］

1920年代に世界の平和・軍縮、社会運動が高まっていた中で、なぜ日本は10年経ち、満州への侵略が始まってしまったのか。


経済不況、農村問題、治安維持法、マスコミ、国際関係、対中国政策などをふまえながら、

『なぜ日本国民は、戦争への道を止められなかったのか』

を考えてまとめなさい。




論題は以上です。

みなさんのご意見、たくさんお聞かせいただければ幸いです。

よろしくお願いします。

sudacyu · Accepted Answer

確かに難しいですね。
　提示された「経済不況、農村問題、治安維持法、マスコミ、国際関係、対中国政策」を使わないようにして、概略を述べますので、参考にして自分で詳しく論を作ってください。

第一次世界大戦によって、それまでの世界経済の中心地であったヨーロッパ経済が大打撃を受け、世界経済の在り方が大きく変わります。

第一次世界大戦では
・総力戦・・・国力を全面的に傾けた経済力が物をいう戦争になった。
・ロシア帝国が崩壊し、ソ連が誕生した。
・ヨーロッパに武器や物資を輸出したアメリカの経済力が格段に向上した。
・戦争遂行に植民地の協力を必要としたために、ヨーロッパから遠い、アジアではヨーロッパの支配力が低下し、植民地独立の動きが顕在化した。
・激しい長い戦争の結果、ヨーロッパ諸国民に、厭戦気分があふれた。

また、日本と欧米列強との軋轢として、
・ヨーロッパが戦場となって、欧米列強が中国に力を注げない間に、日本が中国に「利権」を認めさせたことが国際問題化し、９カ国条約が結ばれた。

条約内容
　１、門戸開放・・・中国を開放経済とする。
　２、機会均等・・・列強は中国から同等の扱いを受ける。
　３、主権尊重の原則・・・中国の独立・領土保全をする。

・結果として、第一次世界大戦時の軍事力を背景にした日本の中国利権は、白紙に戻った。
・中国市場・中国利権の獲得は、「経済戦争」となった。
　⇒　結果として、至近距離にある日本が経済戦争で善戦するものの、第一次世界大戦によって世界でもっとも経済力のある国となったアメリカが、ヨーロッパよりも中国に近いこともあり、中国市場の支配力を拡大した。
（ソ連は、１９２０年代、まだ革命直後で国内経済の成長を必死に行っていた。）

中国市場をアメリカに支配されると、「列強」の地位から転落してしまい、日本自体もアメリカに経済支配され「アメリカのポチ」になってしまう可能性が大きかったので、日本は、大恐慌を境に、軍事力によって中国市場を確保する方向に動き始めます。

尚、最終結果として、１９４５年にアメリカに軍事支配され、「ポチ」となってしまうことになりましたが。

isa-98 · Answer

問題は「理性的な思考」ただそれだけです。

AさんはAだと言い張り、BさんはBだと主張した。

１時間後。

AさんはAだと言い続け。BさんはBだと水掛け論になっていた。
Bさんが「Aも一理あるな。」と譲歩した所AさんはだからAだろと押し通した。

理性的な論証が出来ない良い見本で、欠落しているのです。

すなわち、日本人に責務は無いなどの結論は理性的な思考を欠いた答えそのものです。

できれば、
結論Aの良い所、悪い所を客観的に認識して捉え、Bさんが何故結論Bを主張したのかを良く考えます。
双方が研鑽されて始めて「意義」を見出します。

すなわち、日本国民が何を出来たか、何は国内で出来なかったかを考えると言う事です。

例の一部です。（反戦→非国民→赤→政治犯）
だからと言って戦争、虐殺、植民地化を肯定するのは倫理的にどうかと思います。

中高思考ではまず通用しないと「重度に警戒した記載を薦めます。」

isa-98 · Answer

大変なのは良くわかります。

しかし、馬鹿はいたわる「物」です。
「キ」から優を取得するには「キ」になりきる必要があります。（必須条項）

出来ない場合　卒業出来ません。

帝国憲法は「国民主権」＾＾；
平和は日本国民だけが守る義務がある。＾＾；
軍と政府の暴走は国民の盾で守る義務がある。＾＾；

日本人は将来が予知できたはずだ。
ヒトラーは虐殺すると誰でもわかった。

第一次世界大戦による好景気→不景気→関東大震災→昭和恐慌→世界恐慌→ブロック経済
規制地主→貧富の差の拡大
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%84%E7%94%9F%E5%9C%B0%E4%B8%BB%E5%88%B6#.E6.88.A6.E5.89.8D

後は誰でも答えられるはずです。

hekiyu · Answer

日本が満州へ侵略したのは、欧米列強、特に
ロシアの進出を押さえるためです。
韓国を併合したのもそれが理由です。

満州がロシアに押さえられれば、次は朝鮮半島
であり、朝鮮半島がロシアのモノになれば、
日本の安全は危殆に瀕します。

日本は開国以来、ず～と列強、とくにロシアの
影に怯えて来たのです。
日本は欧米のように、地球の裏側まで進出した
訳ではありません。

中国が列強の支配下に置かれれば、次は
日本の番です。
満州を手に入れることは戦略上必要なことでした。

キューバにミサイル基地が出来る、というだけで
米国は第三次大戦覚悟で海上を封鎖しました。
あんな近くに、ロシアのミサイルがあったのでは
たまらない、ということです。
日本の置かれた状況と似ていませんか？

日清戦争も半島を巡る、日清の争いが原因です。
半島が清の領土だと、日本の安全が脅かされる
からです。

大東亜戦争は、経済的には米国大不況が原因です。
ニューデール政策などをやりましたが、景気は回復
しません。
失業率は３０％にもなり、株価は１／１０に
落ちました。このままでは体制が崩壊しかねません。

それに加えて、社会主義革命の足音が
ひたひたと迫って来ました。
米国はどうしても戦争をやる必要があったのです。
そのお陰でしょうか、戦後、米国経済は見事に
復活しました。

それはイラク戦争を見ても肯けると思います。
イラクはあれほど嫌がったのに、遂に戦争になって
しまいました。

日本も似たようなものです。
ハルノートで、呑めない条件をいきなり出されて
戦争に追い込まれたのです。

こういう軍事的視点が今の日本に欠けている処です。
国防を外国に委ねてしまったので、軍事的見地から
物事を考えることが出来なくなったのが日本人です。

mekuriya · Answer

世界が日本中心に回っていると考えているなら馬鹿げた幼稚な思いあがった歴史観というしかありません。

『なぜソ連国民は、戦争への道を止められなかったのか』

『なぜアメリカ国民は、戦争への道を止められなかったのか』

『なぜ中国国民は、戦争への道を止められなかったのか』

『なぜ国際連盟は、戦争への道を止められなかったのか』

なぜ、そう問わないのですか？それが戦争に至った原因です。戦前の日本人は、世界が日本中心に回っていると信じ切って疑わなかった。戦前の日本人は、ソ連にはソ連の、アメリカにはアメリカの、中国には中国の、国際連盟には国際連盟の、それぞれの都合、思惑、事情、考えがあると全く気づかなかったのです。日本人は世界一馬鹿な民族だと思います。

Knotopolog · Answer

直接の原因は，「政府・内閣」と「軍部（陸軍・海軍）」が全く独立していて，連携が薄かった事．したがって，政府が軍部を掌握出来ず，軍部の独走性が強かった事．

ではないかと，私は考えています．

以下の本に詳しく書いてあります．１～２日で読み終えられます．３３４ページの文庫本ですので．

● 瀬島 龍三 「大東亜戦争の実相」ＰＨＰ文庫，２０００年７月初版，ＰＨＰ研究所　発行．

瀬島 龍三氏は，昭和１４年から終戦近くまで，大本営陸軍部参謀であった為，「大東亜戦争の実相」に書かれている内容の信憑性には全く問題ないでしょう．

この本は，瀬島 龍三氏が，１９７２年１１月，米国ハーバード大学での講演の内容を書籍にしたものです．

ご参考に，如何でしょうか．

tande · Answer

それで何をお聞きしたいのでしょうか。
意見を聞きたいとおっしゃっていますが、何の意見をを期待していらっしゃるのでしょうか。

歴史問題 1920年～ 戦争

確かに難しいですね。

問題は「理性的な思考」ただそれだけです。

大変なのは良くわかります。

日本が満州へ侵略したのは、欧米列強、特に

世界が日本中心に回っていると考えているなら馬鹿げた幼稚な思いあがった歴史観というしかありません。

直接の原因は，「政府・内閣」と「軍部（陸軍・海軍）」が全く独立していて，連携が薄かった事．したがって，政府が軍部を掌握出来ず，軍部の独走性が強かった事．

それで何をお聞きしたいのでしょうか。

この回答への補足

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　確かに難しいですね。