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夫の実家について質問です。
毎年、お盆と正月には数日子供をつれて帰省しています。
今春の震災で、私と子供は茨城県北部で震度6強の地震を経験しました。
幸い住居は築5年ぐらいの分譲マンションで、一部損壊程度で済みましたが、食器棚から食器が落ち、室内はミシミシなり、室内にいるときに何度も余震が来てとても怖い思いをしました。
夫の実家は築五十年の木造です。二十年前に二階を増築したときに、その部分だけ鉄骨が入っている二階建ての家です。
家の近くには立川断層もあり、また川も流れているので、地盤が強固というわけでもなさそうです。
阪神大震災以降も、何度も「耐震強度を調べて」と頼んだのですが、夫も義母も無関心で、この震災後、ようやく調査してもらいました。
すると、木造部分の耐震強度0.2ということでした。
二階の鉄骨が入っている部分は、詳しい構造計算をしていないので不明とのことでしたが、その部分は一階に比べれば、まだマシだろうとのこと。
子供もまだ小さく、三人いますので、お正月に帰省するのが怖くなりました。
キッチンもリビングも1階で、滞在時にはほとんどの時間を1階で過ごします。
夫は来るかも分からない地震だし、いざというときには自分が守るといいますが、あっという間に倒壊したらどうするんだろうと私は不安です。
詳しい方のご意見をお聞きしたいです。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
恐らく部分的に鉄骨の梁(水平材)を入れて2階を増築したのでしょう。
1階に比べればマシという意見は、あまり参考にならないように思いました。いずれにしろ、0.2は非常に低いので、帰省時に大地震を受ければ倒壊する可能性は極めて高く、それもあっという間なので、旦那さんが子供を守る時間は全くありません。立川近辺の地震がどのタイプになり得るかは把握していませんが、直下型の大地震であれば、最初のドンッ!という振動で、耐震強度の低い木造家屋はペシャンコです。
とは言え、お正月の限られた時間に大地震に遭遇する可能性は、確率的にはとても低いです(ただし、近い将来に大地震が来るのは確実です)。息を飲んで『今、大地震が来たらペシャンコね』と思いながら、実家に滞在することも(気持ちは良くないですが)可能でしょう。
実家に滞在中に大地震が来てもペシャンコになりたくない場合や、旦那のご両親にもペシャンコになって欲しくない場合は、耐震改修工事を実施すべきです。
ただし、通常は、『地震は来ない』、『うちは大丈夫』、『(年配の人は)地震が来たら、もう死んでもいい』と無茶な理由で、費用負担のかかる耐震改修工事をやりたがらない人がほとんどです。改修内容によっては小額に抑えたり、自治体の補助も期待できるので、色々調べてみて下さい。これを機会に、バリアフリー等と一緒に(場合によっては相続後に実家を引き受けることも想定して?)しっかり改修するのも良いかもしれません(信頼のできるコンサルタントや建築士の支援を仰いで下さい)。
個人的な話になりますが、昨年、第一子を授かり、それまで住んでいた木造戸建て住宅から、耐震強度0.2を耐震改修で1.0まで回復させた木造戸建て住宅に引越しました。出産後間もない妻と子供は、耐震改修後の住宅で地震を体験したのですが、ほとんど揺れなかったとのことで、改修しておいて良かったなとつくづく思いました。
戸建て住宅に限らず、高経年マンションなどの集合住宅でも、耐震強度が0.2程度の建物に居住している人は、(耐震強度を知らないだけで)たくさんいます。本来なら、耐震診断を実施して、耐震性に不安があれば耐震改修(あるいは建替え)をすべきですが、まだまだ大地震に対する認識・理解が足りないようです。
阪神淡路の震災を見て、対策を取った人は、今回安心して過ごすことができました。今回の震災を見て、行動した人が、次の震災で安全を確保できます。
耐震強度0.2がどれくらいの地震に耐えられるかを知りたかったのですが、一番それに近く、また私の心情を汲んでお答えくださったので、ベストアンサーとさせて頂きました。
私も震災前の自分だったら、この質問を見て、「なんと神経質な人だろう」とあきれたと思います。
確立のことを考えたら、ほとんどありえないこと、生きていれば、ほかにも危ないことは多々あることもわかっています。
それでも…
震度6強を経験して、まったく価値観、人生観が変わってしまいました。
もう二度とあのような経験をしたくない、子供にもさせたくない、その一心です。
夫の実家も耐震補強を考えてくれてはいるようなのですが、お正月までに間に合わないようです。
お正月は店舗も休みで、家で過ごす時間が長いこともあり、不安がつのりました。
よく夫とも話し合い、なるべく室内にいる時間が短くなるような工夫をしたいと思います。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
>木造部分の耐震強度0.2ということでした
震度6強の地震で倒壊する恐れがありますね。
>あっという間に倒壊したらどうするんだろうと私は不安です。
その可能性はあります。あとはあなたの捉え方次第です。
交通事故で年間1万人くらいなくなられています。単純に一万分の1くらいの確率で交通事故死になります。
じゃあ、正月に帰省したときに大地震が起きて、さらに室内にいる可能性はどれくらいでしょうか。単純に考えても阪神大震災クラスの地震が日本のどこかで10年に一回起きても、地震で亡くなる可能性って一万分の1以上にはならないでしょう。
住んでいる人は当然長い時間を過ごしますので、補強が必要かと思いますが、一年に一度や二度のことでそこまで過剰反応する必要はないかと思います。
ご返答ありがとうございました。
耐震強度についてですが、0.2でも震度6強まで耐えられるものなのでしょうか。
0.4以下の建物は、震度5程度の地震でも倒壊の危険があるのかと思っていました。
自分でもこの質問が、いかに神経質で、確立の面から考えれば馬鹿馬鹿しいかは分かっているつもりです。
冷静なご意見ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
3月の震災を経験されているので分かると思いますが、いざと言うときに助けること(守る事)は非常に難しいです。
ましてや倒壊の危険性のある建物の中では、どんなに人ががんばっても勝てる物ではないですね
ただ、だからといって中々家の建て替えや補強工事が出来ないのも事実かもしれませんし、それが理由で実家に行かれないと言うのも家族関係を考えれば難しい事ですよね
どのような方法がいいのかはそれぞれの家庭の事情にもよるのですが、以下のような方法もあるので投稿させて頂きます。参考にしてみてください。
http://www.taishin.metro.tokyo.jp/learn/ploof/04 …
http://www.taishin-shelter.co.jp/
参考URL:http://www.taishin.metro.tokyo.jp/learn/ploof/04 …
夫は出張中で震度6強を体感していないので、実家に泊まりたくない私の本意が分からないようでした。
いくら言葉を尽くしても、分かってもらえず辛いです。
体感した震度6と震度5の差で、夫婦の間にも溝ができてしまいました。
でも、神経質と言われようと、確率的にほとんどないと言われても、心情的に受け付けられないです。
あっというまに倒壊する建物から子供を助け出すというのが難しいこと、再確認できよかったです。
教えて下ったサイト、興味深く拝見しました。
とても参考になりました。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
睡眠時間を8時間としても、寝室にいる時間は前後も入れれば10時間ぐらいあるでしょう。
そして其の時間は祖父母とは別の部屋でしょう? ですから、睡眠だけは耐震強度が確保されている旅館かホテルにしたらよいでしょう。1.一日の一番長い時間を耐震性のある建物で過ごす。
2.祖父母ととの交流時間は犠牲にならない。
3.子供の安全を犠牲にしないと言う強い意思の表明になる。
それで、住宅の方は現在の建築基準法に定める耐震強度に補強すると安心ですね。
お金がかからない方法としては、20年前に増築した2階部分を減築し、もとの平屋建てに戻すことです。その際に屋根もふき替えます。一番軽量な金属屋根にしてください。今はトタン板でも10年耐久の物がありますし、アルミを混ぜたガルバリューム鋼板などいう安価な金属屋根もあります。
1.二階を取り払い平屋建てに戻す。
2.屋根を軽量な金属葺きに変更する。
3.それでも不足する部分(大抵、南の縁側周辺)を中心に補強のワイヤー筋交いを入れる。
これで、現在の建築基準法に定める耐震強度を確保できることが多いです(耐震強度=1.0以上)。
お金は建て替えに比べて5分の一。二階建ての儘での耐震補強の半分ぐらいで済むかもしれませんので、年金性格者などにはお勧めの「減築+耐震補強」です。
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