10秒目をつむったら…

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曽我物語の一部を現代語訳にしたいのですが、なかなか出来ません。テストに出されるのですごくピンチです。回答宜しくお願いします。

~由比の浜へ兄弟引き出されし事~」

「今は時もこそ移り候へ」と景季申しければ、祐信、泣く泣く彼等を抱き立たせ、由比の浜へぞ出でにける。鎌倉中の事々しさ、彼等が斬らるるを見むとて、門前市を成し、源太が屋形も浜面ほど遠からで、行く程に羊の歩み、なを近し、命も際に成りにけり。既に敷皮敷きて、二人の者共直りけり。今朝までは、さりとも源太申すや、「助けん」と、頼もしく思ひし心も尽き果てて、彼等に向かい申す様、「汝等が母に思ひ置く事やある」。一万斬られて、「名残の惜しさを申すならば、千年経るともよも尽き候はじ。ただ御心得ありて、仰せ候へとばかりなり。但し、最後は未練にも候はずと御物語候へ」となり。「さて、箱王は如何に」と問へば、「是も同じ事なり。今一度見参らせたく候へども」と云ひも果てず、涙に咽び打ち伏しぬ。

誤字などがあったらすいません

A 回答 (2件)

   「今は時が経ちました(=もうお時間です)」と景季が言うと、祐信は、泣きながら彼らを抱き立たせ、由比ケ浜へと出発した。

鎌倉中は騒々しく、彼らが斬られるのを見ようと思って、門の前に市場が出来たようだった(門前市をなす=人だかりがする、と言う成句を踏まえています)源太の家は海岸から遠くないので、羊のように歩いても(屠所に引かれる羊のごとし、=場に連れて行かれる羊のように(とぼとぼと力なく)、という成句を踏まえています)まだ近かった(=すぐ着いた)。(彼らの)命ももう終わりに近かった。(際は水際の縁語でしょう)。もう敷き皮が敷いてあって2人の男が部署についていた。

    今朝までは、源太が「助けよう」と言うのではないかと心頼みにしていたが、その望みも消えて、彼らにこう言った。「お前たちの母親に、何か言い残すことは無いか。」
   一万は「どれほど名残惜しいか、と言えば、千年経っても言い尽くすことはできないでしょう、ただお心に止めておいてください、と言うだけです。でも未練がましい最期ではなかった、とお伝えください]と言った。
   「では箱王はどうだ」と尋ねると「私も同じです。もう一度お会いしたいとは思いますが」と言い終わりもせず涙にむせんで打ち伏した。

(あまり自信は無いのでまあ大体こんな感じ程度に読んでください)


   
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になったので本当に助かりました。

お礼日時:2011/11/21 17:15

    #1です。

補足です。

1。  門前市をなす
    http://kotobank.jp/word/%E9%96%80%E5%89%8D%E5%B8 …

2。  屠所の羊の歩み
    http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0ss/114128800010/

   成句と申したのでご参考までに。

    1の使い方はちょっと外れているように思いますが、目撃者の文ではなく、言わば「講談師、見て来たような嘘を言い」といったいくつも版のある「物語」で、聴衆が聴き入るように何度も作り替えた物語のためで、無理もないとは思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2011/11/21 17:13

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