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ハンマーの柄穴(長方形)に敷き込むつもりで、 手に来る衝撃を緩めたいと思っています。

ただ、簡単に柄が抜けても困りますので、木が痩せてきたときに、ゴムの復元性で、しっかりとして欲しいのです。柄とゴムは、めいいっぱいきつく入れ込みます。 

今の時代なら、木を敷き込むより、良い材質のものがあるんじゃないかと探しています。詳しい方、教えてください。 

A 回答 (4件)

No1です。



質問者さんのいっているのは「ヨキ(斧)」ですね。
通常、これの刃巾の広いものを「鉞」といいますが、私の地方では両者を特に分けず「鉞」と呼ぶことが多いですね。
「斧・鉞」には木割や刃広、去手、金時など様々な型があり地方によっても形状が違いますし、また同じような形状でも呼称が違ってたりして、鍬などと同じように地方色の強いものです。
なので「柄入れ」の方法も様々であるはずで、私のやり方、考えが正しいというつもりもありませんが・・・。

鉞の柄入れに木の楔を使うのはあまり普通じゃないと思うのです。
木の楔は狭い隙間に強引に打ち込むということはできませんよね。ですから最初から楔の入るスペースを空けておいて柄と楔の双方に(または片方)傾斜をとった滑り面を作っておき、柄と楔とのせり合いで柄を固定することになります。
片手で扱えるような軽いものならそれでもまあ使えるでしょうが、柄の長さが75cmもあるようだとかなり無理があるように思えますがね。
木の楔を用いる利点は当たり(手応え)が柔らかくなること、柄材を細くでき設えも多少ルーズに済ますことができる、滑り面によるせり合いを利用し柄を取外したり出し入れが容易に出来る(卦引きなどがそうですね)、などがあります。柄が木痩せした場合はこの楔をさらに追い込めばきつくなる、それが良いか悪いか分りませんが。

質問者様所有の「ヨキ」の室穴(櫃穴)は各辺が平行な長方形ですか?
私の知っている「鉞」の室穴は背側(持った時上になる)の巾が刃側(下側)より少し広い、細長台形になっているものが圧倒的に多いです。
この形状の場合、木の楔は全く使うことができません。
たとえ正しく長方形であっても、「斧・鉞」に柄を挿げるため木の楔を使う利点は無い物と思います。
私は今でも年に2・3丁の鉞の柄入れをしますが、一度も木の楔を使ったことはないです。
刃広の木割には5Kgを越えるような大きな物があり、柄の長さも1mを越えますがみんな鉄の楔1枚で、
経年で木が痩せてくると楔を厚いものに替えるだけです。

ただ間違いなく言えるのは「斧・鉞」の背をハンマー代わりに使ってはいけない。ということです。
「斧・鉞」は形状を見ればすぐに想像つくと思いますが、ハンマーのように形状が対称的ではなく、重心が大きくずれた形になっています(特に刃の広い大工鉞のようなもの)。またこれを逆さにして使った場合、重心が柄より上にきますので、物に当たる度に傾く方向に衝撃がありあっと言う間に柄が緩んでダメになってしまいます。さらに「斧・鉞」の本体は普通の鉄であり(ここでは簡易的にそうしておきますが)鋼の部分は刃の部分だけに割り込んで入れてあります。なので室の周辺は「焼き」が入らず柔らかい鉄のままですから、ここで物を叩くとそのうち潰れて変形してきます。これは「鉈」なども同じことで、峰の部分でガンガン物を叩いてはいけません。

「柄」は「敷きこむ」ものではなく「挿げる」もの、もしくは「柄入れ」です。
柄に用いる材は昔はイタヤなどが良く使われたようですが、最近は良質なものが入手するのが難しいのか樫材が多いようです。実際には樫と言っても本樫というのはほとんど目にすることが無く、輸入材の「樫の仲間」材らしいですが。
樫はとても重厚な材です。硬いので室に入った部分は簡単に潰れず木痩せも少ないようですが、しなりが少ないので衝撃吸収性に乏しいのです。ハンマーのような細い柄であればそれほど顕著ではないですが、これを木割鉞の柄にした場合は少し疲れます(笑)

参考までに。
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この回答へのお礼

再度の回答、ありがとうございます。

そうです。私の使っているヨキは、枝打ちヨキとかカン打ヨキとか呼ばれているものですね。人より、長い柄を据えています。

今の時代、売っているヨキは、ほとんど鉄製のクサビ仕様ですね。 こちらでは、鉄のクサビで、柄を割るの嫌う人も、まだ多いです。

実際、枝打ちではほとんど使用せずに、プラスティック矢を打ち込むのに使用しています。だったら、ハンマーでいいんじゃないの?ということになりますが、やっぱりそこは、山師なんですよね。 ヨキも、峰の所に、鋼が鍛接してあり、焼入れも入っています。
こちらのヨキは、それが標準です。

櫃穴も長方形で、櫃穴も小さいんです。 地方によっては、台形のところもあるみたいですね。

以前にNHKで、四国の山師が使っている伐採用のヨキを見たことがあるんです。 

柄と木クサビに工夫がしてあり(いわゆる継手のような) 簡単にばらしたり、組み上げたりしていました。複数のパーツを使っていたことには、驚きました。

こちらでは、木クサビで、がっちり据えるので、あんなことはできません。 それで、興味を持ったのです。

山師の道具も取り扱いも、地方によりいろいろで、面白いですね。

お礼日時:2011/12/18 14:27

早い話、高いゴムはそれなりに良いです。

でも、通常はなかなか単体で入手は出来ません。
普通のホームセンタだと、シリコンゴムのシート程度かな?

ハンマーのゴムは黒いゴムですか? なら、多分ブチルでしょう。
衝撃が緩まったからと言って力いっぱい打ち込むと、そのゴムが割れますよ・・

他の方がすっぽ抜けについて注意をされているように、ハンマー側のゴムがヘタル方が早いので
金具などでしっかり固定すると良いでしょう。

>柄とゴムは、めいいっぱいきつく入れ込みます。 
ゴムにはそれぞれ適正な締め代(つぶし加減)があります。
それを超えると、短期間に永久変形して弾性を失ってしまいます。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

>ゴムにはそれぞれ適正な締め代(つぶし加減)があります。
それを超えると、短期間に永久変形して弾性を失ってしまいます。

これは、勉強になりました。 素材に関しては、慎重に検討しようと思います。

今までは、候補として、ソルボセインを考えていました。昔、オーディオ用にシートを購入したことがあり、残りがあったもので。  今なら、もっといい素材があると思って、探しています。

お礼日時:2011/12/17 00:09

手に衝撃がくるのは、握力がないせいか、ハンマーの使い方が悪いせいです。


ハンマーを振り下ろす瞬間は、しっかりハンマーを握っていますが。
物に当てる瞬間は、力を抜いています(ハンマーは軽く握っているだけです)
手に衝撃がくることはありません。

ハンマーに下手な加工をすると危険です。
木の柄はとても使いやすいと思われます。
その為に今でも使われています。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

No,1さんへのお礼の所に書きましたが、ハンマーではなく、ヨキなのです。 これは、はっきりと正直に書くべきでした。申し訳ありません。

でも、用途はハンマーのように使っています。

お礼日時:2011/12/17 00:04

「柄を敷き込む」というのはどういうことを言うのでしょう?


柄を取り替える、つまり挿(す)げ替えるので、ハンマーのヘッド部分と柄の部分との接合部に、という意味なのでしょうか?

ヘッド部の材質が何であれ、ゴムを挿入するのは全く意味がありません。
衝撃は一瞬のものであっても、ゴムの変形(圧縮)により吸収するのですから、ハンマーのように繰り返し衝撃がかかる状況ではすぐに抜けてしまいますし、中途半端に摩擦係数が高い分、緩みに気づかず振った時にヘッドがすっぽ抜け事故の原因になりかねません。
室穴が楕円であっても長方形であっても同じことです。

ハンマーと木柄の接合はヘッドの室の出来と柄の材質、削り合わせの精度で決まります。
十分乾燥させた堅木を「きつく叩き込む」ように挿入し、楔を打ち込んで固定します。
私は毎日ハンマー使いますが、軽い手ハンマーでも、両手で持つ長柄の大ハンマーでもそれで十分です。

木ハンマーや掛矢は室穴の手前側が小さく、先側がわずかに大きくなっており、先端を太くした柄をヘッド外側から柄の手元側を差込み追い込みます。柄全体が楔留めになっているわけですね。ツルハシや鳶なんかもそうです。

ハンマーの衝撃は柄のしなりや材質による減衰で吸収すべきものと思います。
通常の使い方ならハンマーをちゃんと使えれば手にくる衝撃はそうひどい物ではないはずです。
持ち手部分でなら「握り絆」のようなテープを使えば良いですし、熱収縮ゴムチューブも良いかもしれません。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

>「柄を敷き込む」というのはどういうことを言うのでしょう?

質問のところには、柄穴と書いてあります。

正直に言いますと、ハンマーではなく、ヨキに柄を据えるのです。 一般的に、ヨキと言うとピンとこ無い方が多いと思い、同じ角穴のハンマーと例えました。

そのヨキも、ハンマーみたいな用途で使うのでいいかなと・・・。 申し訳ありません。 普通、ヨキの柄には、金槌のように、鉄の楔は打ち込みません。

木の楔を用います。そのやり方も、調べるといろいろあるみたいで、興味を持ちました。 それと同時に、今の時代なら、他の素材でもっと良いものあるんじゃないだろうかとも思い、質問しました。

持ち手部分には、滑り止め使用の熱収縮チューブを付けてあります。 質問には、手に来る衝撃を弱めたいと書きましたが、柄への衝撃を弱めたいのが本心です。

なんせ、目一杯叩きますので(柄の長さ75センチ)、柄があまり持たないことがあるんです。 下手なこともありますし、足場が悪いところなどでは、打ち損ないもあるのです。

お礼日時:2011/12/17 00:00

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