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よくある質問だと思うのですが、読むほどに解からなくなってしまったので質問させて下さい。
県民共済と民間の医療保険、どのように加入するか迷っています。

私は29歳女性、派遣社員、独身です。
持病はなく喫煙もしません。
(2年前までは吸っていました)

会社に出入りしている保険会社の営業さんに下記条件で見積もりを出してもらいました。

1. 予算は月\15,000
2. なるべく貯蓄性の高いもの
3. 癌・婦人病の保障のあるもの
4. 死亡保障は不要

保険会社の出してきたプランは
年金プランみたいなもので、

\19,929/月
30歳で契約、60歳で払込満了。
入院一時金\25,000/1回
入院日額\5,000(62日型?)
死亡時1,000万円
60歳から70歳までの間、年間42万の配当

というようなものでした。
その後なんとか\15,000のプランも出して頂いたのですが、今手元になくスイマセン。
ただ同等のもので、入院時の保障内容が若干減額したものでした。
※掛け捨てでないものに死亡時はついてしまうとのこと。


後日母に相談したところ、それであれば\5,000で県民共済に入り、残りの\10,000は将来の医療用として貯金した方がいいと言われました。
保険は払った額より多く戻ってくることはない、それなら貯金した方がいいとのことでした。

ただ保険には払込満了があり、60歳以降の支払いはなく、保障は続くんですよね。
共済は支払い続ける。
また保険は加入時の年齢が低いほど安い。

独身ですので、今後結婚や出産等生活が変わる事を考えればそれからの方がいいのかな、とも思いますが
もうすぐ30歳です、健康なうちに・・・と考えています。
貯金をしていく自信はありますが、癌家系な為、高額な医療費がかかるかもしれない事を思うと足りないのではないかと不安です。

色々調べてはいるのですが、情報量が多すぎてよくわからなくなってしまっています。
何かアドバイス頂ければ幸いです。
また、このような相談が出来る施設はありますでしょうか。
保険の営業に相談すると、どうしても自社の物だけを勧められてしまうので。。。

あと疑問なんですが、上記の保険プランですと
\19,929を30年間払い続けたとしても、717万4440円です。
このうち429万円は60歳以降の配当ですので、288万4440円しか支払ったことにはならないのに、
死亡時はその三倍以上の1000万が支払われるのは何故でしょうか。
保険屋さんはドコで利益を出ししているのか、きっと私の計算がオカシイのかもですが。
このカラクリも知りたいでする
お願い致します。

A 回答 (1件)

生命保険専門のFPです。



(1)蛇足ながら……
「県民共済と民間の医療保険」という分け方に疑問があります。
県民共済は、民間の共済ですよ。
「県民」という名前が付いているから、公的な共済と勘違いする人が
少なくありませんが、県庁とは何の関係もありません。
正真正銘の民間機関です。

(2)保険会社はどこで儲けているのか?
(A)保険会社は巨大な金融機関です。
保険料の多くを「投資」しています。
この不況の中でも、多くの保険会社は、利率3%以上で回しています。
例えば、利率3%で、30年間運用すると……
243%になります。
つまり、100万円が、243万円になるということです。
この運用益が保険会社の重要な収入源になっています。

(3)保険は払った額より多く戻ってくることはない、それなら貯金した方がいいとのことでした。
(A)貯蓄はどのような場合でも、最優先で検討すべきです。
では、「保険は払った額より多く戻ってくることはない」のでしょうか?
答えは、「いいえ、ケースバイケースです」

例えば、月額保険料1万円で、1000万円の死亡保険に契約すれば、
最初の月に死亡すれば、1万円の支払いで、1000万円を受け取れます。
医療保険も同じですよ。
入院給付金日額5000円の保険で、生涯保険料100万円の保険があれば、
200日入院すれば、100万円になります。
問題は、生涯に200日入院するか、どうかです。
答えは、200日入院しない人もいれば、入院する人もいる。
つまり、誰にもわからないのですよ。

(4)会社に出入りしている保険会社の営業さんに下記条件で見積もりを出してもらいました。
1. 予算は月\15,000
2. なるべく貯蓄性の高いもの
3. 癌・婦人病の保障のあるもの
4. 死亡保障は不要

(A)保険は、貯蓄性のある保険ならば、必ず死亡保障が付いてきます。
これは、そのようにしないと、金融庁の認可が降りないからです。
(保険は、金融庁の認可商品であり、勝手に発売できないのです)
なので、条件の「2」「4」は矛盾しています。
そもそも、そのような基本的な説明をしない担当者は信用できません。

保険は、何の為に、どのような保障が必要か、
ということをはっきりさせることが重要です。
つまり、目的をはっきりさせることが重要なのです。
死亡保障と医療保障は、目的が異なるので、
別々の保険にするのが基本です。

質問者様は、医療保障を充実させることが主目的のようです。
となれば、死亡保障は、貯蓄など別の方法でカバーすべきで、
医療保障を充実させることを第一の目的とすべきです。

「3.癌・婦人病の保障のあるもの」とのことですが、
癌も婦人病も病気ですから、普通の医療保険の保障の範囲内です。
女性用の医療保険というのは、基本的に、普通の医療保険に
給付金の上乗せの保障です。
つまり……
肺炎で入院したら一日5000円だけど、
子宮筋腫で入院したら、一日1万円という保険です。
しかし、肺炎だと医療費が安く、子宮筋腫だと高い……
ということはありません。
女性だから、入院費が高いということもありません。
ならば、女性用医療保険というのは、重要度は低いのです。

癌には、がん保険があります。
どうして、癌だけに特別な保険があるのか……
それは、癌の治療が長期に渡り、支出が大きいからです。
癌の治療は保険が効かない……という誤解をする人もいますが、
そんなことはありません。
保険で治療可能です。
しかし、1本10万円もするような抗がん剤が普通に使われるので、
3割負担でも3万円になります。
高額療養費制度という優れた制度もありますが、
月に5万円が5年間続くと……
5万円×12ヶ月×5年間=300万円です。
このようにお金がかかる場合があるので、
がん保険が別にあるのです。
例えば、乳がんの標準的な治療は……
入院して手術(2週間程度の入院)
通院で、放射線治療(1ヶ月半)
通院で、抗がん剤治療(1年)
通院で、ホルモン治療(4年)
で、5年間となります。
抗がん剤治療の効果が思わしくない場合には、
抗がん剤治療が長くなります。

アドバイス
終身の医療保険とがん保険に別々に契約する。
死亡保障については、終身の死亡保険に契約するか、
または、貯蓄とする。
介護保険の契約を検討する。
(生涯独身ということは考えていないかもしれませんが、
独身だと介護をしてくれる人がいません。つまり、
お金でヘルパーを雇うしかないのです)
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