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法相の死刑執行について話題になっているようですが、死刑執行の問題について何も知りません。教えて下さい。

死刑判決が確定された後、法相が書類サインしないと執行されないそうですが、なぜサインしないのですか?可哀想だからですか?判決確定なのに?死刑制度の是非があるからですか?でも現行法では死刑ですよ?法改正までの時間稼ぎとか?サインしないのは違法行為というか職務怠慢ではないのですか?

死刑制度の是非も問題視されているようですが、私は執行そのものが保留されている理由を知りたいのです。人でなしと言われるかも知れませんが、決まった以上はさっさと執行すれば?と思うのですが。。。

A 回答 (17件中11~17件)

法務大臣がサインしないから死刑執行が出来ないのは


その法務大臣の思想信条の影響もあるでしょうけど
そのことに関してはみなさんが書かれておりますので省きます。

上の理由の他に死刑執行の時期を見計らっているケースもあります。

それはオウム真理教の関係者で死刑判決を受けた人です。

どういう訳か昨年末に平田信が出頭してきて
彼の審理がこれから始まるわけですが
彼の刑が確定するまでは彼に関係する人達の死刑執行はしない
というのがこれまでの習わしだそうです。

というのも、これから審理を受ける人の事実解明の鍵を握る者が
誰かを明らかにしなければならないし
その家庭で今回はあり得ないけど「えん罪」も見つかるかもわからない。
その時に死刑執行してしまっていたら取り返しがつかないから
というのが死刑執行をしない理由だそうです。

その意味では平田信はオウムの教祖、松本の死刑阻止が目的で出頭してきたのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
報道を見ました。こういう理由で延期なら仕方ないですね。法務大臣は違法ですが、、、これ、何とかならないのですかね。

お礼日時:2012/01/24 20:15

冤罪であった場合に取り返しがつかないからです。


あなたが、冤罪で死刑になった場合、受け入れますか?


死刑が確定したあとに再審によって無罪となった冤罪事件に免田事件、財田川事件、島田事件、松山事件の4件がある。

足利事件では、被告が一旦罪を認めたため、死刑ではなく無期懲役でしたので、再審により無罪になりました。
一方、飯塚事件では、被告が罪を認めなかったので、死刑になり、死刑が実行されました。


足利事件:日弁連が再審支援を決定。事件当時より高精度となったDNA鑑定による再鑑定の結果不一致により、冤罪が判明し収容停止。2009年6月4日に釈放され、同年10月21日に宇都宮地方裁判所で再審開始。2010年3月26日無罪判決が確定。近年、初期目撃証言など真犯人存在の証拠などが明らかになったことにより、DNA再鑑定・再審が実現し、無実冤罪が判明し無罪が確定した点が特徴的である。

飯塚事件:自白はなかったが、被害者の衣服についていた体液を科捜研のDNA鑑定と状況証拠を根拠に有罪が確定。被害者の衣服についていた体液について帝京大学にてDNA鑑定を行ったところ、被疑者のDNAが検出されない結果が出た。そのために冤罪の疑いが指摘されるが、再審請求準備中の2008年10月に死刑執行。DNA鑑定は前述の足利事件と同じ検査方法であった。2009年、死後再審請求。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
多数の回答の中、ただひとつ納得出来る理由でした。法務大臣も延期理由がこれなら仕方ないか?とは思います。

ただし私が同意するかは微妙です。冤罪が、と言い出したらいつまでも執行出来ません。冤罪が実際にあるなら「6ヶ月以内に~」法律をまず改正すべきです。この理由であっても「サインしない」だけでは片手落ちです。

お礼日時:2012/01/24 19:59

死刑の決定は司法、死刑の執行は行政です。


日本では三軒分立なので、執行にかんしては行政の長である法務大臣の承認を形式要件といているわけです。

決まったことをキチンと実行するのが行政の役割です。ところが法務大臣の行政の役割を理解できない政治家がいます。
そういう政治家が法務大臣になると、自分が実行する役目なのに考える役目だと勘違いしてしまい、一人で考えてしまい、考えがまとまらないので「得意の先送り」になります。

>私は執行そのものが保留されている理由を知りたいのです。

行政の怠慢以外の何物でも有りませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
同意します。手続きするだけの役割だと思います。

お礼日時:2012/01/24 19:52

私は某掲示板で法理とか説いている人と直接論争致しました。


その方、曰く、日本の法体系は江戸から明治への移行で
多大な出欠を伴ったということです。

例えば、今は当たり前になっている銃刀法違反も
明治期の刀の所持禁止は士族の反発は凄かったと言います。

その法理とやらに従うと死刑反対に行き着くようです。
で、その肝心の法理で何故、死刑反対になるのかは
本1冊読まないと理解できないと言われました。

法学部出身の者はこの考えが主流みたいなので
今後もこの流れは続くと思われます。
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この回答へのお礼

死刑の是非は質問内容とは関係ありませんが、ひとつだけ・・・

>本1冊読まないと理解できないと言われました。
私はそんなことはないと思います。よ~く理解している人なら何でも明快に回答出来る筈です。
論争相手がよく分かってない、あるいは説明準備が整ってないからでしょう。

お礼日時:2012/01/24 19:50

法務大臣の怠慢はさておき。

死刑制度はあっても良いとは思う。しかしながら、裁判員となった場合、死刑にしてしまうのはイヤだな。寝覚め悪いもの。
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死刑執行に法相のサインが必要という現行規定は三権分立が根拠です。

つまり司法権の独走を許さずに行政権が牽制するという意味です。だから何も考えずに機械的にサインをするといった姿勢では法相の用をなしません。しかし、そういう法制度を悪用して何も考えずにサインをしないといった態度は職権乱用であり職務怠慢です。法相の職務は法を形骸化することではない。その意味では、質問者さんのいわれる通りであり、高度な政治的判断を伴わずにサインが保留されているのは一種のテロ行為です。死刑執行に反対している勢力は死刑囚を英雄視している。死刑囚をあたかも革命のヒーローとみなしているんです。死刑反対派は往々にして冤罪ヒーローを祭り上げたがります。しかし祭り上げられた冤罪ヒーローが凶悪事件を再犯してしまったことは何度もあるんです。実際のところ、それが死刑反対派の目的です。凶悪犯に再犯させたいわけです。死刑が執行されれば、絶対に再犯はありえないからです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
サインについてちょっと考えました。サインしない違法行為を犯さないと三権分立に基づく牽制が出来ないというのは変ではないですか?

裁判所は死刑判決を下した、
実際に執行するのは警察だから、法務大臣が命令を発する義務が生じる

単に手続き上の理由だけのように思えました。

後半の冤罪ヒーローの話、死刑反対派の目的は正直言って理解出来ません。

お礼日時:2012/01/24 19:46

刑訴法の475条1項に


「死刑の執行は法務大臣の命令による」
とありまして、その2項に
「死刑執行の命令は判決が確定してから
6か月以内に行わなければならない」
と明記されています。

それなのに、法律違反しても罰則がないことを
よいことに、法務大臣が命令をしないので
問題になっています。

それで、命令を下さない理由ですが、

1,自分個人の勝手な信条を法律よりも上に置いている。
  そんな己が誇らしい。
   ↑
  公務員にあるまじき行為。
  そんなことが許されたら
  法治主義がメチャクチャになってしまう。

2,人を殺す、ということだからやりたくない。
  誤判だったら大変だ。政治生命に関わる。
   ↑
  だったら法務大臣を引き受けるな。
  
3,憲法に違反していると考えている。
   ↑
  だったら法律を改正するまで法務大臣を
  引き受けるな。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
個人の信条
殺人はいや
違憲だ

どれも理屈としては変だと思います。クビにしたら?と思います。

お礼日時:2012/01/24 19:40

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