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霊的存在を、科学的に証明することが難解であることはわかります。
しかし、大数の法則などを用いて、確率論で相対関係を求めることは、そう難しいことはでは無いのでは…。
具体的には、
霊能者と呼ばれる人を大数の法則に則った人数を集め、心霊スポットと呼ばれる箇所に集めます。
そこで、同じ場所で同じような霊の存在を指摘した霊能者が相当数のいれば、これで存在が証明されたも同然と言えると思います。なにより、説得力があります。
p.s.
実はyahooで同様の質問をしたのですが、的外れな答えが多かったのです。
今回は、「霊的存在の有無を、確率論で数学的に求められないか」という問に対して、中心に答えていただけると幸いです。
A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
未知のものに対する確率というのは何かあったような気がします。
例えば歴史の一致性。太古よりどの文明にも霊は存在します。
現代科学ではそれを死者に対する畏敬や畏怖の念と説明しています。
一方で太古の文明では必ずといっていいほど祈祷師(シャーマン)がいます。
日本では卑弥呼がいます。このようなアプローチは何かできると思います。
霊能者を集めた実験は欧米ではかなり行われています。
物理学現象と霊能力との相関の実験では1988年代のUCLAの実験が有名です。
その他にも予知能力者が定期的に呼び集められ、様々なテストを受けています。
ただ、これらの実験は実質的に国家機密に近い性格を帯びており、
実験結果を得ることは容易でないと思われます。
また、霊能力者の感じ方も色で感じる、イメージで感じる、気流の流れで感じると様々で
そのイメージも霊能力者の生活環境と結びつきが深く、
恐らく質問者さんのイメージされている単一のものではないと言っておきます。
ご存じかもしれませんが、霊的存在を科学的に扱ったのは交霊界が絶対的な存在ではないでしょうか。
1800年代より霊側から霊的真理を伝えるために人間界に接触を試みたものです。
英国でモーゼスやマイヤースなどが中心になって英国心霊現象研究協会が設立されました。
そこでは人間が指示したことを霊が霊能力を実演するという形式で進みます。
霊いわく、こういう奇跡を起こさないと人間は信用しないからだと言います。
これら交霊界には「霊など存在するわけがない」と強硬な姿勢で臨んだ
ジャーナリストや物理学者がいますが、それらが悉く態度を改めさせられています。
現在、欧米で死刑廃止の流れにありますが、この霊的真理の影響が一番強いでしょう。
交霊界は科学的観察という立場であり、
確率論ではどのようなアプローチになるかは、失礼ながら全く見当がつきません。
No.7
- 回答日時:
#6さんへ。
そう読めましたか。反省します。>霊の存在は論理的・数学的には証明されるが、実証科学的には証明されない…かのようです。
論理的・数学的にも証明されていないし、実証科学的に見ても、検証レベルには達していない、と言いたかったんです。
(1)
とある場所に集まった10000人の霊能力者の9000人が、同じ霊の存在を報告したとしても、「9割が同一霊の存在を認めた」という実験事実と、「だから霊の存在確率は90%である」とする主張は、そもそも土俵の違う話です。
数学で言えるのは、「霊能力者と言われる人達が、彼らが霊と呼ぶものを感じる確率は、9割程度」だと思います。「霊の存在確率90%」を数学により導いたと言えるのは、「霊の存在に関する」実証的に意味のある確率の母集団を、はっきり指定できた時です。
そうでなければ、土俵の違う話を、勝手に同じと解釈しただけです。
(2)
実証科学的には、「9割が同一霊の存在を認めた」事実と、「霊は存在するようだ」という結論を結び付けるためには、他の方が仰っているように「談合/共謀してない」担保を取る必要があるし、霊感というのが「今まで知られていないだけの、生理的説明が可能な体感フィードバック」でもなかった、というような、沢山の担保を取る必要があります。その意味で、制約条件が足りなすぎて、検証レベルに達していません。
担保を取る事で初めて、「霊の存在に関する」意味のある確率の母集団を、なんとか指定できるような状態になります。実証実験である以上、(1)と(2)は、切り離せないのだと思います。
質問者さんの質問文だけからは、(1)に該当する傾向が強いと思いますが、その背景には(2)の事情の無視がある気がします。先入観のある時は、結果として(1)に陥りやすいと思いますが、その原因は(2)だと思うんです。
皆様回答有難う御座います。
yahooで質問、させてもらった時に比べ、数段有益な情報でした。
特に、ddtddtddt様の(2)の部分はわかり易く、勉強になりました!
No.6
- 回答日時:
A No.5 の論調だと、質問の実験によって、
霊の存在は論理的・数学的には証明されるが、
実証科学的には証明されない…かのようです。
もしかしたら、そのような考えが、貴方にとって
「的を射て」いるのかもしれませんが、
統計学的には、問題があります。
先に述べように、また、A No.3 4 にもあるように、
質問の実験は、霊が存在するかどうかを
検証してはいないからです。
「論理的には示されたが、現実には示されていない」のと、
「論理的に示されたとしても、現実には示したのとは違う」のと、
「そもそも、論理的に示せていない」のは、
それぞれ異なることです。
数学が苦手な人は、それらを混同することで、
自分の論理的誤りを数学の非現実性とすり替える
傾向があります。
No.5
- 回答日時:
仰りたい事はわかるつもりです。
>大数の法則などを用いて、確率論で相対関係を求めることは、そう難しいことはでは無いのでは…。
この行為自体は、「そう難しいことはでは無い」のだろうと思いますが、数学的証明にはならないと思います。
数学の証明は、ある仮定をもとに行う論理手続きです。論理手続きなので、それは物理的現実とは無関係に閉じた世界であり、得られた結論がどんなに受け入れ難いものであっても、証明された以上、間違いであるとは絶対に言えません。
よって問題は、数学が物理的現実に適用(応用)された時に起きます。自分はこれを勝手に、現実との比較テストと呼んでいますが、比較テストにおいて数学の定理は、一般的に言って様々に解釈できます。
質問文の実験が成功したとして、それを「(霊の)存在が証明されたも同然」とする解釈も、「(自称)霊能力者と言われる人達は、雰囲気のある場所へ行くと、同じような体感を生じる特異体質だった」とする解釈も、同様にあり得ます。
なので実験が成功した時に、「霊の存在する確率は上がった」という文言自体は数学的なものかも知れませんが、だからと言って、「霊の存在確率を確率論で求めた」事にはなりません。後者のように言うためには、そう言い切れるだけの別の側面からの制約条件が是非必要です。
この辺りの事情は、じつは即物性の代名詞であるような物理学においても、究極的には同じなんですよ。ある物理実験で、A理論が確認されたとしても、それは実験的検証であり、A理論の正しさ確率を確率論で算出した、と言えないのと同じです。よって物理学は数学のように、一発でけりがつきません。国家間規模の巨費を投じた検証実験が繰り返し行われるのは、そのためです。
ちなみに自分は幽霊を三度見た、と思っているので、存在は否定しません。見ちまったものは、どうしようもないからです。気の迷いだったかも知れないが・・・(~~;)。
No.4
- 回答日時:
少し極端な例ですが、そのやり方では霊能者(を自称する人間)が嘘をついてどんな場所でも常に霊が存在すると言った時、存在が証明されてしまいます。
また、霊的存在が決して人間には知覚できないにも関わらず存在するものである時、その実験は霊的存在が存在しない事を示してしまうのではないでしょうか?
![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/common/profile/M/noimageicon_setting_01.png?5a7ff87)
No.3
- 回答日時:
お示しの方法で分かるのは、「ある環境において『霊能者の言動』がどうなるか」ということだけです。
仮に、有意な言動の一致があったとして、その言動=主張として、その内容が正しいかどうかは、また別の問題となります。
主張内容の正しさを検証しない限り、霊の存在を立証する論拠とはなり得ません。
これは過去の歴史も証明しています。非常にメジャーなものでも以下のようなことは、もう誰でも知っているでしょう。
学者の大多数が「重い物ほど速く落ちる」と考えていた。→棄却
学者の大多数が天動説を支持していた。→棄却
学者の大多数が物体の速度には上限が無いと考えていた。→棄却
学者の大多数が宇宙の全ては過去から未来まで全て決定論的であると信じていた(ラプラスの悪魔)。→棄却
(きりがないので、ここらで)
主張を、観測事実等の根拠と共に明確にしていた科学的事例でも、こうです。
未だに基盤が軟弱と言わざるを得ない、心霊現象学では、いかに「能力者」や、その「学者」が主張しても、第三者的な人間の検証ができない状況です。
従って、その主張の事実認定は、本当かどうかはもとより、嘘かどうかですら、無理です。反論不能の言説は検証できないのです。
ただ、実験自体が不確かかどうかを検証できることはあります。
心霊現象ではありませんが、いわゆる超能力について、米国のある研究機関に「自称超能力者」が多数参加して、見事に超能力者と認定されました。
実は、超能力者認定された、その新規参加者らは、全員マジシャンで、マジックを使って超能力者の振りをしており、一切超能力はありませんでした。
その研究機関が、超能力者多数を確認したと発表してすぐ、彼らは自分の正体を明かしました。結果、その研究機関は事実上、見放されました。
霊能力者の言説が一致することを確認するだけにおいてすら、そういう似非能力者を排除する等、厳重な実験管理が必要です。
心霊スポットといった、管理の困難な環境では、言説一致が確率として扱ってよいかどうかすら、判定はできないのではないかと思われます。
No.2
- 回答日時:
霊の有無については、知識も関心もありませんが、
ここは数学カテなので、検証法の数学的問題点を書いてみます。
その方法で検証できるのは、各「霊能者」が感じ取る
「幽的存在」に、場所ごとの相関があるかないかだけです。
相関があったとしても、それが本当に「霊的存在」が存在するためなのかどうか
は、質問の方法では検証できません。
相関を発見して、それを因果関係と間違えることは、
統計学の、初歩的でよく見かける誤用です。
No.1
- 回答日時:
まず第一にすることは、霊的存在の定義をすることです。
次にその定義に問題を無いかを検証します。検証問題が無ければ、どのように実験すれば正しく検証できるのかを考えます。検証に必要無装置があればそれを準備します。無い時はそれを開発します。その後実証実験を行いサンプルを収集します。集まった結果を検証します。検証して正しく無いと判断されれば再び最初からやり直します。次に正しいと思える実験の結果が得られたら主要な雑誌(ニュートンなど)に論文を掲載して何か可笑しい箇所が無いかを世界の研究者に考えてもらいます。又は他の人が実験を評価するために再現実験などを行います。これらのプロセスと経て結果は正しいと判断されてば霊的存在の有無が確認されます。実験の結果などから理論を建てて確率を求めることとなります。
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