
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
私は専門に学んだ者ではありませんが、仏教関係に人類の始まりに関する記載はなかったと思います。
仏教の描く世界は、倶舎論という本に詳しいのですが、そこで書かれているものも、「こうなっている」という書き方です。
海に没すること8万由旬、海より出ること8万由旬の「須彌山」の南海上に贍部洲とか閻浮提と呼ばれる土地がありまして、そこに「我々人類」がいることになっています。
何者かが作った、という話ではありません。
永久に輪廻してきて、これからも輪廻していくわけですから、現在も永久に輪廻してきた結果だという考え方でしょう。
あえて言えば、
(1) 宇宙の輪廻、「劫」の内の「成劫」の時に自然現象として出現したことにでもなるのでしょう・・・ か。
(2) 閻魔大王は人類初の死者だ、という説があります(ヒンズー教の影響?)ので、もしかしたら、仏教の人類史は閻魔大王に始まるのかも。
ちなみに、当然ですがシッダルタも輪廻しています。
輪廻の途中、何代か前に、梵天によって仏教の初歩を手ほどきされたという逸話があります。
浄土真宗のご本尊は阿弥陀如来ですが、この如来様は全ての人を救うと決意して修行され、如来になられた方だというので、生前はどういう方だったのか、興味をもちました。
我が家も浄土真宗大谷派なので、ご院主様に聴いてみたことがありましたが、浄土真宗はそういうことに関心がないのか、うちのご院主様が無知なのか(若いから?)ようで、ご存じありませんでしたね。
この回答へのお礼
お礼日時:2012/02/11 06:56
わかりやすい回答ありがとうございました!
確かに仏教は輪廻という考えがありますから、人類の起源という考えとはちょっと違うのかも…なんとなく卵が先が鶏が先か、みたいな感じでスッキリしない教えですね(笑)始まりもみえなきゃ終わりも見えないですね。
それが宗教なんでしょうね…ありがとうございました‼
No.4
- 回答日時:
アダムとイブのことは、聖書の旧約部分のはじめ(創世記)に出てきますが、その内容は当時のアラビア地方に広く伝わっていた神話を基にしたものだと言われています。
聖書作者の独創ではないのです。創世記の後に、ユダヤ民族の歴史が延々と続きます。つまり、民族の歴史を書くために地球の始まりから書いたほうが収まりがよい、と考えたのかもしれません。
No.2
- 回答日時:
仏教では、キリスト教のように、人類がどこかある一点から始まったという概念はありません。
自分が存在するのは両親がいるから。その両親にはそのまた両親がいる。さらにその先にも両親がいて……と、延々と過去にさかのぼることはしても、ではいつから人類が誕生したか、ということは説いていません。
仏教が説くのは、常に「因縁」であり、どこがスタートかは問題ではないのです。
強いて言えば、《人類が生ずる「因縁」》が生じたその時点が人類のスタートですが、それがいつであるかとか、誰が最初にその「因縁」を結んだのかetc.ということは説いていないはずです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
2点間の経緯度から距離を計測...
-
今でも、地球形成時の原始の熱...
-
Environmental changes occurre...
-
一年は365日と何時間何分何秒で...
-
太陽の光が地球に届くまでの時間
-
地球温暖化とか言っちゃってる...
-
地球温暖化などの気候変動で、...
-
油田地帯では、余った天然ガス...
-
地球は丸かった・・・どなたの...
-
ここには犬が住む・・・
-
日本人が「地球は丸い」と認識...
-
宇宙戦艦について
-
地球の表面積の内、人間が使用...
-
真の直線
-
46億年も経っている地球がなぜ...
-
なぜ夏は暑い???
-
地球の滅亡
-
ワールドウォーZの原作にあった...
-
円と直線
-
博物館の存在意義
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報