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皆様こんにちは。

皆様、古今東西のモータースポーツ、様々なメカニカル面におきまして、

・それ、一体全体ヤル気があるんですか?

と尋ねたくなるような事例、過去に何かしら思い当たるものがございますでしょうか。

加えて他方、上とは全く逆に、

・それ、意欲は理解出来ますけど、チト行き過ぎでは?

とお感じになった例なども何かございますか。

こういったケース、当方個人的にはかなり存在するのですが(苦笑)、よろしければ皆様、ひとつ上の様なお話しをお持ちでありましたら、お時間に余裕がある際にでもお気軽にご回答、何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます(礼)。

ちなみに本枠、主にフォーミュラ1の話題をよく拝見致しますので、有名な該当ネタを下に書かせて頂きます。

◎ヤル気ナシ 
91年、「フットワーク」の名称時期のアロウズに搭載。ベラボーな開発費だけ巻き上げといて、ろくでもないエンジンしか出してこなかったポルシェ(エンジン名称ポルシェ3512)。

◎行き過ぎ
86年ゴードン・マーレイ設計、ブラバムBT55。「超低型ローシルエット」のマシンコンセプトにて、極限まで車高を低く切り詰め。そのため搭載のエンジンやギヤボックスも、特注仕様。しかし成績の方は、残念ながら「・・・」でした(苦笑)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9% …

「「あんたヤル気あんの?」及び「それは行き」の質問画像

A 回答 (4件)

行き過ぎ


ロータス76、エマーソンフィッティパルディとのコンビで圧倒的な力を発揮していたロータス72の後継車。
セミオートマとまでは言わないが、電磁クラッチでクラッチペダルは発進時だけ使用とし、それ以外はシフトノブのボタンを押せばクラッチが切れるという仕組みで、ドライバーの足はスロットルとブレーキだけに集中しようという発想。
現在のF1を見れば方向性は間違っていなかったと思うが当時としては操作が斬新すぎたので失敗作になってしまったと思う(エマーソンがいたら事情は違っていたかも。

シャパラル2J、究極の行き過ぎと言えばこれでしょ、通称バキュームクリーナー、ダウンフォースを生むためのファンを装備して車体下から空気を吸い出すという仕組み。一番残念ながらとても格好が悪いこと。
ブラバムBT46の先駆的作品。

やる気あんのか
MAKI F1、やる気あんのかというのは酷だけど、プロジェクト自体に絶対無理があったよなあ。いくら、プライベーターに毛が生えたようなチームでも(買ったマシンで)出られた時代だったとはいえ。一から開発は無理すぎたと思う。
初代F101はグランチャンカーのSIGMAの乗りで作っちゃったし。
http://park3.wakwak.com/~tonupboy/car/1974/makif …

この回答への補足

ultraCS様、補足をお借りし再度御礼、今回も素晴らしいお話しを賜りまして、誠にありがとうございました(礼)。

また今回は、自身の都合によりことごとくの御礼参上遅延、改めまして皆様には、深く深くお詫び申し上げる次第でございます(大変失礼致しました。礼)。

yotani0425様、ma_h様、stm003様、そしてultraCS様、ご回答誠に誠にありがとうございました(深く礼)。


 追伸

最後に「ヤル気ナシ」と「行き過ぎ」を見事に兼ね備えた一台、こちらおまけで送らせて頂きます(爆笑)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% …

※前評判は恐ろしく高かったのですけれど、いやはや一体全体「なんのこっちゃ」という結果に終ったクルマです。しかもエントリーもしていないのに、サファリラリーに混じって実戦テストまで展開。もうホント、笑うしかありません(関係者皆様、申し訳ありません。苦笑)。

補足日時:2012/03/14 18:47
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この回答へのお礼

いやはやultraCS様、御礼遅くなりまして、誠に誠に申し訳ございませんでした(深く礼)。

当方と同じくモータースポーツ好きの一友人からは

「あの質問、お前自体が『ヤル気ナシ』じゃないの?」

と突っ込まれる次第でありまして(汗)、何をもちましてもまず御礼遅延のご無礼、ultraCS様何卒お許し下さりませ。

しかしこれだけ貧乏暇ナシですと、イベントへ足を運ぶどころか、録画しておいたレースですらナカナカ観る機会がございません。全く、本当に、困ったものであります(苦笑)。


◎ロータス76
ultraCS様、先進的技術への取組と申しますのは、やはりロータスにおいて一種のチームカラーでありますですね。コーリン・チャップマン氏の人生哲学、様々のマシンに見事に反映している感であります(ただ最低限必要と思われる安全性への配慮に関しては、正直尊敬致しかねる面も、残念ながらございます)。

確かにお話しのシステム、これはどう考えても、当時の関連技術ではチト「先走りに過ぎた」印象でありますね(苦笑)。

http://formulatotal.files.wordpress.com/2010/09/ …

http://autosport.sapo.pt/users/68/6850/03902e60. …

チーム・ロータス、グラウンド・エフェクトカーでは素晴らしい成功を収めましたけれど、その一方で87年に実戦投入した、フルアクティブ・サスペンションの失敗例もありました(よりによって、ちょうど中嶋さんが乗った時期ですよね。全くタイミングが悪いったら、ありゃしません。苦笑)。新しい試みへの取組、これはもうチームカラー以外の何物でもないなぁと愚考致す次第です。

http://www.astonmartin-atlanticcars.co.jp/SERVIC …


◎シャパラル2J
ありがとうございますultraCS様(礼)。

モータースポーツ界においては伝統的に諸々「行き過ぎ」の多い北米、その地でも更に「行き過ぎ」の代表格たるファンカーの登場、いやはやもうホントに最高であります(当方かねてより「逆ホバークラフトカー」と呼称しております。爆笑)。

http://www.ultimatecarpage.com/images/large/91/C …

http://www.ultimatecarpage.com/images/gallery/fo …

http://www.corujoxx.com/MIWEB3/Goodwood/11.jpg

このクルマ、米国レース好きの当方にとりましては、技術的にも大変興味深い一台でございまして、加えて走りにおいても、結果として副次的にドラフティングの余地を与えないという(路面のダストをファンから排出!爆笑)、とにかく笑えるクルマでございます。

http://automanas.lt/wp-content/uploads/2011/07/c …

ちなみにultraCS様、かつて第二次大戦中のドイツでは、メインエンジンとは別に過給機駆動用の専用エンジンを搭載する、超高高度偵察機がございました。

このシャパラル2Jも、ファン駆動には同じく補助エンジン搭載とのお話し。当方の様なメカオタクには、誠に面白いシステムと感じる次第であります。

しかしながらultraCS様、今の時代にカンナムマシンのお話しを頂けるというのは、これは本当に嬉しくありました(たまりません。最高です。笑)。

オイルショック前、省エネルギー思想や今風のエコロジー概念が無い時代のマシン、これはいずれもが世界各国で「行き過ぎ」に近いノリが多々でございますね(下、我が国の同規格マシン、当方いずれも大好きです)。

・日産 R381
http://as-web.jp/photo/pnews/201007/12805/01.jpg

http://www.j-motor-vehicle.net/photo/200703nissa …

・日産 R382
http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/0a/92/brand_ …

・日産 R383
http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/0a/92/brand_ …
※これにターボチャージャー搭載となりますと、紛れもなく「行き過ぎ」であります(笑)

・トヨタ7(1969年)
http://www.ultimatecarpage.com/images/large/1420 …

・トヨタ7(1970年)
http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/fb/61/tnkmot …

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/006/208/26/N …
※この流麗なスタイル、国産マシンの中では至高の一台と考える次第です


◎マキF1
確かに仰る通りでありますねぇ。志の高さと現実の厳しさのギャップ。しかもこの時代ですから、諸々余計に大変であります(我が国のコンストラクターがこの様な試みを実行に移すこと、実際今現在でも本当に大変と思います)。

こちらまさにお話しの通り、ヤル気ナシと言うよりは、全体の見通しに関し熟慮が欠けていたのかなぁ?の感でございますが、しかし関係者皆様の大きな夢自体は、こちらに大変よく伝わって参ります。

ultraCS様、以後のコジマエンジニアリング製F1マシンをはじめとする、我が国の様々な国産フォーミュラカー。これらにつきましてはまたの機会、個別の話題として何かしらぜひ再質問の形を採らせて頂きたく存じます(非常に価値のある、素晴らしいクルマ達でありますものね)。

http://www.jrpa.org/gallery/2011/40th/017.jpg

ultraCS様、重ねて御礼、ご回答誠にありがとうございました(加えて御礼遅延、大変失礼致しました。礼)。


 追伸

ultraCS様、以前にお世話になりました当方愚問「Marlboro」でありますが、残念ながらいまだ疑問が解決しておりません(爆笑)。

マルボロライトのゴールド仕様のマシン、確か全日本F3000では、エンジン部にカウルが無い頃だったと思うのですが(初期ですね)、どうにもモータースポーツ誌のバックナンバーを振り返ってみても、該当マシンが見つかりませんです(参りました。苦笑)。

最近はもしかすると「F2の時代かなぁ?」とも考えておりますが、こちら、また疑問が解決致しましたら、何かしらの機会にご報告させて頂きます(笑)。

http://f.imagehost.org/0340/1986_Keke_Rosberg_Mc …
※この色ではなく、確かに金色でした(笑)

ちなみにultraCS様、当方の息子がただいま模型を製作中のMarlboroカラーマシン、下でございます。うーん、コレも確かに格好良い(笑)。

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/08/186151 …

お礼日時:2012/03/13 21:39

何時の時代にもF1には奇車、迷車がつき物ですが、


個人的に記憶に残る(わりと好きなのかも…)マシンを一つ。

1994年、あまりにも行き過ぎた設計、デザインで、
『絶対無理!』
『夢を見すぎ!』
と皆に思わせて、それを裏切らなかったマシン。

simtek s941

といっても、このマシンの設計段階のマシン。
このマシンの最大の特徴はフロントサスペンション。
写真では分かりにくいかもしれませんが、
このマシンのフロントサスはアッパーアームとロアアームが一体化され、
上部についたアーム一つで前輪が支えられており、
ダブルウィッシュボーンならぬシングルウィッシュボーンの設計なんです。

現在のF1でもフロントサスを前方から見て『ハ』の字型に設置して、
サスペンションジオメトリーよりも
ノーズ下部周辺のエアロダイナミクスを優先して設計していることから、
そこに目をつけて冒険し、
エアロダイナミクス的には究極に近い素晴らしいデザインをしているんです。

…が、このサスペンションでは剛性が足りなくなるのは非を見るよりも明らか…。
これを実現できる強度をもった素材は無く、
現状で手に入る素材で作ったら重過ぎて使い物にならない…。
そこらへんを考えなさすぎ…。

ガンダリウム合金が存在するとでも思っていたのかしらん…。

結局このマシンは途中で無理があったことを素直に認め、
オーソドックスなフロントサスペンションに戻し、無事にデビューしました。
「「あんたヤル気あんの?」及び「それは行き」の回答画像4
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この回答へのお礼

stm003様、ご回答、厚く御礼申し上げます。御礼参上遅延、大変失礼致しました(深く礼)。

◎シムテック S941
stm003様、これは「ヤル気ナシ」と「行き過ぎ」、その両方を兼ね備えた事例という印象でありますね(苦笑)。

http://www.f1rejects.com/teams/simtek/profile.html

http://f1nostalgia.blogspot.com/2010/12/overdose …

しかしながらstm003様、当方自身はモータースポーツにおける諸々の技術側面、あれこれシロウトなりに分析するのが大好きなのでありますけれど(弱小チームやマイナーなマシンも含め。笑)、このマシンに関してはどうにも分析意欲以前に、あまりに残念な事故のイメージが、ついつい先に立ってしまいます。

http://f1nostalgia.blogspot.com/2010/12/overdose …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC% …

長年モータースポーツに興味を持っておりますと、当然ながら否応なく、非常に哀しいお話しを目にすることも時折ございまして、とにもかくにもスピードと安全面の天秤、どのカテゴリにおいても可能な範囲で十分に配慮致して欲しいものと、切に願う次第です。

しかし、それにしても、フォーミュラ1と申しますのは、何故か力不足(失礼)の弱小チームの参加事例、長年にわたって一種伝統でありますですね(苦笑)。

おそらく、下位カテゴリに自社製のマシンを以て参戦しても「相当に厳しいのではないか?」とのチーム、これまで誠に多々でございます。

やはり世界最高峰の舞台への挑戦という魅力、加えてその形だからこそ、一応の資金繰りも可能となる現実(注目度から申し上げまして大きなスポンサーさん獲得の可能性、一応ありますものね)等々、単純に物理的には割り切れないお話しが実に多い感であります。

レースマシンという物を良く知り尽くした老舗、ローラやマーチやダラーラでさえ、年間を通してはナカナカ満足な結果を出せませんでしたから(加えて大金投入型のトヨタ等も。苦笑)、よって当方などはF1古豪各チームの能力、想像を絶する技術レベルの高さ(及び運営能力)と、改めて畏敬の念を抱く次第でございます。


ちなみにstm003様、空力との観点においては、当方過去に「これは行き過ぎじゃないの?」的一台がございました。

・プジョー405T16GR パイクスピーク・ヒルクライム仕様
http://www.carsbase.com/photo/Peugeot-405_T16_GR …

http://www.carsbase.com/photo/Peugeot-405_T16_GR …

http://www.ultimatecarpage.com/images/gallery/fo …

http://www.ultimatecarpage.com/images/large/4959 …

しかし標高の高い場所でのレースということを考えれば、これは当然至極の対応でありまして(笑)、しかも近年では同レース、モンスター田嶋さんのスーパーマシン等々をすっかり見慣れてしまい、ド派手なエアロパーツには一切の違和感を感じなくなってしまった次第です(苦笑)。

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/ …

http://www.media.suzuki.com/auto/uploads/images/ …

そしてstm003様、「絶対無理!」「夢を見すぎ!」と感じる、過去のF1弱小チーム。これに関しても誠に面白いネタでありますので(オゼッラやオニクス等々。笑)、またいずれかの機会に本枠にて、ぜひぜひ質問のネタとさせて頂きたく存じます(礼)。

stm003様、今回は御礼が大変遅くなりまして、本当に申し訳ございませんでした(重ねてお詫び致します)。ご回答、再度御礼、誠にありがとうございました。

お礼日時:2012/03/14 15:35

モータースポーツ好きのおっちゃんです



●やる気無し

1992年のブラバムです。
当時全日本F3000選手権で活躍していた中谷明彦の起用を発表したものの、中谷に対し国際自動車連盟(FIA)がスーパーライセンスの発給を認めなかったため、その話はオジャンになりましたが、その代役に何と女性ドライバー!

所謂「スポンサーマネー」で起用されたその名は「ジョバンナ・アマティ」。F1史上5人目の女性ドライバーの参戦とあって話題にはなりましたが、参戦した3戦全てで予選不通過。しかも結局そのスポンサーマネーも入金されずにドライバーは解雇。あげくにチームは解散。

ほんと「やる気」が見えませんでしたね。

●行き過ぎ

すでに回答が出ていますが、やはりティレルの「6輪車」ですね。
当時もびっくりしましたが、今見てもその独特のフォルムには驚嘆します。

こんなところでしょうか。
「「あんたヤル気あんの?」及び「それは行き」の回答画像2

この回答への補足

ma_h様、御礼参上遅れておりまして、いやはや誠に申し訳ございません(汗)。

当方「ご回答、ありがとうございました」程度の御礼では、どうにも納得のいかない困った性格でありまして(苦笑)、こちら何かしらのお返しネタを用意してお礼に伺うというのが、毎回の基本スタンスなのでありますけれど―――

しかしながら当方、今現在仕事が多忙を極めておりまして、毎晩自宅へ持ち帰りで処理しても到底追いつかない状況にて、ただいま寝る間を削って悪戦苦闘致しております。

こちら、相済みませんが、時間が出来次第、必ず必ず御礼参上仕ります。何卒しばしのお時間頂戴、ma_h様よろしくお願い申し上げます(申し訳ございません)。

またこの場をお借りし、ultraCS様そしてstm003様、同じく御礼参上遅延の無礼、何卒お許し下さりませ。誠に勝手ながらしばしのご猶予、重ねてお願い申し上げる次第でございます(礼)。

皆々様、ご回答、誠にありがとうございました(深く礼)。

補足日時:2012/03/04 03:13
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この回答へのお礼

ma_h様、ご回答、厚く御礼申し上げます。御礼参上遅延、誠に失礼致しました(礼)。

当方、何故か本枠での質問時、毎回必ずと言ってよいほど予期せぬ多忙に見舞われておる形でして(苦笑)、これも当方日頃の行いの悪さに起因するものと反省しきりでございます。

この様な失態にも拘らず誠に身勝手でございますが、またの機会、もしよろしければ以後も本枠当方愚問へのお立ち寄り、ma_h様何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます(礼)。

◎ティレル P34
「行き過ぎ」の事例においては、まさにそのチャンプとも言える感のマシン、このお話しを頂戴致しましたですね(笑)。

これはyotani0425様のお話しにもありましたけれど、やはりどう考えても、見事なまでの「行き過ぎ」であります(苦笑)。

ちなみに同マシン、技術的詳細は巷でもよく知られておりますが(同車、有名ですものね。笑)、実は以前に当方、田宮模型の社長さんがお書きになったご本で同マシンのお話しを拝見。どうも模型等々に関するロイヤリティの定着は、このマシンのプラモデルのヒットが、最初のケースとなったようであります。

しかしながらma_h様、当方自身はやはりこのチーム、「ティレル」と言うよりも「タイレル」との呼称イメージでございます(かつてオートスポーツ誌では、かたくなに「タイレル」の表記でありました。ちなみに同誌、ティエリー・ブーツェン氏の名前も、延々と「ブートセン」表記でありました。爆笑)。

加えて同マシンに関しては日本GP使用「たいれる」のロゴ、これが最高に似合う印象でございます(笑)。

http://az-1.loops.jp/tokubetu/101/101_4.html

ただ哀しいかな、ティレルの名前も、今や既に消滅。いやはや何とも、実に寂しいお話しでありますですね。

ちなみに当方は中嶋悟氏の大ファンでございますので、同チームの歴代マシンの中では、下のクルマが最も好きでございます(このクルマも幾分の「一部行き過ぎ」が入っておりますね。笑)。

http://livedoor.blogimg.jp/tf086/imgs/b/b/bb4720 …

最後にma_h様、上のティレル等、技術的に面白い工夫へトライする姿勢は、ある意味一種の「チームカラーなのかなぁ」という気も致しますが、しかしこの名門ブラバムにおいては末期におけるその姿諸々、本当に混乱の極みでありましたですね。

チームやコンストラクターにおける栄枯盛衰、これもいずれかの機会にまた質問を送らせて頂きたく、加えて女性ドライバーにつきましても、以後本枠にて話題の一つになればと、当方も楽しみにしております(ちなみに当方ですと女性ドライバーと言えば、やはりミシェル・ムートンさんでありましょうか。あのスポーツ・クワトロを自在に振り回すというのは、本当に凄いですよねぇ。なお今現在は、ダニカ・パトリック嬢がイチオシのおねーちゃんドライバーであります。笑)。

ma_h様、これらに関するネタもまだまだ沢山あるのですが(中内さんのお話等々。苦笑)、しかし何分当方ただいま貧乏暇ナシでございます。またの機会にはさらに突っ込んだ話題、何卒お付き合いのほどよろしくお願い申し上げる次第でございます。

重ねて御礼、ma_h様、ご回答誠にありがとうございました(礼)。

お礼日時:2012/03/05 20:45

こんにちは。


なにせ歳なもので古い時代のことになりますが、よろしいでしょうか?

・ヤル気ナシ(実は大成功?)
66・67年のレプコブラバムV8。オールズモビル(!)のアルミブロック流用のただのSOHC2バルブエンジン。1.5Lから3Lに変わった最初のシーズンから2年間でして、並み居る競合がエンジンの熟成に苦労している中、ヤル気ナシの下馬評だった低出力エンジンと古い設計のシャシー(実は信頼性が高かった)の組み合わせで2年間はワールドチャンピオンを獲得してしまった。
確か66年は、F2でもホンダからエンジンを貸与されて11連賞でチャンピオンでしたね、当時のジャック・ブラバムさん、一見ヤル気ナシの低予算で最大の効果を発揮していたと思います。この時期、デニス・ハルムとの名コンビで笑いが止まらなかったでしょうね。

・行き過ぎ
上記と同じ年代のBRM製H16エンジン。水平対向8気筒の二段重ね、BRMとロータスが使いましたが複雑すぎるのと重すぎで、さすがのジム・クラークも1勝だけだったと思います。
翌年には、かの有名な軽量・高出力・信頼性抜群のコスワースDFVが活躍し始めますが・・。
あとは、ホンダの自然空冷V8エンジン、70年代初頭のティレル6輪車がちょっと行き過ぎ(やり過ぎ?)みたいではなかったか?と当時自分では感じておりました。

大変古るいお話で失礼いたしました。

この回答への補足

これはyotani0425様、ご回答、誠にありがとうございます(いつもお世話になっております。礼)。

いやはや実はyotani0425様、相変わらず貧乏暇ナシの当方、また緊急の出張となってしまいまして(苦笑)、また日を改めてのお礼参上をご容赦のほど、何卒何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます(申し訳ございません。礼)。

yotani0425様、そしてこの場をお借りしma_h様、ご回答、厚く御礼申し上げます!!

補足日時:2012/02/23 18:33
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この回答へのお礼

yotani0425様、ご回答、心より御礼申し上げます。御礼参上遅延の無礼、何卒何卒お許し下さりませ(大変申し訳ございませんでした。礼)。

しかしながらyotani0425様、またもやお世話なりまして、誠に恐縮でございます(深く礼)。

相変わらずの内容たる当方愚問ながら(苦笑)、こちら多々ご配慮賜り、重ねて厚く御礼申し上げます。

いやー、しかしさすが大先輩のyotani0425様、これまた実にシブ~イところのお話しを頂戴致しました(笑)。

なるほど、確かにこの二つのエンジン、詳細を見れば見るほど「ヤル気ナシ」及び「行き過ぎ」の各印象でありますですねぇ(頷くことしきりでありました。笑)。


◎レプコ・ブラバムV8
yotani0425様、この時代のエンジンとなりますと、浅学当方では誠にお寒い限りの知識でございますが(苦笑)、いやはやオールズモビルのV8がベースだったのでありますか。

しかし規定上限以下の排気量エンジン(加えて基本が流用)、そして旧型シャシーとのパッケージと聞きますと、まずもって単純には確実に「ヤル気ナシ」の印象でございますが(苦笑)、ところがこちらyotani0425様のお話しにあります通り、66・67年連続でタイトル獲得!(ドライバーズ及びコンストラクターズの両方ですものね。これはお見事)

ちなみにyotani0425様、さすがに68年になりますと、同エンジンではかなり苦戦の状況と拝見致しましたけれど(年間優勝数0、コンストラクターズポイントの順位はガクンと低下ですね)、しかし先の二年の戦績と申しますのは、これはマシンの中身を考えれば本当に「お見事」の一言であります。

yotani0425様、これは当時のブラバム氏としては

・規定変更の混乱を見越し、敢えて古い道具(信頼性の高いパッケージ)で勝負に出たのか
・それとも単純に予算の問題、諸々新しい品揃えが不可能だったための妥協なのか

実際どちらの形が主な理由なのでありましょうかねぇ(おそらく後者の理由がまず最大要因と思われる次第ですが。苦笑)。

しかし、正直申し上げまして、運も実力の内。そして何より時勢と諸々の状況を、見事に見抜いたからこその成功でございますので、やはりブラバム氏、ドライバーのみならずチームオーナーとしても素晴らしい能力の偉人と考えます。

またyotani0425様、残念ながらオールズモビルのブランド、今現在ではモータースポーツ界から消えてしまいました。

米国インディカーのレースにおけるCARTとIRLの分裂、このIRL(インディ・レーシング・リーグ)発足初期にオールズ「ブランド」のエンジンが走っておりましたけれど、しかし浅学当方が知る限りでは、どうにもオールズの名前はこの時が最終になった模様でございます。

最後にこのエンジン、今回お話しを賜りまして、改めて色々な資料を拝見したのですが、確かに極めてコンパクトな印象であり、シャシーへの収まりも実にスムースな感でありますですね。

http://kirill.chamberlain54.com/2009_07_20-F1_at …

http://kirill.chamberlain54.com/2009_07_20-F1_at …


◎BRM・H16エンジン
いやはやなるほど、これは真逆、いかにも収まりが悪いですねェ(苦笑)。

http://www.flickr.com/photos/wembley_1966/336605 …

http://www.f1-photo.com/Photo/BRM-H16_1966_Mexic …

yotani0425様、こちらも浅学当方、詳細はこれまでほとんど把握していなかったですけれど、いやはや仰る通り、こりゃ本当に重そうです(加えて複雑。これはメンテも非常に大変だったでしょうね。苦笑)。

http://www.f1-forum.fi/vb/showthread.php?t=31030

ちなみにyotani0425様、本H16エンジンの下の写真、このエンジンも同じく「行き過ぎ」の「お仲間」と思われる次第でして、「ゲテモノ」エンジンとしては(失礼)それなりに有名でありますですね。

・ライフW型12気筒

http://ja.wikipedia.org/wiki/W%E5%9E%8B12%E6%B0% …

なおこのエンジンを搭載したF1マシンのライフL190、出場14戦の全てで予備予選落ち(90年)という、「史上最悪のF1マシン」として名高い(?)クルマでございます。

http://www.fastestlap.es/tag/life/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4% …

※「迷車」としてのレベルがあまりに凄過ぎるだけに、なんと2009年には復元(!)された模様です。いやはや、これはこれで、「別の意味での高い価値」ということになるのでしょうかねぇ(爆笑)。

http://www.f1fanatic.co.uk/2009/06/29/life-l190- …

またyotani0425様、F1におけるホンダの空冷エンジン、これも結果として色々なことを考えさせられる形の、一技術事例となりましたですね。

会社トップの人間の理念と、現実とのギャップ。そしてその無理が、一部要因となったのかもしれない悲劇的結末。これは技術の面以外でも、理想と現実の難しさというものを多々印象深く感じた事例でございます。

改めましてyotani0425様、この度もご回答、誠にありがとうございました。また今後とも浅学当方へのご教示、何卒何卒よろしくお願い申し上げます。

yotani0425様、重ねて、深く、御礼申し上げます(礼)。

お礼日時:2012/03/02 01:21

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