街中で見かけて「グッときた人」の思い出

この春、中学に進む息子をもつ父親です。

先般、中学の校長から、「中学校の教育現場は大変なんですよ。保護者からももっと責任を持って参加してもらわないと困る」という話がありました。
仕事なんだから当然でしょ!と思いますが、小学校では学校側からそんな言い方はなかったし、中学の先輩保護者も必要なPTA活動には参加していると思っています。確かに思春期を迎え何かと難しい時期であること、高校受験を控えていることなど小学校とは環境の違いがあるのはわかります。

小学校の教育現場と比べて、どんな大変なことがあるのでしょうか、小学校と中学校の教育現場の違いはなんでしょうか。

どなたか教えていただけると助かります。

A 回答 (4件)

読売新聞に報道されていた事例を紹介します。


大阪の事例ですが、中学校の先生の多くが「うつ病」などのメンタルな病気で休職(病気休暇)されています。
それを補うために非常勤講師(教員免許はあるが、採用試験に合格しなかった方)を頼む。
あるいは、校長の権限で「臨時免許」を与え、畑違いの教科を教える。
英語の先生が数学を教えるということもあったそうです。
中には、担任の先生が病気で休むので、担任不在の期間が3か月以上もあったとか。
大阪だけではなく、京都でも似たような事例は起きているように報道されていました。

ここからは、個人的な感想です。
「しつけ」は家で、「勉強」は学校で、という考え方の先生がいます。
当然、家でもしつけは必要ですが、学校でも基本的なことは「しつけ」として教えても良いと思います。
教員の質という問題もあるように思います。
現在は不況であり、就職も大変厳しい時期です。
しかし、教員というのは、お勉強さえできれば良いというものではありません。
子供相手の仕事ですから、人間性も必要です。
採用試験に面接はあっても、限界があります。
バブル景気のころに採用されたような先生であれば、どの程度の質でしょうか。
また、ここのサイトでも時々見かけるのですが、学校の教員が質問をしています。
本来であれば、先輩の先生なり、学年主任などに相談すべき問題です。
質問内容によっては、職員会議に諮るなど、適切な順序を踏んでからするべきことも、ここで質問していました。
新人教師の先生は、はじめての授業参観の授業内容を質問していました。
私も新入社員の教育をしてきましたが、教員という職業は「新人研修」というのはあっても、いきなり担任を任せられる職業なんですよ。
私からすれば、1年間くらいは副担任くらいにしてから、担任を任せるべきだと思っています。

学校の先生という職業は、ある意味、特殊なのかもしれません。
参考にならなければ、お許しください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
中学校を理解する上で、小学校と自分自身の中学校時代を基準に考えていました。

教員、保護者の質という面でもみていきたいと思います。
大変参考になりました。

お礼日時:2012/03/14 22:16

根本的に違いはありません。


教科の違いや部活動のありなし,受験のありなし,子ども達が思春期に入るなどの小さな違いはありますが,子どもがいて教科指導,生徒指導をしていく等,教育活動を行うことに何ら変わりがないのです。

詳しい経緯が分からないので断言できませんが,校長先生の言葉は責任回避です。学校にも道義的責任が息子さんの行動について必ずあるのです。生徒指導を教育活動全般において行っているわけですから。

ですから私が校長であるとしたら,「学校の指導がなかなか息子さんの心に響かず申し訳ありません。しかし学校だけでは指導の効果が出ることが期待できない事もあります。ぜひ家庭でも~についてご協力ください。息子さんのためにお互い頑張りましょう。」とお話しすると思います。

ようはその人の責任感と人間性の違いです。現場の違いではありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
小学校も中学校も本質的には同じことがわかりました。

保護者にどんな協力を求めているのか具体的にしていきます。

大変参考になりました

お礼日時:2012/03/15 19:30

教員です。



よく事情が呑み込めません。

どういった状況で中学校の校長は、その発言を行ったのでしょうか?

発言の趣旨は単純に「小学校と中学校の違い」だけなのでしょうか?

補足を願います。

この回答への補足

発言した場面や意図について
「全国学力テストで中学1年から3年にかけて学力が低下してくる傾向がある」という議題について話し合っている時です。全ての生徒が低下するのではなく、学力が伸びる生徒と伸び悩む生徒の差が大きくなるのが原因とのことでした。発言した校長の意図するところを質問しても、中学校の教員側はパーフェクト、完璧、やることは全てやっている、問題は保護者、家庭にあり、と私には伝わりましたし、他の保護者も同様な感想です。

小中の違いを質問したことについて
小学校ではこの様な疑問、感情を持ちませんでした。故に小中の違いから理解したく、特に教育現場を理解することからはじめたく、今回の質問となりました。

ぜひご教授ください。

補足日時:2012/03/14 23:52
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学校によって様々だと思いますが、公立中学校だと大変だと思います。



・中学に入って勉強についていけなくなる子が出てくる→やる気がなくなる→不登校もしくは不良とつるむ。と
・ほぼ授業にならない(生徒が来ない、または寝る、または将棋などで遊ぶ)
・他の中学校の生徒と交流が生まれる、もしくは対立。不良に気に入られたらそっちの仲間になってしまって遊ぶ、もしくは悪さして拘置所。
・公立中学校の教員は、みなさんはたしてちゃんと授業できているのか?教えられるだけの知識があるか疑問。塾任せにして、塾に行けない子は放置。
・部活動の指導が大変。中学生の頃、「こっちは無料でやってるんだ」と顧問から愚痴られたこともある。
・親が離婚したり、父が逃げたり、母が追い出されたりする家庭が増えだす。→生徒が気力をなくす。

私の地域の学校はこんな感じでした。でもPTAの人たちがしっかりしてて、地域の連携があったのでみんな仲良しでしたよ。
親がいない子どもなどに、別のお父さんやお母さんから声をかけてやれば少しは元気になると思います。先生のいうことは聞かなくても、地域の人のいうことはきいてる友達が多かったです(笑)
保護者というより、その学校の生徒を見守る「地域の一員」としての連携が大事だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私の地域の子供たちも仲はいいですね。地域で保育園、小学校、中学校がひとつですから、みんな兄弟のようです。それだけに競争や悔しさ、ライバル心、憧れみたないものが希薄になっていると感じています。これも少子高齢化の影響でしょうか。

大変参考になりました。

お礼日時:2012/03/14 22:22

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