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日本の作家の作品を、日本語から英語へ翻訳し、シンプルな文体なので日本人の英語学習者むけの英語教材となるような本、または英語を母語とする読者に紹介することができないかと考えております。

このような日本語の作品を英語にする場合の許可は、その作家さんは他界されておりますが、ご家族と事務所もあるようですので、そちらに許可を頂くと考えてよいでしょうか?
または、その翻訳したい本を発行している出版社に、直接お願いするものでしょうか?
それとも、その両方に許可を頂くと考えた方がよろしいのでしょうか?

日本の出版業界について素人で大変申し訳ないのですが、教えていただければと思います。

お忙しい中大変恐縮ですが、教えていただければ幸いです。お手数をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

>両方に許可を頂くと考えた方がよろしいのでしょうか?


そう考えてください。
作品を英語にする場合の許可についてですが、
著作権は著作者の死後50年なので、翻訳などの許可は著作権を管理している家族や事務所に許可を貰ってください。
著作権とは別に出版権が設定されている場合があります。通常は出版社と著作権者との間で、出版権の存続期間を3年として、特に異議がなければ1年ごとに自動延長という契約になっていることが一般的です。
出版権とは図書・図画出版のための複製権の独占的利用許諾で、出版社に出版権が設定されていれば複製権者(著作者)自身も出版行為を行なうことはできません。
従って、出版社にも許可を貰う必要があります。

著作権法
第79条1項 第21条に規定する権利を有する者(以下この章において「複製権者」という。)は、その著作物を文書又は図画として出版することを引き受ける者に対し、出版権を設定することができる。
第80条1項 出版権者は、設定行為で定めるところにより、頒布の目的をもつて、その出版権の目的である著作物を原作のまま印刷その他の機械的又は化学的方法により文書又は図画として複製する権利を専有する。
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この回答へのお礼

丁寧に教えていただきまして、どうもありがとうございました。とても助かりました。

まず数章を個人的に訳してみて、お相手の事務所の方に連絡を取らせていただいて、見ていただいてから、今後の対応についてお話できたらと思いました。うまく許可をいただけるかわかりませんが、とても好きな本なので、丁寧にお話を進めたいと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2012/03/25 06:31

英訳本の代理出版ですか?


“販売権等”は出版社にあるので、まず出版社の門を叩くのが妥当でしょう。
ただし、無名の一個人がお願いしても簡単に許可は出ないでしょうね。門前払いの確立が高いです。
法人でなら、いくらかはましだと思いますが。
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この回答へのお礼

ktfox さま、

アドバイス、どうもありがとうございました。
とりあえず、やってみようと思います。

お礼日時:2012/04/02 06:06

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