dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

先進国で日本ほど借金まみれの国はないですね。突出しています。

いろんなデータがありますが、GDP比で150%越え、危ないといわれているイタリアでさえ120%以下ですね。

借金も800兆を超えて、近く1000兆(計算にどこまで入れるかもありますが)に届きます。

いつ、破綻してもおかしくない、とか自国内への借金なので大丈夫、とか言われますね。

ここまで突出した理由は置いておいて、ここまでなってもまだ(いまのところ)大丈夫であるなら、なぜイタリアや他国も同じように自国内に借金をしないのでしょうか?
国債を自国の銀行に売りつけて(ある程度強制的に売りつける)、代金は日本と同じようにお札を刷り続けて(極端ですが)、貸し出す、まじめな国ばかりではなく日本のように官僚+金融の管理を国がすれば十分できてしまうような、、、。

日本のこの借金の仕組みは 官僚+お役所の強権力の上だけに成り立つのでしょうか?(日本しかできない?)

なぜ、他国が真似しない、できないのか教えてください。

A 回答 (9件)

日本政府はお金を「円」で借りています。


日本は国内に通貨発行期間である、「日銀」を有しています。故に、もし政府が返済不能に陥りそうになったとしても、日銀が「円紙幣」を発行し、これを買い上げることでそのリスクを回避することが出来ます。

ところが、イタリアやギリシャなどは、通貨として「ユーロ」を利用しています。これらの国の政府は国債を発行したときも、やはり自国通貨である「ユーロ建て」で発行します。

ところが、この「ユーロ」。イタリアにもギリシャにも、この「ユーロ」を発行する機関はありません。どこにあるかというと、ドイツ。ドイツ国内にある、「ヨーロッパ中央銀行」という機関がユーロ紙幣を発行しているのです。

もちろん、ドイツにあるからといって、ドイツにも勝手にユーロ紙幣を発行する権限などありません。

発行できるかどうかは、「欧州中央銀行の役員会とユーロ圏各国の中央銀行総裁で構成される政策理事会(Wikiより)」によって決められます。

つまり、ヨーロッパで、ユーロという紙幣を利用している限り、たとえ自国の財政状況が危機に見舞われたとしても、勝手にユーロ紙幣を刷ることはできません。

このことは、たとえ国内に自国通貨の発行期間を有していても、たとえば「ハードカレンシー」つまり、国際取引では利用することのできない通貨を利用する国、たとえば韓国が、国債を「ドル建て」発行して外国人に販売するとします。

ところが、韓国には「ドル」を発行する権限は当然ありませんから、突然外国人がドル建ての国債を大量に売りさばこうとしたりすると、返済不能に陥る可能性を否定できないわけです。

ところが、ハードカレンシーである「円」や「ドル」、の国債は、基本的に自国通貨建てで発行されますし、当然自国内に通貨発行機関がございますので、いざ返済不能になりそうな瞬間が来ても、これを切り抜けることが可能なのです。
    • good
    • 0

破たんは、GDPの比率で決まるわけじゃないんですよ。

支払いの日までに支払いの金額を用意できなかったら破たんです。
また、GDP はフローですが、債務はストックです。
両者の比較は、"円/year" と "円" という、速度と距離の足し算くらいおかしいです。
税収40兆円と年々の返済額20兆円の比較が単純に正解かと思います。家のローンがそうでしょう。
また、同じように言えば、国民の財産の総額を借金額が上回っても問題ありません。なぜだかわかりますよね?

イタリアと日本の違いは、
・経済規模
・通貨
・国内の国債消化比率
が違います。

>自国内への借金なので大丈夫
これ、完全に大丈夫ではないのですが、どの部分が「大丈夫」な要素かわかりますか?
まず、日本円は日本国内でしか使えず、日本国内では日本円しか使えません。
この場合、円債では円建て国債のリスクはゼロです。
つまり、GDPの減少には不況がつきものですが、不況時には投資先がないので、投資のポートフォリオをリスクの低い国債に集める動きが来ます。
不況で投資先がないから国債を買う、という構図ができるのです。

自国民が自国の債権を持っている場合と他国が持っている場合では結果が全然違います。
自国の場合、ある程度財政がやばくなっても、自分の財産が0になるくらいなら、ある程度の債権放棄による調整は可能です。
つまり、国と自分の生活は運命を共にする以上、完全な破たんの前に、JAL年金のように妥協による解決もあります。
しかし、他国が債権を持ってると話が違います。他国の場合、他人の国がつぶれようが知ったことではありません。
たとえば、フランスにお金が払えなくなったドイツに対して、フランスは軍隊を派遣して町を占領しました(のちに第2次世界大戦となる)。

イタリアの場合はこれはできません。ユーロは外国でも使えますから、通貨がスタビュレーターの働きをしないだけではなく、資産を持ってどこかに逃げることもできます。
崩壊が始まった時に、崩壊を立て直す方向に力が働かないんですよ。

なお、銀行が債権を買い取ると、債権の価格が不正に跳ね上がるので、ユーロでつながってたら無理ですよね。

日本のように破たんしないで借金を増やせる国は、日本とアメリカくらいです。ただし、アメリカの場合は他国が山ほど債権を持っているので、やはり日本とは事情は違います。
    • good
    • 0

まだ、国債が投機の対象になっていないから。


ギリシャは、先物が対象になり、破綻しました。
いまの金融で、実態経済から日本が破綻することはまずないです。
あるとしたら、先物取引からのはずです。世界的な余剰資金がどこにいつ牙を剥くかの話だけです。やりやすいところからやられているだけで、順番の話に過ぎません。
    • good
    • 0

日本の借金なんて無いからです。

そもそも、国としては日本は外国に金を貸しまくっている金持ち国家です。

馬鹿なマスコミ(財務省の陰謀に加担していると言う話もあります)が、国の借金が大変だと騒いでいますが、あれは国の借金でなく単なる国の一部である政府の借金です。そして、国にはそのほかに家計や企業があり、政府の借金をはるかに上回る膨大な黒字をかかえています。日本の借金が云々なんてのは考えるだけ無駄です。

>イタリアや他国も同じように自国内に借金をしないのでしょうか?
お金が無いからです。あれば、外国から借りる理由がありません。

>国債を自国の銀行に売りつけて(ある程度強制的に売りつける)、代金は日本と同じようにお札を刷り続けて(極端ですが)、貸し出す、まじめな国ばかりではなく日本のように官僚+金融の管理を国がすれば十分できてしまうような、、、。

ユーロの発行は欧州中央銀行に一任されています。即ち、自国の中央銀行というのは現在はありません。従って、日本やアメリカのように中央銀行に国債を買い取らせることはできません。

このように、ユーロ諸国は国独自の金融政策はできないようになっています。このことが原因でユーロは崩壊する(今現在のユーロ危機もこのことが原因ですし)事は避けられないと見ています。
    • good
    • 0

国債は財務省から競争入札で金融機関が購入します。


つまり、銀行が強制的に買わされる訳ではありません。国債は金融市場の商品で売買される対象になります。


現時点で破綻していないだけで将来はわかりません。

日本の金融機関が持っているのは、デフレで他に企業などに融資して利子を得ることが厳しいからです。国債の利子で利益を得るというの投資スタンスが現在の状況です。
海外の金融機関があまり手を出さないのは為替リスクがあるからです。また現在日本の金融機関が多くを保有しているので海外の金融機関が投機的な動きをしてもあまり効きません。また日本の金融機関は、自国の経済に悪影響のある投機的動きには参加しません。
ギリシャやイタリアの場合は外国といっても同じユーロのドイツフランス金融機関がもっていることから理解できます。つまり外国と言っても同じユーロなので為替リスクがありません。ギリシャ国債が危ないということで売りに出たわけです。また売れないくて損失計上することにも


官僚とか特殊なことはありません。状況が特殊で長く続いているだけです。


別要素として日本人が貯蓄率が高いことは影響していますね。
    • good
    • 0

もの凄く簡単に説明すると、日本銀行は円は幾らでも刷れるのです、ですが外国のお札は刷る事は出来ません、すれば偽札ですよ。


これを踏まえれば簡単、銀行預金・郵貯預金・年金等で国債は円で買われています、日本銀行は円をする事が出来ますので、刷って返す事が可能なのです。


だから安心と言うわけではありませんが、そう思われる部分かと思います。

ちょっと極論に近いですがね、インフレ懸念もありますしね、最終的にはそうするか?破綻か?に成るでしょうね。

簡単に答えました。
    • good
    • 0

自由主義経済では、アメリカと日本しかできません。



国債の先物で、国にバトルをしかける勢力が「まだ」ないからです。
保有国債を売る人がいないと先物でのバトルはしかけられません。損を抱えても売る人はいないと思われているからです。

ちなみに、国債の利率を超えるインフレが起きた時、しかけられるような気がします。
    • good
    • 0

日本の借金は約4500兆円あります。

その内の政府債務は700兆ほどで、地方と合わせて国の借金は1000兆ほどとなります。

資本主義経済では、その国のトータルでの借金が減少すると経済は崩壊し、恐慌へと進んでほとんどの社会システムは成立しなく成ります。そうなると軍事独裁国家となるか、社会主義国家になるか、他国に占領統治されるかのどれかになります。
借金が永遠に増え続けなくては経済成長は成立しなく、資本主義経済も成立しません。一般常識とは逆に借金が増えなくては経済社会は良くならないのです。

日本はバブル崩壊後、民間が一斉に借金返済行動に走ったためトータルの借金が縮小しはじめ、幾度の経済危機に陥るという事態になりました。そんな中、消極的ではあれど経済対策などによって、国だけが唯一借金を増やし続けた事で、何とか横ばい程度の不景気という範囲で収まっています。ここ20年、民間の組織や個人がリストラや事業縮小、節約などによって行なった借金縮小の額 と 国が増やした借金の額はほぼ一致しています。

日本は民間が借金を増やさない限り、国の借金は減りません。民間が投資に前向きになり事業拡大に向かった時に、国債は売られ同時に民間債権が買われることで国の借金は縮小に向かうことになります。


> なぜイタリアや他国も同じように自国内に借金をしないのでしょうか?

できればやっているでしょう。EU加盟しユーロ通貨を使用しているためやりたくても出来ないのです。
    • good
    • 0

日本が1000兆もの借金が出来るのは日本人の金融資産が約1500兆あるからでしょうね


ゆうちょ銀行の預貯金の運用先の8割は国債で大手メガバンクも大体3割くらいは国債を購入しています
そういったことから、日本人の金融資産が下支えになって日本が1000兆もの借金が出来る状態なのです(他にも日本の経常収支が常にプラスという要因もありますが)

イタリアなどの他国が国債を強制的に銀行に売りつけて借金をさせるとハイパーインフレになって経済がえらい事になりますよ
その前にイタリアはユーロに加盟してますからそんな勝手な真似は制度上できませんが
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!