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区立幼稚園の耐震について調べていたところ、「昭和53年起工 昭和55年完成された建物」の幼稚園について、昭和56年に施工された新耐震基準以前に建てられた建物ではあるが「新耐震基準」に沿って建てられたので耐震診断の必要がない、と判断され耐震診断を行っていませんでした。

新耐震基準より以前に完成した建物なのに、新耐震基準に沿っているという事があり得るのでしょうか?複合施設で幼稚園の上のフロアーは図書館や区民センターの様に使われている地下1階地上5階の鉄筋コンクリート造の建物です。

新耐震基準は建物ができあがった時点の日で前後に別れると思っていましたので、よくわからなくなってしまいました。
アドバイス頂けるととても助かります。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

昭和56年の耐震基準は、昭和55年には開示されており、


昭和55年に新築した我が家も、着工を4か月遅らせて、
対応しました。

義務として、基準に従うのが、昭和56年からです。

我が家は、平成12年の最新建築基準法より厳しい工法を、
昭和55年8月の着工時に採用しました。
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この回答へのお礼

早速のお返事をありがとうございます。区の方でも、建築会社に確認したら、建設前に新耐震基準になるのがわかっていたので、新しい基準に則って建築した、と言っていました。昭和53年起工 昭和55年完成だったので、そんな余裕が本当にあるのか、と思っていましたが一年前からわかっていたのならば、なるほどあり得ることなのですね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2012/05/07 14:46

法律で定める耐震基準はあくまでも「最低基準」です。



例えば、同じ間取りでも、お金持ちは太い柱を使うので、
それだけでも耐震強度が上がります。

なので、基準ギリギリでなく、安全性に充分な余裕を
持って設計していれば、最低基準があがっても、まだ
余裕があり、新耐震基準を満たす建物も存在します。
地震で倒壊する建物は、屋根が重いとか、1階部分が
店舗・駐車場で壁・柱・すじかいが少ないとか、2階建
住宅で1階のリビングを広く取って柱がない所に2階の
柱が乗るとかいった、バランスの悪い建物が多いです。

幼稚園なら、平屋かせいぜい2階建で、屋根も軽い。
1・2階を通し柱が通って、荷重バランスが良く、負荷が
少ないイメージがあるので、倒壊の危険は少ないです。
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この回答へのお礼

なるほど。最低条件なんですね。
区の施設と言うことで余裕を持って作ったのかどうかはわからないですが、地下1階地上5階の建物です。

幼稚園はそのうち1階と2階を使用しており、4階が図書館、5階が児童館になっています。
阪神淡路では1階や2階が倒壊した例が多いと聞くので、上に図書館なんて重そうなものが・・と少々気になっています。

他に近くで検討している園が 
昭和初期に建てられ現在耐震補強中の幼稚園と、
大正時代に建てられ最上階が増築されている補強なども行われていな幼稚園で
どちらも吹き抜けの礼拝堂をもつ建物です。
安全面からはとても悩ましい選択のため、自分なりに調べているところです。
図々しいですが、専門的な見地からアドバイスがありましたら教えて頂けないでしょうか?

お礼日時:2012/05/07 15:01

指標では、昭和56年5月31日以前に建築確認申請を下ろした建物が現行基準外とされます。



耐震診断では、建物の構造把握を「Iw値(木造)」「Is値(非木造)」といった構造耐震指標で表します。
RC造であれば、「Is値」が0.6未満で「倒壊の可能性がある」とされ、0.3未満で「危険性が高い」とされています。
つまり、診断結果次第で昭和56年5月31日以前の建物であっても、こうも言えます。
「現行法基準相当の強度があり倒壊のおそれの無い建物だ」

>「新耐震基準」にそって建てられた
というのは、設計図書上で既に身内で判断したのか、言い伝えでしかないのかがはっきりしませんね。
年代的に当時に関わった生き字引的な職員はいないでしょうし、根拠を聞いてみてもいいかもしれません。

木造以外の耐震診断は、手間と費用が大きくかかります。
S造では部材の接合ボルトのほとんどを検査したり、
RC造であれば壁等の一部をくりぬいて試験体として、コンクリートの圧縮試験を行ったりします。
設計図書での構造とそれらの現状把握から総合して判断をするので、建築士の診断評価でないと現行法基準に相当しているのかは言えません。
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