金森理論の様に引き付けて打つ事で打率は伸ばせるかもしれませんが
前でミートする選手に比べ、どうしても力負けする事が多くなり本塁打を
打つ事はパワーの面で、やや不利になるかと思います。
上文の引き付けて打つ打者のデメリットとしては直球に詰まりやすいという事だと
思いますが例えば球速130キロのキレのない球だったり100キロのスローカーブ等を
引き付けて打ち逆方向に本塁打を打つ事も腕力は必要になってきますか?
130キロでしたら力負けする事もないと思いますし力がない人でも詰まらず
バットを押しこめると思うのですがどう思われますか??
宜しくお願い致します。
引きつけて打つ 本塁打 逆方向 緩い球
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
こんにちは。
#5の再入場です。まだ締め切っておられないので書き込みに参加します。
昨年、統一球になってホームランが激減する中で西武の中村選手だけが量産し、まるで『無人の野』を行くようでした。 ところが今シーズン、彼のバットから快音が聞こえなくなりました。 何がどう変わったのか。 相変わらず日本人選手のホームランは減り続けています。
そもそも野球とはボールをバットに乗せ、バットのしなりを利用して遠心力で遠くに飛ばす。 これに尽きます。 バットのしなりでボールが遠くへ飛んで行くのです。 ですから『詰まる,詰まらない』という議論はどこか本質から外れています。
巨人は昨年のホームラン激減の反省から『前で打つ』と打撃方針を大きく転換しました。 『惹きつけて打つと、詰まってしまってボールが遠くへ飛ばない』という認識に立っています。 前にポイントを置き、見切り発車する。 勘が当たればヒット、外れれば空振り。 これでは野球が淡泊になりませんか?
●『テコの原理を応用して、バットのしなりでボールを遠くへ運ぶ』という打撃の本質からは大きく逸脱しています。
巨人の原監督のバッティングは現役時代前で『チョコン』と合わせるというものでした。 その意味では原監督の打撃理論に合致しています。 『右へならえ』で『全員原チルドレン』 これで勝てるようなら誰も苦労なんかしません。 しかし見切り発車には隙が出来ます。 そこを衝かれたら対策はありません。
No.5
- 回答日時:
こんにちは。
この問題は大変重要な話題であり、今年一年議論が尽くされるべきものです。 一昨年、ロッテの金森コーチが指導された惹きつけて打つ打法は大きく開花し、ロッテは日本シリーズを制しました。(1) 統一球は野球の試合を大きく変えてしまった。
ところが昨年、使用球が国際統一球に変ると日本球界が大きく様変わりしてしまったのでした。 先ずホームランが激減してしてしまいました。 前年に比べ半減し、試合が殆ど投手戦に終始しています。 今年になって、さらに得点力まで下がっており、1-0というサッカーのような試合が約4割をしめています。
これまでホームランに頼っていた巨人は対策として前で打つと言う指導をキャンプからして来ましたが、一向に改善の兆しは見られない。 手元に来て微妙に変化する統一球を打ちこなすには惹きつけて打つのが要点となる。 ここを変えてしまっては統一球は打てない。
(2) しっかり惹きつけて、なおかつ長打力が出る打法はないか
それがあるのです。 大リーグで開発された『インサイドアウト』がそれです。
http://www.ndgbaseball.org/hitting_tips.htm
この打法をする代表的なバッターとしてA-LOD(ヤンキースのアレックスロドリゲス)とデレックジーターの名が挙げられます。 上記添付資料の三番目の写真がデレックジーターです。 彼の特徴は大試合に滅法強いこと。 どんなに内角を速球で衝かれてもしっかり対応し、ヒットを打てる。 この勝負強さがインサイドアウトの売りのひとつです。
(3) 惹きつけて、コンパクトなバットスウィング、それがインサイドアウトの特徴
ぎりぎりまで球を引き付け、コンパクトなスィングで球をバットに乗せて運ぶ。 これがインサイドアウトの特徴です。
添付資料の説明では手首をコックしたまま、最後まで手首を捏ねない。 これはゴルフにおける『アメリカンゴルフスウィング』とも共通しています。 手首を捏ねず、左肘から一気に惹くことによって巨大な力を生み出して長打を打てるのです。
(4)前で合わせる打ち方では揺れる変化球に対応は出来ない
今の大リーグでは手元に来て揺れる変化球が大勢を占めています。 ぎりぎりまで球を惹きつけて打たない限り、長期的な結果は望めません。
No.4
- 回答日時:
打撃理論に興味がおありなら、「バッティングはてこの原理と同じ」という話を一度は耳にされたことがあると思いますが……。
速球に詰まらされたとき、言葉では「球威に押される」といいますが、物理現象の視点で実際に起こっているのは「てこ」の状態が崩れて加えた力がボールにうまく作用しないということであって、単純なパワー不足ではありません。
質問者さんのいう「押し込み」は、ミートポイントがどこであろうと、「てこ」の状態が決まったフォームで打てたときに初めて生きるものです。
なので、「速球に詰まるバッターでも遅い球なら腕力でスタンドまで運べるか」というご質問については、「『遅い球に対してなら理想的なフォームが作れる』という場合は可能でしょう」ということになります。
(その場合、実際には「腕力で」運んでいるわけではありませんが……)
速球に詰まるときと同じフォームなら、いくら押し込んでもポテンヒットがいいところです。
ちなみに上記と同じ理由で、バットがボールに当たる場所が同じでも狙って流し打ちしたときと振り遅れたときの結果には歴然とした違いがあります。
No.3
- 回答日時:
金森理論に関連することを先日、有藤氏がこんなことを言っていました。
「ボールを引き付けることと、ミートポイントを後ろに変えることは全然違う」
金森理論に懐疑的であった私は、目から鱗が落ちる思いをしました。
ボールを呼び込むことと、「世に伝えられている金森理論」は似て非なるものです。
前者は、懐深くタイミングを取ってボールを見極め、
最短距離で腰の回転と共にバットを振って確実性を上げることが目的で、
後者は、ポイントを後ろに置くことで見極めの要素を含みつつ、
後ろの腕で強く押し込んで強い打球を飛ばすが目的のように伝えられています。
マリーンズの選手もこの理論に意識過剰になって、多くの選手が打撃を見失いました。
(統一球前の逆下剋上を果たした年であっても然りです。)
うまくマスターできたのは、荻野貴くらいじゃないでしょうかね。
彼を見ると、ポイントは腕力ではなく最短距離のスイングと腰の回転だということが分かります。
この理論、世に伝えられている通りだとするとやや極端なきらいもあり、
本当は「ほんの意識レベルくらい」の教えだったのでは、とも思います。
(実際に金森氏がどういう指導をしていたのかは分かりませんが)
また、ポイントを後ろに置くというイメージばかりが先行して、
呼び込んで打つ「はじめの一歩の技術」が、うまく伝わっていなかったのではとも思います。
続けて有藤氏はこうも言いました。
「ゴルフで後ろ足の方にボールを置いて打てと言われても無理でしょう?」
あ、最後に。
前で打つ方がよいのか引き付けて打つ方がよいのかという件ですが、
距離ということだけにフォーカスしますと、
前で打つ方がバットの遠心力が利く分、距離が出しやすいことは確かでしょう。
ただし、タイミングを外されて泳がされてはそのメリットもなくなり、
引き付けて打つ時に、タイミングが遅れて詰まらされるリスクと同じことです。
対して、引き付けて打つ方のメリットは、
タイミングを外された場合でも、体とバットが残りやすい分、
バットコントロールや後ろ手の押し込みや返しでの二の矢が利きやすいことでしょう。
(ドラゴンズ和田が好例です)
No.2
- 回答日時:
横槍失礼します。
>打者というのは、どちら方向に打つにせよ、腕力ではなく、軸(腰)回転で打ちます。
それは分かっています。
ただ引き付けて打つ場合、肘は伸びきっておらず曲がったままです。
その状態から力負けしないのは腕力が必要だといっているのです。
※貴方の見解だと腕力だけになってしまいがちですが、そうではありません。
全盛期の小笠原、松中(古いところで言えば元ダイエーの吉永)みたいに外国人よりパワーはありませんがインコースを上手に打っていました。
書いているように肘が曲がると球に力が伝わりにくいですが、そこを腰の回転でミートポイントに当て、ファールにならないように飛ばすのです。
腕力が要らないというわけではなく、腕力だけではボールは遠くに飛びません。
もし腕力だけだったら、アームレスリングの選手がボールを飛ばすことになりますが、実際は球にも当たらないでしょう。
>または、身体反応の遅れ、振り遅れです。
振り遅れでも結果的に打つタイミングは狙って流した場合と同じミートの場所で打っている
と私は思っています。
つまり腕力があれば振り遅れでも前に飛ばせると思います。
詰まったか上手く引き付けたかは要は結果論ではないでしょうか?
その中で球速がない球でも腕力的に強さは必要なのかという事が
知りたいのです。
※速球というものは案外遠くに飛ばしやすいです。
よくある光景が、剛速球投手がただ一度だけの失投がホームランになることが。
球の勢いがあれば反発する力も強くなるので速いだけの球は良く飛びます。
速くなくても球質の重い球は回転のせいといわれています。
No.1
- 回答日時:
打者というのは、どちら方向に打つにせよ、腕力ではなく、軸(腰)回転で打ちます。
腕力もあるに越したことは無いのですが、腕力に頼る打法では距離が出ません。野球の打法は、誰しも、最初は前で打つことを学びますが、プロレベルに近づきますと、それだけでは変化球に対応できません。ブレーキの掛かる変化球に泳いだりして、つまり、待ち切れずに重心(軸)が前方に移動してしまいます。で、それまで学んできた打法、即ち、必ずしも前ではなく、少々後ろでボールを捉えようとします。が、ステップ幅を小さくして軸回転を早めるとか、肘を伸ばし切らずに腕を畳んだまま振り抜くことで、打球が詰まらないように打つというテクニックを使います。
外角ならば、打点は当然に後ろになりますから、当たり前に引き付けている訳で、問題は、内角ですね。ですが、内角を引き付けてライトにホームランというのは、かつての長嶋茂雄が得意でしたね。あれだけ体を開き(アウトステップ)ますと、内角一杯でも、長嶋にとっては外角球になるのですね。
内角球に対しインステップしてホームランを打つことは何人にも不可能です。ステップ調整で打つことが出来ない打者、そもそも、コースに応じてステップを変化させることなど出来ない打者が居まして、そういう人が、苦肉の策として、いろんなことを考えているということでしょうね。
また、詰まるというのはバットの根っ子寄りに当っているわけですから、単に、バットコートロールが悪かったということです。または、身体反応の遅れ、振り遅れです。引き付けて打つことと振り遅れは別物です。
この回答への補足
>打者というのは、どちら方向に打つにせよ、腕力ではなく、軸(腰)回転で打ちます。
それは分かっています。
ただ引き付けて打つ場合、肘は伸びきっておらず曲がったままです。
その状態から力負けしないのは腕力が必要だといっているのです。
>または、身体反応の遅れ、振り遅れです。
振り遅れでも結果的に打つタイミングは狙って流した場合と同じミートの場所で打っている
と私は思っています。
つまり腕力があれば振り遅れでも前に飛ばせると思います。
詰まったか上手く引き付けたかは要は結果論ではないでしょうか?
その中で球速がない球でも腕力的に強さは必要なのかという事が
知りたいのです。
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