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電力・ガス、全社が値上げ・・・http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji …
東京電力は90円高
北陸、関西、四国が40円前後
原発依存度が東電より高い関西電力などの方が安いのですがどうしてでしょうか。
原発が止まって燃料費高騰なら同じぐらいか東電の値上げより高くなりそうな気もしますが。

今度の値上げばかり報道されていますが、去年からすると調整費だけでも1割以上高くなっているのにその金額を含め報道されないのはおかしい気もします。
値上げを少しでも安く感じさせる手法でしょうかね。

A 回答 (2件)

No1がおっしゃっている火力の燃料種別の問題もありますが、主な原因は別のところにあります。




>原発依存度が東電より高い関西電力などの方が安いのですがどうしてでしょうか。

ここがポイントです。
現在の料金単価は原発稼働が前提で作られています。

つまり原発依存度の高い関西電力は燃料依存度が低いことを前提にした料金となっています。

原発が停止して火力に依存した場合の燃料費は燃料調整の対象になりません。
電力会社がすべてかぶることになります。
そのおかげで23年度は沖縄、中国(原発依存が最も少ない)を除く8社が赤字決算となっています。
中国電力も大幅減益となってますね。

原子力をすべて停止することに決定すればすべての電力会社が値上げ申請に踏み切ります。
政府は原発稼働許可をチラつかせながら、原発前提の料金を維持しようとしているのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
すべての電力会社が値上げ・・・。
どこまで値上げの理由を透明化出来るかが課題になりそうですね。

お礼日時:2012/06/03 20:22

火力の内訳が違います。

火力発電所の燃料は、石炭・LNG・重油・原油といったものですが、この構成が各社まちまちです。同じ原油でも供給国も異なります。関西電力の原油はインドネシア・ベトナムが供給元ですが、インドネシアは原油の輸出停止を検討しているというニュースもありますが、関西電力は東京電力よりは原油の依存度が低いです。ついでにいえば、発電効率は発電所ごとに異なります。一般に老朽化した火力発電所は稼働率も発電効率も落ちてきます。東電は、ほとんど粗大ごみになりかけていたような古い発電所まで、むりやり稼動させていますから、当然発電効率が悪い。同じ発電量でも、消費する燃料の量がまちまちってことです。

燃料調整費とは、3ヶ月の移動平均で、機械的に市場価格の変動を反映させていくという制度であって、これは電力会社の政策的な燃料使用量の変動が反映しません。つまり、原発を停止させて替わりに火力発電がまかなうことに伴う燃料使用量の変動を燃料調整費に反映させるといったことはできないのです。だから原発依存度が高いとか低いとかは、燃料調整費とは全く関係がありません。

新聞記者は勉強不足で、制度の主旨も各電力会社の燃料内訳の相違を知りません。消費者は値上げ幅にしか興味がない。自分で調べもしないで、報道されない、説明されない、信用できないとぶーぶー不満を並べるだけ。私もお茶碗を箸でたたくだけで済むなら楽なんですけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
火力の内訳の違いで値上げ幅が違う、火力発電所の効率の影響だけならこの辺りを見直せば値上げ幅を圧縮させることが出来そうなんですね。
長期に原発を稼動させないという選択肢を選ぶならこの辺の情報をもっと広く周知して議論することが必要かもしれませんね。
燃料調整費が変動をまったく反映してないのですか?
それでは何を調整しているのでしょうね。
原発の稼動を止めることを想定していない為上げ幅だけでは賄いきれないのかとも思っていました。

お礼日時:2012/05/27 15:02

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