
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
滴定終点は,終点条件と指示薬の変色条件の組み合わせによって判別基準が変化するので,元の問題がそもそもダメダメ.
フェノールフタレインを指示薬にする場合も,強酸を強塩基で滴定するときと弱酸を強塩基で滴定するときとでは終点の取り方を変えるのが正しい.
メチルオレンジを使って強酸を強塩基で滴定するときは,赤みが消えた時点を終点と取るべきだが,フェノールフタレインで着色しきったところでは入れすぎもいいところになる (この場合はかすかに赤みが出て,数十秒くらいかき回すと消える辺りが終点).
一方,適切でない指示薬を用いれば,終点とは関係ないところで変色がおこることもある.
これらは中和滴定に限った話ではなく,それぞれの指示薬の特性をきちんと把握しないと議論できない.
No.1
- 回答日時:
横軸にpHを、縦軸に測定液の色をプロットしたグラフを想像して下さい。
あるpHの近くで色が急激に(しかし連続的に)変化します。急激な色変化を与えるものが優れた適定試薬とされます。さて、その「色変化の中間色の位置のpHを終点としよう」というものです。滴定試薬によってはpH 7.0からずれるものはあります。このずれはその試薬に表示されています。中間的な色の段階を得るためには、目的地近くでは一滴の1/2~1/5をガラス棒を利用して加えていって判別します。複数回の調査をすることがあります。もっと厳密には滴定試薬によっては、色変化の低pH側あるいは高pH側を求めることもあります。滴定試薬と中和の定義によります。
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