No.4ベストアンサー
- 回答日時:
設備屋です。
この手の住宅設備品のランニングコスト、イニシャルコスト、設備投資に対する償却年数を考える場合、熱計算、燃料消費計算、工事費を含めた設備費といった実に面倒なたくさんの調査が必要です。
今まで数多くのお客様と接してきた、私の私見ですが、結論だけ言います。
おひとり暮らしの場合はオール電化の料金恩恵にあずかれません。今まで通りの従量電灯契約で十分。エコキュウートよりも、石油ボイラの取り換えの方が工事代、器具代もはるかに安価です。
1 エコキューを採用すると石油はいりませんが、確実に電気代はアップしますよ。
工事代金も石油ボイラの比では有りません。総合光熱費はあまり変わらないのに、大きい投資になり ます。
2 石油ボイラの交換で済ますと、燃料費は現状維持ですが、ローコスト出費で済みます。
以上安全面は考慮から外していますが、大事なのは生活する上で、過剰設備、過剰出費はさけたほうがいいという私の意見です。家族が5人、6人なら熟考しても価値は有ると思います。また環境問題に関心がおありなら、また別ですが。。。。
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
一人暮らしであれば,エコなんチャラはお薦めしません。経済的な問題はさておき,お湯はタンクに溜めたものを使います。毎日タンクが空になる位使わないと,古いお湯がずーと残っています。もちろん一定の温度を保つようになっているので,衛生上は問題ないでしょう。が,基本的に調理には使いません。
また,例えば風呂の湯を張る時に栓が不完全だったり,客が仕組みを知らずにシャワーを使い続けたりするとお湯がなくなります。タンクも結構な場所を取ります。経年変化でセンサーやパッキンが壊れたりして,水びたしになることがあります。タンクの位置には注意が必要です。
いずれも温水器の経験からです。
No.2
- 回答日時:
>石油給湯器とエコキュートの比較
エコキュートは貯湯タンクにお湯をためておくのでしょうから、2,3日に1度しかお湯を使わないなら不経済ですよね?
↓
電気代の値上がり、石油(白灯油)の価格推移や他に暖房器具等で燃料として石油の外部タンクや保管ポリ缶が不可欠かどうかの問題があると思います。
給湯だけの為に、燃料としての石油を購入保管備蓄は手間・場所・安全性の面から解消したいものです。
また、エコキュートは深夜電力料金制度を利用し、さらにヒートポンプ(空気熱回収)原理を利用しており、簡単に言えば、エネルギー消費係数COP(仕事量kwh/その時の消費電力量kwh)が通常の電気製品ならば1.0以下(効率や熱ロス分が下がる)ですが、エコキュートは3~4程度と非常に効率・経済性に優れてます。
言い方を変えると同じ仕事量(同一量&同一湯温上昇のお湯を沸かす)なら、電気代が約1/3~1/4の消費電力量に成り、さらに電気料金単価が昼間料金の約1/3である事と合わせると、安全・クリーンな電気熱源を利用しながら電気代(ランニングコスト)は電気製品の凡そ1/5~1/6となり石油機器と比べても約1/3程度だと思います。<詳細は、電力会社やエコキュートの販売業者さんに具体的な商品でシミュレーション見積りをしてもらってください>
また、貯湯量の問題や週に2~3日の使用という特殊条件を考慮しますと、機種選定と商品特長の選択をされます事をお勧めします。
それは、約85~90度のお湯を毎日湧き上げ-使用して保温を繰り返すのではなく、貯湯量の小型タイプを選ぶ、湧きあげ温度の調節・深々夜時間のみの通電設定・停止機能(使用しない日を運転OFFに)・緊急時の追い炊き機能付きetc。
<私見>
A:エコキュートをお勧めします。<私自身は10年位の使用体験>
3つのポイントがあります。
(1)オール電化(冷暖房・給湯・厨房)にされるのかどうか?
(2)ランニングコストの燃費比較に加え、設備費のイニシャルコストも含めたトータルコストでの判断
(3)燃費・設備費・設置スペース・操作性・安全安心・メンテナンス・商品寿命のプライオリティ
家庭のエネルギー源は究極は電気に収斂(電力は石油やガスや自然エネルギーで発電)していくと思います。
それは、安全・安心・操作性・技術開発余地・メーカー数・温暖化対策の面からの優位性です。
そのオール電化のサービス内容は、全国10電力会社別に異なりますので、正確には、お住まいの地域、現在の光熱費、オール電化以降後の生活パターン(電気製品の使用時間や設定モード)によって、個別ケース(家庭の契約内容)で、石油給湯器との燃費の比較は変化します。
また、オール電化の適用は家庭内の熱源を全て電気系統にする事を条件にしておりますので、ガス(閉栓する)&石油機器も原則不使用となると思いますので、厨房&暖房等の志向も判断材料です。
簡単に言えば、オール電化はエコキュート(給湯器)が経済メリットのポイントであり、各電化製品の使い方と使用時間帯(深夜と昼間の使用頻度)で節減ギャップ(光熱費の差)が出て来ます。
少し、専門的な用語や要素も出て来ますので、機器の構造やヒートポンプの原理等は省き説明します。
詳細は最寄の電力会社のホームページ又は営業部サービス課等(領収書に記載の連絡先)に確認・相談される事をお薦めします。
前提
◇家庭内の光熱費は一般的には、
給湯関連 :40%
冷暖房 :20%(エアコン台数と使用時間、省エネ性能で変化)
冷蔵庫 :20%
調理・厨房:10%
その他家電品及び照明・待機電力:10%
◇オール電化(時間帯別電気料金制度)・・・我が家の場合(関西電力、用語やサービス内容は契約にて異なる)
※KWhあたりの料金単価(1KWを1時間使用)
ナイトタイム:約7円 →夜11時から翌朝7時
リビングタイム:約17円→朝夕のナイトタイムとデイタイム除く時間
デイタイム :約23円 →当日の10時から午後5時まで
その他に、マイコン割引・季節調整・深深夜割引料金等のサービスあり
◇経済性の目安
オール電化移行前の光熱費=電気・ガス・石油の年間合計額
以降後の光熱=年間電気代
∴移行前の光熱費-以降後の電気代=プラスorマイナスで評価
そこに、オール電化に移行する際の機器の購入費や設置費用(償却年数は暫定10年位として)判断される。
従って、オール電化による安全・安心・操作性や、ガス&石油の燃料補給(保管)の手間は除外してのランニングコストの変化、節減メリットは上記の算式で試算は出来ます。
結論的に申し上げると、オール電化は時間帯別料金制度の利用と光熱費に占めるウエートの高い給湯(エコキュートまたは深夜電力温水器)の利用、なるべく消費電力の大きい機器(エアコンや洗濯乾燥機・食器洗い機)は夜間に利用する等の工夫で、さらなる大きな光熱費節減メリット(電気代の節約とガスや石油のゼロ化)が出来ます。
例えば、洗濯や食器洗い、蓄熱暖房等の使用時間を深夜時間帯にシフトしたりタイマー運転の設定や利用をすると同じ仕事量で電気代には大きな差が生まれるのです。
光熱費(熱効率、深夜料金制度の優遇策を利用)の観点からは、石油(燃料用灯油)は徐々に高騰の傾向にあり、しかもオイルタンクやボイラーのスペース、それに火災予防上の空間が不可欠です。
また、火災の心配や燃料供給の煩わしさ(外部タンクへの充填)も給湯器だけの為なら億劫な事です。
オール電化&エコキュートにする最大のメリットは燃費の良さ(省エネ志向)と安全性・操作性・エコライフ(環境への優しさ)です。
蛇口を捻れば、いつでもタップリのクリーンなお湯のあるホットライフは快適・便利です。
オール電化にすれば、暖房や調理(IH調理器・食洗機・炊飯器他)も含めて、一層の効果があります。
ただし、初期費用(機器プラス工事代-助成金)が高い事と設置スペースが大きい点のデメリットもあります。
同じ電気熱源でも、エコキュートは単純な電気ヒーター通電と違いヒートポンプ(空気熱回収)技術で効率(エネルギー消費効率:COP)が約3~4倍高く、その消費電力当たりの電気代(kwh)が深夜時間帯料金(昼間料金の約1/3)ですから、石油やガスと比べても燃費(ランニングコスト:円)は約半分から1/3以下になります。
※実際には、石油給湯器の性能やエコキュートの追い炊き機能の利用や残湯の保温性能、運転停止機能の活用状況で節約度合いは変化
ご参考URL
http://nc-copo.co.jp/f-alldenka.htm
この回答へのお礼
お礼日時:2012/06/22 23:10
やはり一人暮らしでは石油ボイラーの方が経済的と思われますので、今回は石油ボイラーにしようと思います。詳しい回答ありがとうございました。
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