通り魔事件で不思議に思うこと

Question

こんにちは。

先日、大阪の心斎橋で凄惨な通り魔事件が起こりました。
マスコミで報道されているところによると、
犯人の言い分は「自殺したいが死に切れないので死刑に・・・」というものでしたが、
過去にも同じような言い分で、無辜の人々を殺傷した犯人が居ました。

しかし、それならば、どうして我が国内でわざわざ非武装の人々を殺傷するのでしょうか？
例えば、人民解放軍とか中東の米軍基地を襲撃するそぶりをしてみるだとか、
ロシア領海を侵犯して警備隊の警告に応じないようにするだとか、
リアルに問答無用で殺されそうな方法が、他にいくらでもあると思います。
大人じゃなくても、中学生でも考え付くようなことでしょう。

これらの犯人達は、本当に本気で死にたいと思っていたのでしょうか？
普通、「理不尽」の一言しか言いようの無いことだと思いますが、
大阪府松井知事の発言は、あえてその辺りを喝破したものとも思えます。
犯人は、その理不尽なことをやってしまっているわけですから。
本当に死にたい思ってやったからといって、正当性は微塵もありませんが・・・。

犯罪者心理に通じていらっしゃる方、ご教示をお願いします。

keitisan · Accepted Answer

こう言う輩は、プライドだけは一人前にあるんですよ。
普通の人の数十倍は高いと思って下さい。

だから、「より良く生きたい」と願っている気持ちは半端じゃありません。

「人に笑われたくない」
「人に馬鹿にされたくない」

でも、現実は大した事も出来ず、人に笑われ、馬鹿にされ、一蹴されて終わるんです。

歪んだプライドだけが独り歩きすれば、どうなると思いますか？

秋葉原の加藤、小学校襲撃の宅間、そして今回の磯飛含むその他の通り魔。

人は、人生を諦めた時に「死」を選びます。
内（自分）に向かえば「自殺」、そして外（社会）に向かえば「殺人」

彼らが諦めたのは「外（社会）」です。

間接的にでも「死」を願ったのは本当でしょう。
しかし「自分を諦めていない」人間が「自らの死」を本気で良しとする訳がありません。

彼らのプライドは「虚栄心」そのものです。
ただひっそり死ぬぐらいなら、誰かに殺される方がマシと言う考えです。
これが「自分で死ねない理由」です。

彼らは口々に「死刑になりたかった」と言っていますよね。
これが、アメリカのように「その場で射殺」される国だったのであれば、同様の事件を起こしていたのか、甚だ疑問が残りますし、本気で死にたいと思っていたのであれば、暴力団の事務所にでも殴りこみをかけるぐらいの根性でもあれば一番確実だったのに、と思うのですがね。

「誰でも良かった」なんて偉そうな事は言っている割には、「しっかり選んでいる」辺りに、彼らの「本気」の程度が伺い知れます。

primon · Answer

他の質問でも書きましたが、犯人が執拗に被害者を刺している異常さを見ればその動機が「殺人を犯して死刑になるため」でないことは明白です。何故なら殺人が目的なら、急所を差すだけで十分ですが、何十回も刺す行為には怒りのような感情の放出を感じます。被害者に復讐すべき「社会」への恨みツラミをぶつけたからこそ何十回も刺し続けた、つまり、動機が「社会への復讐」の「社会への見せしめ」の行為だったと考えられます。犯行場所が人通りの多い繁華街であったことも、この犯罪が一つの劇場型であることを示しています。

白昼に堂々と包丁をかざす姿には、恐怖で逃げ惑う人々をながめながら、あなたかも自分が征服者になったかのような強烈な自己顕示欲が見て取れます。その自分を誇大化した錯覚と興奮によって犯行がより激しく凄惨なものになったのでしょう。自分を必要以上に大きく見せる抑圧された自己顕示欲は彼の暴走族時代の暴走行為と、同じ動機にもとづくものですね。

このようなタイプにとっては、自殺は最も遠い選択肢です。生や死を考えるほど誠実に生きてはいないのです。

無差別殺人によって、「社会への見せしめ」と言う目的を果たした彼のような犯罪者は、いざ裁判になったとたんに、反省を口にし、不幸な身の上による心身の疲れ、疲労からくる異常な心理状態などを主張して、延命をはかる姑息な手段にでます。ハナッから自殺する気なんてないのです。

今回の犯人がどのように悲惨な境遇があったとしても、彼の犯罪歴は暴走行為、薬物、強姦とすさまじく、最終的に無差別殺人ですから、更正の可能性なんてないでしょう。望み通り、即刻死刑にしたらいいとさえ思います。

今回も、同種の犯罪と同じく、いつもながらの身勝手な自己正当化のために「死にたくて死刑になるため殺した」という言葉をまじないのように使っただけですね。

被害者の恐怖、痛み、絶望、無念、胸が痛みます。ご冥福をいのりるばかりです。

kyo-mogu · Answer

いざ、自分を殺すにしてもものすごい勇気が要ります。しかし、虫など自分以外は比較的殺しやすいのです。自分は痛くないですから。

生物なので生きようという本能と闘うことになります。そんな強い精神がないから、理由を付けて他人を殺害するのです。戦場とか危険なところに行く勇気が無い。行くことが出来ても、そこで何も出来ないだけのこと。

私自身、精神的に危ないときには考えずに死ねる環境になったからね。ふらりとトラックの前に出そうに成った。恐怖とか一切感じませんよ。無事過ぎ去ってから恐怖が来ましたが。

富士の樹海とかでも自殺者は訪れます。それは自分で死ねない。自然という過酷な状態に追い込まないと出来ないほどなんでしょう。

死ぬ事は意味が見つかると死ぬ事は恐れないのかもしれません。自害とか自ら切腹してなどの理由があれば、ただ死ぬというのは本当に難しく辛い物ですよ。

犯罪心理学に通じていませんが、自分の体験から書いてみました。

mstk2 · Answer

すべての人間が言いたいことを明確に言葉にできるわけではないので、「自分では死ねないので死刑に…」が意味をなさないなら、それは加害者の本心ではないのでしょう。
想像できるのは「社会に対する強い恨み」のような理由。　それが人を殺してよい理由になるわけではないが、子供の言い訳を文字通りとらえても意味がないように、あの種の犯人の言葉の意味を、あまり真面目に考えない方がよい。
淡々と法に従い裁判し、相当な刑に処すべきです。

gungnir7 · Answer

彼らは一様に自殺したいと言いますが、そんな気などないのです。
ですが、全くないとも言えず、一言で言えば死に場所を探している連中なのです。
子細は見ていませんが、事件を起こす人物の相場は決まっていて、秋葉原事件の被告と同じく、
蓄積してきた知識等がなく、確固たる将来が描けぬ人物ではないでしょうか？

どうせ死ぬんなら誰かを巻き添えにしてやろうという破滅願望の持ち主です。
破滅願望は多くの人が１回や２回は脳裏に浮かべたことがあると思います。
普通は映画の１シーンのように思い浮かべるだけで、バカらしくなって直ぐに忘れます。

>どうして我が国内でわざわざ非武装の人々を殺傷

現実的に考えてみましょう。警備が厳重だから襲わないのです。
警察官を襲おうと思えば拳銃が、国会に乱入しようと思えば重火器が、
襲撃する施設によって準備する兵器の難易度が上がっていきます。

誰かを道連れにしたいのが本音の人間は、強い相手に向かっていきません。
また、そんな武器を調達する資金もままならないでしょう。
だから子供や女性、あるいは非武装の関係者に牙が向くのです。

通り魔事件で不思議に思うこと

こう言う輩は、プライドだけは一人前にあるんですよ。

他の質問でも書きましたが、犯人が執拗に被害者を刺している異常さを見ればその動機が「殺人を犯して死刑になるため」でないことは明白です。

いざ、自分を殺すにしてもものすごい勇気が要ります。

すべての人間が言いたいことを明確に言葉にできるわけではないので、「自分では死ねないので死刑に…」が意味をなさないなら、それは加害者の本心ではないのでしょう。

彼らは一様に自殺したいと言いますが、そんな気などないのです。

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　いざ、自分を殺すにしてもものすごい勇気が要ります。