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仕事の後輩がお客さんに「説明に参ったのですが、お時間よろしいですか?」と話しているの を聞いて参ったの部分に違和感を覚えました。 その言葉はおかしいと指摘しようとしたのですが、参ったは謙譲語なので正しいと言われて、 自分でも何がおかしいのか分からなくなってしまいました。 「説明に伺ったのですが、お時間よろしいですか」だとマシな気がしますが、まだ違和感があ ります。「説明に参りました。お時間よろしいですか?」だと綺麗な気がしますが、区切った だけですね。 参った、伺ったの使い分けの説明は他の方の質問で、何となくは理解しています。この場合は 話す相手も、訪ねる相手も同じなので参ったも伺ったも使える場面な気がします。 自分が『行く』事ではなく『来た』事に参ったや伺ったと言うことがおかしいんですかね? 考えると 何がなんだかわかりません。
説明できる方、よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

#4です。


誤字がありました。
「状況分析ですが、後輩が報恩して説明すべき相手をAさん、」

「報恩」ではなく「報告」でした。訂正して下さい。
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>「説明に参ったのですが、お時間よろしいですか?」


>「説明に伺ったのですが、お時間よろしいですか」
「参った」も「伺った」も謙譲語だからどちらも使い方は正しいでしょう。
どこかに違和感があるなら、
「説明に参りましたが、お時間よろしいですか?」
「説明に伺いましたが、お時間よろしいですか」
ではいかがですか?
「参りました」は、謙譲+丁寧であり、「参った」は謙譲だけの敬意です。
この場合、
「参った」「伺った」は謙譲語だから、自分の行為動作(相手を訪問する行為)を下げて相手に敬意を払うことですが、
目の前の相手(話をしている人)に対しての敬意としては「~ました」という丁寧語で表します。

状況分析ですが、後輩が報恩して説明すべき相手をAさん、訪問したとき応対に出た人をBさんとしましょう。
「(説明に)来た」だと、Aさんに対する敬意もBさんに対する敬意もありません。後輩とAさんBさんは対等の関係です。

「来ました」だと、Aさんに対する敬意はありませんが、Bさんに対する敬意は「ました」で表しています。後輩とAさんは対等の関係、後輩はBさんには丁寧語を使って敬意を払う関係です。

「参った」はAさんに対する敬意はありますが、Bさんにはありません。後輩はAさんに敬意を払う関係、後輩はBさんとは対等の関係です。

「参りました」は、Aさんに対する敬意は「参り」で、Bさんに対する敬意は「ました」で表しています。後輩はAさんに敬意を払う関係、後輩はBさんに敬意を払う関係です。

今、AさんとBさんが同一人物だとすると、
「参った」はAさんに敬意をはらいながら、「った」と対等の表現になっているところに違和感があるのではなかろうかと思います。
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「参る」の用法には間違いではないですね。



「参る」は、現在は「謙譲語II」と言う区分とされています。

謙譲語Iは、相手を立てる表現で、ご質問文の「伺う」などがこれに当てはまります。

「説明に伺った」と言うのは、「説明に来た」と言うことですが、自分の「来た」と言う動作を、相手の家を「訪ねる」と言う言葉に置き換えて、それを敬語化したものです。

一方の「参った」は、自分が「来た」と言う動作を、そのまま丁重にして、相手に敬意を示すものです。

どちらの敬意が勝るか?と言うことは無いですが、謙譲語Iの方が、自分の動作を婉曲に表現した、やや凝った敬語とは言えます。
この「婉曲(遠回し)」と言うのも、直接言うことを憚ると言う敬意の表れと言う可能性があり、謙譲語Iの方が、少し上位の敬語かも知れません。

「参る」「伺う」の問題はこんな感じかと思います。
「伺う」の方が好ましいかも?と言う程度です。

ただ、「参る」については問題無いのですが、「説明に参ったのですが、お時間よろしいですか?」と言うのは、全体として、確かに私もやや奇異な感じはします。

敬語を考える上では、普通の文章にしてみれば良いですよ。
通常文は「説明に来たのだが、時間は良いか?」で・・・ちょっとエラソーな感じでしょ?
従い、恐らく「元々の文章に問題がある」と言うことかと思います。

まず質問者さんが言われる「説明に参りました。」ならOKと言うのは、「のですが、」と言う逆説の接続語句が無くなっただけでしょ?

逆接や否定と言うのは、少なからず聞き手に不快感を与える表現なんですよ。
普通の会話でも、気を付けた方が良いですが、特に折角敬語を使っている場合は、もっと注意が必要です。

逆接を使うなら「宜しければご説明させて戴きたいのですが、お時間はございますでしょうか?」など、
事情を丁寧に判り易く述べた方が良いかと思います。

それと「お時間宜しいですか?」も「時間は良いか?」と言う聞き方で、ややぶっきらぼうです。
丁寧さ・丁重さに欠ける表現と言えるでしょう。
「お時間を頂けますでしょうか?」など、明確に相手の了承や許諾を貰う表現として適切かと思います。

「ご説明にお伺い致しました。お時間を頂けますでしょうか?」
「本日は〇〇の件で参りました。宜しければご説明させて戴きたいのですが、お時間はございますでしょうか?」
こんな感じの敬語ですと、質問者さんの違和感も消失するのではないでしょうか?

後輩さんには、
「今の敬語は、顧客に『説明に来たんだけど・・今、時間ある?』ってのを敬語で言ってるだけだよ。
友達じゃないんだから・・(苦笑)。
上司や顧客には敬語で話しておけば良いってモノじゃないよ。
元々の文章をキチンとしないと、敬語より主旨が無礼になっちゃいから気を付けて!」
みたいなご指導をなさっては如何でしょうか?
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「参る」という言葉は、ちょっと問題があるんです。

テキストによって「謙譲語」とするものと、「丁重語」とするものがあります。
「『参る』は丁重語なので、相手に敬意を表したい時には使わない」となっているのは、敬語を詳しく解説したテキストです。そのテキストは敬語を細分化してあって、従来の「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の他に「丁重語」や「美化語」などもあります。
ところがビジネスマナーなど、敬語に特化していないテキストだと、「参る」は「謙譲語」となっています。
できれば統一してほしいところです。

ただ、普段敬語を使っている身としては、質問者さんのおっしゃる通り「説明しに来た」を敬語にするなら、「説明に参った」という言い方はかなり違和感を覚えます。私なら「ご説明に伺いました」として、「参る」という言葉は使わないと思います。
それに、「説明に参りました」だと確かに違和感を感じないので、「説明に参った」は「参る」に丁寧語を付けないから、オカシイのかな?とも思います。

>自分が『行く』事ではなく『来た』事に参ったや伺ったと言うことがおかしいんですかね?
ちなみに「行く」ことでも「来る」ことでも、「伺う」や「参る」は使えます。
例:「これから行きます」→「これから伺います」「これから参ります」
「約束通りに来ました」→「約束通りに伺いました」「約束通りに参りました」

長年敬語を使っていますが、敬語って、ホント奥が深いですね。
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微妙ですね。



理屈の上では、確かに謙譲語だから、問題ないような気もするし…

ひょっとしたら、「たのですが」のところの丁寧さが足りないのかも。
「参りましたが」だと、少し良くなる?

気のせいかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうなんです、まさに微妙なんです。d-yさんのおっしゃる通り参りましたがにすると、綺麗に聞こえますね。
感覚を理論に当てはめるのは、意外に難しいですよね。

お礼日時:2012/06/21 22:35

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