プロが教えるわが家の防犯対策術!

今更・・・・の質問なのですが・・・・・。

フィルム写真の時代です。オリンパスがハーフサイズのカメラを売っていました。

普通の35ミリカメラにフィルムを装着して撮影すれば、横36ミリ、縦24ミリの像(つまり横長の像)がフィルムの横方向に並びます。

ところがオリンパスのハーフサイズのカメラは35ミリのカメラと同じように左から右にフィルムを移動させて(つまり巻上げて)撮影していくのにもかかわらず、撮影された像は横18ミリ(16ミリだったかも?)、縦24ミリの像(つまり縦長の像)が横方向に並んでいたと記憶します。

この記憶が正しいとしての質問です。
(私の記憶が正しくないのなら記憶違いだと指摘してください。)

普通のペンタプリズムならば横長の像となるはずですから、像を90度回転するためのプリズムもあったはずです。
当時は良く考えもしなかったのですが、最近になってつくづくよくこんな複雑な機構を考えたものだと感心します。

質問はこのペンタプリズムの機構について教えていただきたいのです。
どうやって90度回転させていたのでしょうか?

「フィルムカメラについて」の質問画像

A 回答 (12件中1~10件)

オリンパスペンFの使用経験者で現在も所有しています。


私も記憶があいまいだったので押入れから引っ張り出して
ファインダーを覗いて確認してみました。
結果は正位置で構えるとファインダー内は縦長に写ります。
90度回転させて縦長に構えると、当然ですが横長になります。
従って、質問者さんの記憶は正しくないという事になります。

そもそも、質問の中で

> 普通のペンタプリズムならば横長の像となるはずですから、
> 像を90度回転するためのプリズムもあったはずです。

と、ファインダー像とフィルム上の像の話をごっちゃにしてしまったことが
質問者さんの頭の中を混乱させてしまったように思われます。

さて、私が実機を調べたことを客観的に証明する手立てはないかと、
実機の写真をアップすることも考えましたが、
ちょっと面倒くさいのでご勘弁いただくことにします。
その代わり、運よくオリンパスペンの設計者の回顧録を見つけましたので、
ご紹介させていただきます。

http://homepage1.nifty.com/olympuspen/camgal/pen …

カメラ雑誌に掲載された主任設計者の米谷美久氏の記事が、
ページの中ほどより少し下に載っています。
下線の引いてあるあたりです。
これによりますと、
横長の写真を撮るにはカメラを縦位置に構える必要があるが、
その方がボディをグリップしやすくくなると説明され、
オリンパスペンFの特殊な構造のデメリットを
見事にメリットに切り替えてしまっていらっしゃいます。

以上、ご参考になれば幸いです
    • good
    • 0
この回答へのお礼

昨日辺りから、こりゃあ記憶違いだったかな、と回答の補足を書きながら思うこともしばしばでしたが、これで逡巡の断崖に立つ私の背をポンと押されたといった感じです。

いやー、完璧に私の記憶違いでした。
お陰で記憶の不完全な部分も再確認できました。

あの小さな筐体の中でどうやって画像を90度回転していたのだろうということに、最近になって興味が湧いてきたのです。
フィルム代をケチる分以上に、カメラが高くなるじゃあないか、と思ったものですから。

理解できて、少しがっかりした気分はありますがね、はっはっは!
ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/22 11:03

他の方がコメントされている様に 縦位置のファインダです


普通の一眼レフでは上部にファインダスクリーンを、置いてますがペンFの場合横にスクリーンが有りそれを、上部へ導いてます
文章での説明が難しいので 分り易そうなサイトを、探しました
下記サイトの下方に 図面があります
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/126 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私の記憶違いでした。
いろいろ勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/22 11:06

>ハーフサイズのカメラでは、横に拡がったものを写す場合は、カメラを縦に構えて写したのでしょうか?



もう、答えは出てますね。ファインダーも当然、縦長です。
これは、一眼レフでない、PENも然り。てすから、横長で写す時はカメラを縦に構えます。

ただ、ハーフサイズ判が全て、縦に構えなければならないかと言うと、フィルムを縦送りするカメラもあります。京セラのブランドでヤシカが造ったサムライがそうですね。ただ、此方は、縦長で撮り辛いカメラもありました。

そもそも、35mmフィルムは、映画用のフィルムであったものをライカが2コマ分を1コマのフォーマットで使うカメラを造り、通常、35mm判と言えば、ライカ判を指しますが、ハーフサイズは、本来の映画用フォーマットを応用したものですから、此方がスタンダードフォーマットかも?

映画カメラは、フィルムを縦送りしている分けで、これを横送りするPENでは、縦長になるのは、そう言う事情が関係するのです。
それでも、ネオパンSS(ASA=ISO100)36枚撮りが1本150円、国鉄の初乗り運賃が20円の時代でしたから、2倍の72コマ撮れるのは、大きなメリット。
その代り、1本のフィルムに、お正月の晴れ着から夏の海水浴まで写っているなんてザラな時代でした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

もう記憶違いだということがわかったので、雑談で・・・・

>そもそも、35mmフィルムは、映画用のフィルムであったものをライカが

なるほどそういう経緯があったのですか、勉強になりました。


>2倍の72コマ撮れるのは、大きなメリット。

他の方のお礼にも書いたのですが、私はこのカメラがプリズムを工夫して90度回転した像をフィルムに照射すると考えていたものですから、そんな機構を組み込めばむしろカメラが高価になってしまうのではないか。フィルムで節約しても意味ないじゃあないかとも思っていました。


>1本のフィルムに、お正月の晴れ着から夏の海水浴

これには笑っちゃいましたね。
しかし現在のデジカメはその点では気楽になりましたね。
確かに当時はフィルムのことを気にしてパチパチ撮れませんでした。
フィルムだけじゃあない、その後の現像・焼付けでまた出費でした。
今は、選んで消せばいいのだからと気楽に撮ってしまいます。
それどころか、カメラ自体が自動で4・5枚連写して、後でいいのを選んでくださいという時代になっています。
便利で経済的になったのはいいですが、写真そのものではなく写真にまつわる話題は昔の方が多いかもしれませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/22 11:05

他の方の回答に有る様に貴方の勘違いです


横位置の写真を撮影する場合カメラを90°傾けます
真っすぐ普通に構えると立て位置になります

よく考えてみてね
真っすぐ構えて縦位置にしかならない物をファインダーだけ横にして何か意味が有ると思いますか
フィルムを縦送りにしない限り普通に構えて横位置の撮影が出来るカメラにはなりません
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私の記憶違いでした。
ただ私の記憶を正しいとしてその場合、横長の被写体をどうやって縦長でフィルムに記録するのだろうと、そのメカニズムを知りたかったのです、誤解無く。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/22 11:07

No5です。



>ということは横に拡がる被写体を写そうとすればカメラを縦に構えることになりますね?

はい。

こちらにファインダーのイメージがありますが、普通の構えで撮影すると縦画像の写真になります。

http://www.yk.rim.or.jp/~torux/PFF/pfc2.html
http://www.kanto-cs.co.jp/repair/olympus/index.h …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

記憶違いでしたね・・・・・。
借り物のカメラだったもので1ヶ月弱しか使いませんでした。
しかも交換レンズがなかったもので、中を見る機会もなかったのでした。

一眼レフだったはずだが・・・・、と思っても記憶ではペンタプリズムの突起部分が無かったはずだったので、では一眼レフじゃあなかったのかな、と思っていました。

ミラーの横置きとは考えましたね。現在のデジカメのAPS-Cサイズなら活用できますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/22 11:04

はい、勘違いです



PENは90度画像を回転させていません、そのような機構はありません

ファインダーにもありません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

ほかでも同じ事をお尋ねしているのですが、しつこくお尋ねします。

90度回転していないとなると、横に拡がる被写体を写す場合はカメラの方を90度倒して撮影した、ということですね?

補足日時:2012/06/21 17:00
    • good
    • 0

No.4です。


> ミラーに入る前の像は「まる」です。それを横長になるようにミラーが切り取っているだけです。
・違うんじゃないの?
横長のフォーカシングスクリーンに結像されるからジャマイカ。
だって、フォーカシングスクリーンを取り外すと、単に横長の枠の中に、真ん中が一番明るくて、外辺部ほど暗くなる「丸い明かり(光束)」が見えるので、ミラーが横長に切り取っているようには見えませんモン。

レンズから入った光は、ミラーで90度曲げられて横長のフォーカシングスクリーンに導かれて結像します。
人の眼は、接眼レンズ→ペンタプリズム→コンデンサーレンズを経由して「横長のフォーカシングスクリーン」上の像を認識しているって事だと思います。

だから、
> 普通のペンタプリズムならば横長の像となるはずですから
は、意味合い的には正しのでは。
    • good
    • 0

フィルムのコマの記憶は正しいですが、



>普通のペンタプリズムならば横長の像となるはずですから

この前提からおかしくなります。
通常のフルサイズ一眼は、ミラーによってプリズムに入る前に横長の像にされています。プリズムで横長にされているわけではありません。
ミラーに入る前の像は「まる」です。それを横長になるようにミラーが切り取っているだけです。

ペンF/FTの場合、プリズムに入る前に縦長の像にされているので、プリズム自体の構造(理屈)はフルサイズ一眼と何ら変わりません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

ということは横に拡がる被写体を写そうとすればカメラを縦に構えることになりますね?

そこのところが記憶とは違うような気がするのですね。
35ミリカメラを構えるようにして写したような気がするのです。

補足日時:2012/06/21 16:54
    • good
    • 0

> 普通のペンタプリズムならば横長の像となるはずですから、像を90度回転するためのプリズムもあったはずです。


・オリンパスではありませんが、ハーフ版でもフルサイズと同じ横長で撮影出来るカメラはありました。
当時、ハーフ版カメラなのにランドスケープのファインダー像は、とても新鮮に感じました。

解決策は単純明快。
普通に35mmのフィルムが右から左へ送る機構ならば、、、
フィルムのセット位置を90度回転させて、フィルムを下→上送りにすれば解決。
http://sukimonoya.iza-yoi.net/camera/y_samurai40 …

あと、中判用デジタルカメラバックでは、センサーを縦横回転させる機能を有するモノもあります。
「センサーロータリーシステム」
http://www.nationalphoto.co.jp/2F/leaf_aptus.htm
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

解決策をお尋ねしているのではありません。
オリンパスのハーフサイズカメラの機構を知りたいのです。

お礼日時:2012/06/21 16:50

通常の一眼レフは、ミラーが上下に動き、フォーシングスクリーンには、左右逆の像が写ります。

(二眼レフユーザーなら周知)
これを、ペンタプリズムを用いて、正像として見えるようにしています。

一方、ペンF・FTのミラーは、片開きドアのように動かします。フォーシングスクリーンに写る像は、上下が逆になります。
この、フォーシングスクリーン像を、ミラーでカメラ上部に導いて、三角柱のプリズムを通して、正像として見えるようにしています。
http://www.kanto-cs.co.jp/repair/olympus/index.h …

この他、フォーカルプレーンシャッターに代わり、開角度可変のロタリーシャッターを用いるなど、当時としては、工夫された構造のカメラになっています。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

ミラーの動きが上下でも左右でも、像が最終的にフィルムに到達するときはミラーは隠れています。
フィルムに到達する像は縦長になります。
したがってハーフサイズのカメラでは、横に拡がったものを写す場合は、カメラを縦に構えて写したのでしょうか?

補足日時:2012/06/21 16:46
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!