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こんばんわ。
昨日も自作の真空管アンプのことで質問させていただいたものです。さらに分からないことが出てきましたので詳しい方のご教授お願いいたします。

自分のアンプは初段・ドライブ段=6SN7GT、出力段300B 格段ともCR結合、無帰還のごく平凡な回路構成のアンプです。
出力トランスはk無線製のものを使用していまして、1次側インピーダンスは2.5k、2次側インピーダンスは、1、4、6,8,10,16Ω とたくさんあります。

使用しているスピーカーは8Ωのものでして、これを2次側8Ωのタップに接続して聴いていました。メーカーのHPには2次側タップの接続の変更で1次側のインピーダンスを2.5k、3.3k、5kに変更できると書いてあり、実際に4Ωのタップに8オームのスピーカーをつなぎ1次側5kΩの状態で聞き比べてみました。
主観ですが、5kΩで聴くと歪み感が少なくなりボーカルの芯がしっかりして音に艶が出るが、2.5kのときと比べるとレンジが狭いと言うか、なんとなく詰まったような感じがします。ロードラインが寝すぎるとこうなるのでしょうか?

2.5kオームで聴くと、5kのときと比べて歪み感が増えたり、ボーカルの芯が弱くなるような(ぼやけるまでは行きませんが)感じがする反面、音場がかなり広がり音がナチュラルで瑞々しさが出てくるような気がします。

出力トランスの1次側インピーダンスを大きくしたり小さくしたり変化させると、音色はどのように変化するとお考えですか?経験や主観でもちろんかまいません、(科学的にこうだからこう変わると説明していただけると一番ありがたいのですが)

なにぶん自作ビギナーですので分からないことがたくさんあります、詳しい方のご回答お待ちしております。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

動作点を変えないで一次インピーダンスを高くした場合負荷線は寝ることになります。

信号によってバイアスが振られるわけですがプレート電流の最大最少の範囲が狭くなるため出力は低くなります。しかし負荷線が寝ることによって直線性がいい方向に向かうため歪は減ることになります。逆に低くした場合は負荷線が立つ為に前とは逆に出力は増えることになりますが程度問題で、バイアスの浅い方でプレート損失をオーバーする場合が有ります。又、バイアスの深い方(浅い方でもですが)での直線性が悪化する方に行きますので歪は増えることになります。
歪方で音色も違ってきますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。一行一行かみ締めるように拝読させていただきました。
「スピーカーを駆動するのは電流」と言うことを考えると、プレート損失に気をつけながら
歪みが許容できるぎりぎりまでロードラインを立たせる方向へ持っていったほうがよさそうですね。
3.5kになるようにもつないでみて、歪み具合を確認して最終的に2.5k、3.5k、5kのいずれが一番適するか確認したほうがよさそうですね。ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/28 22:11

真空管アンプの負荷抵抗は、その球を最も効率よく働かせるインピーダンスを選びます。


音色というよりもひずみの少ない範囲で少しでも大きな出力を得るのが目的です。
ただ無帰還アンプの場合はNFBで特性を修正することがないので、球と回路の違いが直接出てきます。
一般的にはハイインピーダンスのほうが低音と高音は出にくい、ローインピーダンスのほうがフラットになる可能性はあります。
でもそれがどの程度ちがうのか、聞いてわかるほどの差があるのかはなんともいえません。
ましてやあなたがこの方が良いあちらがよくないというのは主観が多く、他の人もそう感じるかは聞いてもらわないとわからないことです。
自作で陥る誤解は、苦労したものが良く聞こえるということです。
自作のアンプの音の差異は、多くは思い入れから来るように思います。
アンプつくりは初心者ということですから、最初は球の指定のインピーダンスにすることが無難だと思います。
私は真空管からトランジスター、ICアンプまでいろいろ自作してきました。球のアンプも現役で音が出せますが、今の出番は殆どないですね。
物理的特性は半導体アンプのほうがかなり上で、私は球のほうが音が良いとは思えませんので。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
一次側がハイインピーダンスのときはかまぼこ型、
ローインピーダンスのときはフラットな感じになりやすいいうことですね。

自分も5kで聴いたときは、明らかに下の出方が弱くアンバランスな感じだなと思いました。
3.5kあたりが一番バランスが取れていそうですね、今週末タップをつなぎ変えてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/28 21:58

ご存知の事とは思いますが出力管の内部抵抗と負荷の値が同じ時が最大出力が


効率良く取り出せるので、そうしているのでないでしょうか。

音質への影響はやって見ないとわからない、が答えになるかと・・・

真空管アンプの音質の依存度は出力トランスの性能が大半を占めます。
タップを替えればトランスの励磁も変わるので、音質も変化すると思います。

真空管の特性は直線でなく、多少凸凹してますので、動作点が変われば、
これまた、音質も変化すると思います。

配線を間違えて、真空管のプレートが真っ赤になり、慌てて電源を切った
なんて事、度々しましたが、真空管がダメになった事はありませんでした、
真空管は案外、丈夫に出来てます。

規格より極端に小さい負荷にしなければ、色々試して見るのも自作の楽しみの一つかと・・・
大出力のアンプは電気代の変化も有りますので、大蔵大臣から苦情が来ない
ように注意が必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
内部抵抗と負荷が同じようになるときが一番効率がよいのですね。
なるほど~、勉強になります。データシートで内部抵抗を確認してみます。

お礼日時:2012/06/28 21:52

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