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日本人はいつから宗教アレルギーなのですか?

原因は何ですか?

A 回答 (11件中11~11件)

いつから、かは分かりませんが……



日本には過去どれだけ遡っても国の宗教と言うものがありません。
そもそも宗教によって統一された民族ではないと言うことです。
他の国は、「この神の元に集う人たち」というくくりで作られた国もありますし、そうでなくても他に宗教がなくて、かつその宗教の教えが教育などにもいいので利用していて結果みんなその宗派みたいになってるところもあります。

対して日本は、いろいろごたまぜです。
昔から八百万の神と言ったように、全ての物に神が宿るというなんとなくな思想があり、
そこから仏教や儒教が入ってきて、割と根付きました。
しかし、強く宗教と言うものを持つと、他の宗派の人は、他の神様を信じている=自分の信じている大切なものを否定されたみたいな気分になる、ということで争いになるので、あまりがっつり「私は何教です!」っていうのが怖くなります。
和をもって尊しとなす、みんな一緒じゃないと不安な日本人気質がそうさせたのだと思います。
みんなが喧嘩しないように、宗教はぼんやり、日本の土地柄や日本人の気質にあっていた習慣だけがそれぞれ残り、神社とお寺とクリスマスと初詣がみんな当たり前な感じになりました。

そこへ、オウム真理教などの事件がぽこぽこ出てきました。
そこまで大々的でなくても、新興宗教のために何かをしてしまったニュースがちょこちょこ流れます。
私は1988年生まれなので大きいのはオウムくらいしか知りませんが、きっと昔からそこまで大きくはなくともちょこちょこあったのでしょう。
それから、もしかしたら天皇を神と崇拝して命を捨てて行った戦争に対して、何かを妄信して自分の思想や生活を投げ打つのは怖いと言う感情も出たかもしれません。

そんなわけで、宗教を持つことは「みんなと一緒」ではない、そしてみんなそうじゃないから得体が知れない、ということで、宗教アレルギーなのでは。
特に証拠があるわけでもない、私の推測ですけども。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
和を尊重する日本人気質はきっとあると思います。

私もオウム前を知らない世代なので、事件前も、今と同じようにタブー語扱いされていたのか気になりました。

お礼日時:2012/07/10 23:41

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