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犯罪者を今より強く罰するべきという趣旨の質問に対して、2chでもここでも地雷除去をやらせろという意見が多く見られますが、そういう人がやるそういう仕事というイメージのある地雷除去という任務に当たる自衛官ってどういう自衛官が該当してるんでしょうか?何か問題を起こしたり事故を起こしたことのある人が抜擢されてるんでしょうか?なぜ地雷除去=犯罪者や悪い人がやる仕事というイメージがあるのか。最初に地雷除去=犯罪者の仕事のイメージを作り出したのは誰なのかご存知の方がいたら教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

ある程度の近代国家であれば、地雷は外国軍、またはそれに順ずるものの侵入防止策として敷設され、かつ敷設位置を記録します。


地雷の配置には幾つかパターンがあります。一定数の枡(例えば3×3)の中で、どのようなルールで移動しても必ず踏んでしまう、かつ地雷設置数が最小数になるというものです。
前にも書きましたが、敷設位置は記録されています。不要になれば撤去するためです。これは犯罪者の罰としてやらせる仕事ではありません。プロが行う仕事です。犯罪者が下手に作動させれば確認や救護で余計な手間がかかります。それでは自衛隊員に対する罰になってしまいます。

これに合致しないパターン、例えばカンボジアやアンゴラですが、色々な国が支援と称して過剰に供与したためであったり、雨季で地雷が流れてしまったりしたため、異常な状況にあります。
私が初めてシェムリアプに行ったとき、CMACに確認しましたが、「3×3の枡に対人地雷が15個、対車両地雷が7個あるぞ」とのことでした。豪雨で流れる、住民や軍の派閥が掘り出して埋めなおす、その中にはもう機能しなくなった地雷もあるという話で、「ロープで囲った場所には踏み入れるな、絶対に死にたくなければロープで囲っていない場所にも踏み入れるな」とフランスの退役軍人に言われました。「敷設状況を聞きに来た外国人も始めてだが、聞いたところでどうなるもんでもない」だそうです。
こういうところでの地雷撤去は、地雷マップがある以上に困難です。新しい検出器や処理機器の実験場になっています。そして、それ以上に熟練した退役軍人や、彼らの指導を受けた軍人のお仕事です。「先進国から犯罪者がやってきて、地雷を踏んで」という処理方法も彼らにとっては大迷惑です。死んだり負傷すれば不衛生ですからね。死体や重傷者は現場から撤去しなければなりません。救出ではなく撤去なんですが、やはり撤去者に危険が及びます。

>そういう人がやるそういう仕事というイメージのある地雷除去という任務に当たる自衛官ってどういう自衛官が該当してるんでしょうか?何か問題を起こしたり事故を起こしたことのある人が抜擢されてるんでしょうか?

素人ができる仕事ではあります。爆発物処理の研修を受けた優秀な自衛官が対応します。なお、500kg爆弾の処理にあたったとして(爆発したら即死でかつ近隣家屋に重大な被害が及びます。死体は確認できないでしょう)危険手当は1件500円程度だったと記憶しています。責任感があり、自己犠牲を厭わない、聖人ではないかとしか思えない特別国家公務員です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
地雷・不発弾処理係は自衛隊の英雄ですね!

お礼日時:2012/07/13 09:51

第二次大戦中の旧ソ連軍やナチスドイツ軍には「懲罰部隊」というものがありまして、


この部隊は、脱走兵や軍規違反者または一般犯罪者などから構成されており、実際に地雷処理など危険な任務を行わせていました。
地雷処理と言いましても地雷原を横に並んで歩かせるだけですので特に技術はいりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり地雷処理は歴史的にはそういう人たちが実行してきた任務なんですね。参考になりました。

お礼日時:2012/07/12 13:56

この場合の「地雷除去」と、自衛隊員が日々やってる地雷処理は、おそらく意味が違います。


ベトナム戦争のころ中国の人民解放軍がとっていた方法は、兵士を横一列に並べて太鼓の音とともに地雷原を歩かせ、肉弾でもって地雷処理するという恐るべき方法でした。とはいえ人命が湯水のように使えるなら効果てきめんで、敵方の地雷ストックが先に枯渇してしまいました。
だから御質問の趣旨については、「どうせ死刑囚なら金かけて刑執行するより地雷原を歩かせるなど有効活用せよ」 という意味だと思います。その是非には関知しないが、すくなくとも死刑囚に解体技術をしこんで自衛隊のような専門要員に仕立てろという意味ではないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/12 13:23

地雷除去作業をする人を、罪人にさせる?と言う意向があるとは知りません。


日本は地雷を生産しない国になりました。
世界各地で内紛・内乱・隣国侵入等、同じ国の中で民族・宗教・文化風習の違いから血が流れ家族が失われる人災が多発。
そう言う所に地雷を生産し販売している国・製造者・販売者・購入者がいる。
過去、東南アジアで南北を二分する国があって、米国がフランスを支援すると言う名文で南側を支援し、やがて、日本の基地から重爆撃機が往来した。その国が地雷を生産し販売している。木の葉っぱと識別できない地雷であって、子供の手足を吹き飛ばすのです。中国から教えてモラッタそうです。

地雷除去は、地雷探知機を使って存在場所を特定する方法もありますが、この方法は時間効率が低く、探査で負傷する割合が高い。そこで、重機械で埋設地域を走行する方法が米軍・南ア等で試行され、日本では民間の建設機械メーカが負の遺産である地雷除去作業をODAを使って実行しています。
この作業に元自衛隊員の爆弾の知識を備えた方が活躍をしています。
熱帯地方では、潅木や雑草が1ヶ月で1m以上も生い茂るから、元現地兵士(地雷を埋設した人)でも埋設場所を的確に提示することができません。

高温高多湿・熱帯病・食事洗濯自炊仮小屋生活ですよ。雨水が枯れるとどうしますか?

罪人に地雷除去作業をさせる? 
地雷除去作業を行っている人は罪人?
真実をご自分で確認することです。

この様な意向が本当か否か、カンボジア・アフガニスタン・パキスタン・コソボ・アンゴラの現地に行って貴方ご自身の目で確かめてください。現地入りするには、ビザが必要です。地雷除去を行っているNPO法人では、渡航費用等の諸費用は参加者の自己負担ですが、現地での説明を行っているNPO法人もあります。
現地で地雷除去に従事している方々が罪人か否か、お判りになると思います。

敗戦国日本では、戦後60年以上も経過したが、未だに不発弾が発見される。
国民(市民)と軍隊とを識別せず、無差別のじゅうたん爆撃で日本人は何人死んだかご存知でしょうか?
不発弾処理には自衛隊の爆弾処理班が出動するニュースをご覧になったことがありませんか?
的確な知り手順を習得した技術者です。

人間が行う作業には必ず手順・工程があります。
予備校・大学・大学院と言う紙にお絵かきする学生時代と社会で自立することとは全く違います。
社会に役立つ仕事をしようと言う教えが軽薄になった。
金儲けが正義だと捉える大学教授が居る。
バラエティ番組の出演を夢見る若者が多いとも聞きますが、これも容易ではなさそうです。
私は、バラエティー番組は見ないことにしている。
キーキー甲高い声・意味不明な民法のケバケバシイ広告から大宅壮一氏の警告・1億総白痴化の状況になっている。
先行きが見えて着ましたが、自立・自覚を研ぐ毎日を過ごしております。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/12 13:23

 地雷は施設科。

他の方もおっしゃっているように、明晰な頭脳と豊富な経験が要求される仕事なので、懲罰目的で人員配置がおこなわれているわけではないですよ。
 単純に「危険な仕事」ってイメージが強いですから、犯罪者の処分を語るときに、その危険性の高さゆえに引用されるだけの話だと思います。
 地雷処理=悪人の仕事なんてイメージなんてあまり聞いたことがないですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/12 13:24

戦争になったら誰を殺す?みたいなアホな質問するような人達でしょうね。


戦後教育の負の成果とも言うべきでしょうか。

地雷除去は非常に難しいです。そもそも発見することが至難の業です。

自衛隊では施設科がやることにはなってますが、一応”地雷原”の地雷を処理するのを目的にやるので、最終的には道具を使って地雷原を突破できるだけの通路分を爆破するんですけどね(^_^;)

少なくとも僕は”地雷除去=犯罪者や悪い人がやる仕事”なイメージを持ったことなんてないですけどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/12 13:24

悪人…(?_?)


地雷の処理を行うのは、主に陸上自衛隊の施設科部隊と普通科部隊です。
別に悪人ではありません。
地雷と一口に言っても、運用目的によって様々な信管や起爆形式、形状、素材、薬量があり、処理をする方法も様々です。
これらの地雷を安全かつ迅速に処理するには、知識と訓練、武器や資器材が必要になりますので、高い練度が要求されます。
つまりたかだか犯罪者に処理出来る代物ではありません。
海上自衛隊の場合は、機雷の処理を行いますが、掃海艇の乗組員やEOD(潜水士)はきちんとした教育訓練を受けていますのでこちらも悪人ではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/12 13:24

誰が言い出したかは知りませんが、「地雷除去=犯罪者や悪い人がやる仕事」というイメージで地雷除去をやらせろと言っているわけではないと思います。



「地雷除去=大ケガや死と隣り合わせの危険な仕事」だから犯罪者や悪い人にやらせろと言う事でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/12 13:24

善人かつ迅速な判断力行動力ある


優秀な隊員でないと
地雷除去命じられません
高性能な地雷探知機で発見して
安全距離から銃撃して爆破処理するという根気いる仕事です\(^^;)...

・地雷除去=犯罪者や悪い人

高度な技術見に着けて 更生しなさいということですね。


旧ソ連が第二次世界大戦の時に
スターリンの指示で、シベリアに流刑になっていた政治犯を徴兵して
特殊任務を与えました
徒歩やトラックで一般部隊の前に突撃させます。運悪く地雷にかかると
名誉の戦死・赤旗勲章で、後続の赤軍の安全確保したことになります\(^^;)...
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/12 13:24

なぜ地雷除去=犯罪者や悪い人がやる仕事というイメージがあるのか




その連想じゃないです
地雷除去
→危険で人的被害があるかもしれない仕事
→まともに暮らしてる人に被害がでるぐらいなら
→犯罪者に社会奉仕としてやらせればよい
ということかと

誰が言い出したかはしりませんが
犯罪に対する刑罰として
社会奉仕がある国は結構あるので(アメリカとか微罪→掃除とか)
それらからの連想もあるかもしれません
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2012/07/12 13:24

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