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を、教えて下さい!

発端は単純でして、男性不信です。
というか、「男」という性に絶望しそうなんです。

うちには5才の、発達支援児枠で保育園に通う子供がいます
(夫はアスペの疑い強し)。
発達関係は個人差だし、うちの子供のハンデを差し引いても(他の子供達を見ても)、やはり「女」という性の方が優れているように感じてしまいます。
確か、発達の早さも女の子の方が上だと、どこかで読んだ気がします。

そこで、肉体的性差(これは明らか過ぎるので除外)以外で、「男」という性の良さを、私に教えてやって欲しいのです。


しかしながら、例えば性的な重犯罪を犯すのは殆ど男性ですよね?(山田詠美という作家のエッセイの中に、ニューヨークで、女性2人が男性をレイプした事件が出てましたが、それは珍しい事かと思います。)

それに、通り魔的な不特定多数の殺人事件(秋葉原とか)を犯すのも、男性が多い様な気がします。
衝動の問題でしょうか?

かてて加えて、発達障害が出るのも、統計的に男が多いそうです。

しかし反面、ノーベル賞受賞など、素晴らしい業績を挙げるのも、男性が多い様な気がします(これは単に、気がするだけ)。

最後に、これは、生物学カテで訊いた方が良かったでしょうか?


生殖としては、近年、雌同士で生殖したマウスのニュースがありますし、果たしてヒトの「男」という性は(その一生において)、どのような種なのでしょうか?
どのような魅力を持っているのでしょうか?

感情論ではなくて、科学(種、性、脳、生物)的にご教示下さい。
尚、こうした質問なので、知識の無い又は論理的でない回答は、ご遠慮下さい。
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

 何度も書いては消し。

#3です。お礼、ありがとうございます。

 凶悪性犯罪率ですが、加害者は、ほぼ全員が男性です。ただ、これに立ち入ると微妙な問題を含みます。たとえば国別で犯罪率が違います。社会的な後天的影響抜きには語れない難しい問題です。

 発達障がいは男性が多いのも事実です。統計的に疑いようもありません。

 しかし、このご質問について言えば、それらが関係するとも思えません。

 被害者として生きていくのに苦労している方々も多い。一生背負って行く。

 感情を排した意見を言うことはできます。簡単です。「事実に対する理由は分かりません」ということです。

 議論として、可能性を考えることはできます。いくらでもあります。しかし、それを言えば、多くの人を傷つけます。それはできません。

 誰もが見える場所で意見を言うならば、「困っている人が、少しでも困らないようになればいいな」、それだけです。

 公けでない場所では、見知らぬ人が聞いたらびっくりするようなことを言いながら、事態の改善を目指しています。目を背けるような動物実験もあります。

 それで察してください。一生懸命やっていますから。
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 5~6冊程度ですが、精神医学書(児童精神医学含む)は読んで理解はしています。

大学医学部(大学院含む)で使用されるような教科書や、臨床用の参考書です。啓蒙書等は含んでいません。

 ヒトは、頭部が大きいため、非常に未熟な状態で生まれます。いわゆる新生児での未熟児のことではなく、誰でもということです。
 実際、たとえば基本的な危険回避行動は、同様に頭部が大きめであるチンパンジーですと1歳頃にかなりできるようになりますが、ヒトでは9歳ころに同等の能力を獲得します。

 これは、新生児として生まれてから、ヒトとしての形成過程で、社会の影響を受けざるを得ないことを意味します。真偽が疑われる逸話ですが、古代のある王が新生児に充分な世話をするが、一切のコミュニケーションをしないように育てて、どういう言葉を喋るようになるか調べたことがあります。短期間で全ての新生児は死亡したと伝えられています。

 このことは、他の動物なら胎内で準備ができることも、ヒトだと、それが社会とのつながりにおいてなされるということです。そのため、たとえばお尋ねのメンタルに関する男女差についても、生まれ育った社会の影響を含めて、後天的影響が非常に強く、判定が非常に困難です。

 事実、男女の基本的な差異については、仮説が出されては棄却されるという流れが続いています。最近も、地図を読み取る能力の男女差に関して、母系社会での調査では、従来の仮説と逆の結果が出ていました。

 男の子はロボットなどの機械系オモチャを好み、女の子は人形やぬいぐるみを好むという仮説があります。しかし、親がそういう選択をして買い与えているということを考慮すると、必ずしも肯定的に受け止めることはできません。

 精神医学書には、児童精神医学も含めて、男女差についての指針を与えていません。精神疾患を含む疾病の国際的な診断基準(ICD)、日本でも実用に用いられる米国の精神医学診断基準(DSM)がありますが、それにも男女差の指針はありません。

 精神疾患以前に、先天的で具体的なメンタルの男女差が無いのです。

 ただ、質問者様が気にされておられますように、性的嗜好で「正常」を逸脱しやすいのは男性です。何が正常なのかは、ちょっと立ち入りません。通常の生殖行為以外のもの、くらいに捉えておいてください(異常・正常については「いつも遅れてくるバスが定刻通りに来たら、それは異常事態かどうか」の喩えが精神医学書に記載されていたり)。

 ヒトでの実験はできませんが、哺乳類を使った動物実験では、多少なりとも、雌雄差を示す傍証があります。
 たとえば、大脳新皮質の機能を停止させる実験があります。ヒトだと大脳新皮質が停止したら、自立的には少しも動かなくなります。サル類でもそうです。もっと、大脳新皮質依存度の低い動物を使った実験です。
 大脳新皮質停止状態では、メスは通常の生殖行動を示しました。オスは明らかに生殖行動も意欲も低下しました。

 いろいろな解釈があり得ます。たとえば、メスをめぐってオスが争い、勝ったオスが子孫を残すということがあります。オスは「考えなければ生殖行動」ができないという条件が先天的に課せられていると考えることができます。

 しかし、本来は本能行動である生殖行動が、思考の助けをかりなければならないオスは、思考次第では、通常ではない生殖行動を示す可能性もあります。もちろん、ヒトでも同じ傾向と考えるのは、まだ危険です。

 日本猿ではヘテロセクシャル行動から締め出された弱いオス同士のホモセクシャル行動が見られます。それはストレスのせいとも考えられます。しかし、2004年頃だったと思いますが、何の不自由もない羊のオス同士のホモセクシャル行動が観察され、それがごく普通にあることが分かってきました。

 また、生殖目的以外で生殖行動を行うのはヒトだけだと考えられてきました。社会を保つコミュニケーションの手段でもあることはご承知の通りです。これがボノボも行っていることが分かりました。ボノボ自体が、以前はチンパンジーだと思われていて、もっと知能の高い別種のサルであることが分かったのは、そう以前のことではありませんので無理もありませんが。

 こうした、機能的にも性差のはっきりしている行動から、ヒトについての先天的なメンタルの男女差の糸口がつかめる可能性はあります。しかし、そうだとしても端緒に就いたばかりです。

 そして、仮に男女の先天的なメンタルの差異が分かって行ったとします。少しずつで、平均的なものでしかないでしょうが、それでも大きな進歩でしょう。

 その平均的なものが、個々人を見るときに役立つかどうか。役立たないのです。既に申し上げた社会的な文脈から後天的に獲得したものを差し引けたとしても、役に立ちません。

 男女差より、後天的な個人差が大きく出てしまうのです。同じ社会に属するという条件を設けても、小さな契機一つで、その後の人生は全く異なったものとなります。もちろん、性格形成もです。これは、生物学や医学からではなく、気象シミュレーションから発見され、全ての分野に当てはまることが分かっています。「チョウの一羽ばたきが台風を生じても当然」なことから、バタフライ効果と呼ばれています。

 これは経験的もあり得るように感じられます。何気なく見た絵画に理由も分からず感激してしまい、画家を志す人はいます。そういう大げさなことでなくとも、一目ぼれなんて言葉は、当たり前に使っていますし、経験者も多い。

 全体の傾向が分かったとしても、個々人の差異が大きすぎて、個人対象では参考になりません。もし男女千人ずつ集めてきて、どういう行動をしそうかを統計的に予測するとかなら役立つでしょうけど(で、もう既に実際に実用的に行われている)。

 後、思春期終了までの心身の成長が早いのは女性であることは事実です。特にヒトの特徴として最も個人差を示す顔ですが、女性は14歳くらいで成人の顔になります。第二次性徴体型の変化は思春期終了頃まで続きます。男性は顔もまだまだ変化が続きます。成熟が遅いわけです。

 これは、10年後とか20年後の、久しぶりの中学校の同窓会などで経験する人も多いです。女子は見れば誰だか分かる。男子は誰だか分からないことが少なくない。

 ヒトにおいて特に顕著ですが、顔は個体の識別に重要な役割を果たしています。昔は、女性が非常に早婚だったこともあることを考えると、ある意味、女性が14歳で成人の顔として完成することは、興味深いことなのかも知れません。

 ノーベル賞の授賞数の男女差は、女性の社会進出と関わることだけに、早計なことはいえません。しかし、仮に家事も育児も夫婦で平等に分担しても、妊娠・出産は女性しかできないことは考慮しておくべきでしょう。ちなみに、2004年度でしたか、ノーベル賞5部門中、3部門を女性が受賞しました。

 要は(やっと、これ)、統計的な研究をするのではなく、周囲とのことを考える場合には、基本的な男女差の有無を考えても功少なくして労多く、個々人を個別に理解するほうが手っ取り早くて確実だということになるでしょう(と言うためだけに、これだけ引っ張った! 平身低頭陳謝m(_ _)m)。
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この回答へのお礼

「要は(やっと、これ)~
これだけ引っ張った!
平身低頭陳謝m(_ _)m」

とてもユーモアに溢れた回答、ありがとうございます。(良い意味で)笑わせて頂きましたm(_ _)m

危機回避行動=9才~
成人の顔(女)=14才~
は、為になりました。

地図=その通り男性優位だと思ってましたので、初耳です。ほぉ~。

ロボットやぬいぐるみ等の好み=激しく同意です。

発達障害に関しては、しかしながら統計の値が出ていますよね?ICDやDSMに男女差が無いのは診断基準であって、結果男児が多いのは、僅差ではなく、この結果は「なんとなく」で覆せる数ではないと思いますが。ただ成人の(未診断の)アスペルガーを含めると、確かにどうなんでしょうかね?

生殖活動は、
いやいやいや。
レイプはれっきとした重大な「犯罪」です。犯罪を本能論で片付けてくださいますな。
そしてレイプ加害者はほぼ常に、男性である。
どれ程個人差があっても、この見解に異を唱える人はそうそう居ないと思います。

その様に、
メンタル的には男女差というより個人差というのは分かりますが、
それ以前に脳の機能の仕組みに男女差がある事は、今や科学ではっきり示されている訳で
(機能の男女差がまたメンタルにフィードバックする面もあるかも知れません)、私が知りたかったのも、まさにそこに有るのです。

これが文面である事や字数制限などから、私に誤解があったら、申し訳ありません。
それから貴方様がとても学術的なので(打てば響く方なので)、ついつい思う疑問をぶつけてしまい、そちらも重ねて申し訳ありません。

でも本当に詳しくお教え下さり、感謝に堪えません。
この質問はもう少し開けておこうと思いますので、誤解のご指摘等、何かあったら、また宜しくお願い致します。


最後に、私もここまで引っ張ってしまいました~!
平身低頭陳謝m(_ _)m☆です!!

お礼日時:2012/07/23 14:50

生物学的には、子孫を残す事が優秀であるので



男女の優劣は0という事になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/22 12:58

脳神経学ではありませんが、竹内久美子さん著書「そんなばかな、遺伝子と神について」という本を読んでみてください。



あらゆる動物の行動について分かりやすく記述されています。

だまされたと思ってこの本を読んでみてください。

多分、貴女が考える性に関する優劣が無意味なことを痛感させられると思います。
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この回答へのお礼

回答頂き、ありがとうございます。
すぐには読めないので、Amazonの商品説明とレビューを覗いて来たんですが・・・酷評されてました(>_<、)
どれが正しいのかは、結局、ドーキンスの「Selfish gene」を読まなければならないようです・・・

ただ私がお訊きしたかったのは、貴方の仰る日常の問題から、レイプの様な社会問題まで含めてだったもので、竹内久美子さんのご本ですと、そこら辺は未消化に終わるのかなぁ、と思いました。

ともあれ、中立的な回答をお寄せ頂き、本当にありがとうございました!

お礼日時:2012/07/22 14:36

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