都道府県穴埋めゲーム

今年の大雪で福井県の実家のべランドの屋根から雪が落ち、隣家のアクリル製の
屋根に落ちて破損しました。

破損した事実は知っていましたが、実家で一人暮らしの80歳の母によると、「隣家の
方が後に建ってその時に屋根雪が落ちることを想定して控えて建てるようにアドバイス
したが、無視してギリギリまで建てたので、家には賠償責任はない」 と隣家の旦那さん
とは話がついていると言っていたので問題視していませんでした。

しかし今月(数ヶ月経って)になって賠償要求の手紙(写真付き)が来て、困っています。
手紙には5年前に雪止めの設置を約束(口頭で)したが実施されず、今年の大雪で
ついに被害が出た。 と自家には落ち度は全く無いように書かれていました。

ワープロで書かれたその手紙は、旦那さんの名前になっていますが、どうみても
奥さんが書かれたようで丁寧な文章ですが感情的な文章でもあり、対処に困って
います。

年に数回しか帰れない遠い実家のことなので穏便には済ませたいのですが、一方的な
要求には答え難く、要求事項の

 (1)雪止めの設置  →冬までには実施したいと思います。
 (2)隣家の屋根の修理 →できたら無視したいのですがせめて話し合いで折半にしたい。

実家は10年ほど前に区画整理で再築して、燐家はその2~3年後に建築されました。
先代の隣家の両親とは昔は良い近所付き合いでしたが、今の長男夫婦とは疎遠になって
います。

長男である私は、30年以上も実家を離れお盆や正月に帰省するだけです。
隣のご夫婦とはほとんど面識無く、次回の帰省時に話し合うか、手紙でまずはこちらの
考えを伝えたいと思います。

ご経験のある方、穏便にしてローリスクにできる方法のアドバイスをお願いします。



 

A 回答 (4件)

責任を逃れるには、きちんと隣地に雪が落ちないような対策を取っている事が必要です。


その上で被害が生じたのであれば、想定外の「自然災害」として責任を逃れる道もあります。

ですが「雪が落ちる事を想定して家を建てて欲しい」という要望を出している時点で、
その危険性を認識し、その対策を怠っている事になりますので、ご実家側に非があります。

隣家としては近所づきあいもあり、穏便に済ませたいという思いがあったが、
被害が生じ、対応も無視されたのでいよいよ我慢できなくなったという印象を受けます。

「5年前に雪止めの設置を口約束でした」という文面から、水掛け論になりそうですが、
隣家の人が「じゃあ書面に残しましょう」などど、言えるとお思いでしょうか?
穏便に済ませたいからこそ「口約束」で引き下がったと考えるのが妥当です。

きちんと全額賠償するべきでしょう。
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民法第717条 


土地の工作物の設置または保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。

雪を他人の土地に落下させるのはダメ。
後に建ったとか、以前から住んでいたからと言って、他人の土地を雪置き場にはできない。落下させる権利もない。

土地をギリギリまで利用するのは土地を買った人の権利でもありますからね。自分の土地の中ならどこに何を建てても自由です。
もともと雪が落ちるからというのは、もともとご実家が違法な建物だった疑いがあります。民法で言う建物の「瑕疵」になります。
雪止めをするのは家を立てた人の義務です。他人に損害を与えないように(雪止めなどで)防止する義務があります。

屋根の修理料金はご質問者様の全額負担が法律的な見解です。裁判すれば修理費用全額負担+慰謝料+使用できないことについての損害が相手に認められます。
修理費用全額負担だけで済むならむしろ安い方。折半は厳しいと思います。相手に法律上の落ち度はないですから。

それを踏まえて丁寧に謝罪し、交渉してみてはいかがでしょう。
隣家とは仲良くしておいて損はないです。
屋根の雪が落ちさ先に隣家の子供さんがいて生き埋めとか洒落にならないですが、そういう事故毎年起きてます。
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no.1様の回答が完璧なので追加も入りませね。



穏便に解決してください。
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>今年の大雪で福井県の実家…



そうですか。
では、あえて回答させていただきます。

>母によると、「隣家の方が後に建ってその時に屋根雪が落ちることを…

隣家の土地も母のものとかいうのでない限り、それは通りません。
屋根雪を隣地に落とさないことは、雪国の常識です。
先に建った、あとに建ったは関係なく、他人の土地を“ゴミ”捨て場にしてはいけません。

>旦那さんの名前になっていますが、どうみても奥さんが書かれたようで…

良いんじゃないですか。

>ついに被害が出た。 と自家には落ち度は全く無いように書かれていました…

隣家に何も落ち度はありません。
あなたのほうこそ、考え方が間違っています。

>(1)雪止めの設置  →冬までには実施したいと思います…

どうぞ、して上げてください。

>(2)隣家の屋根の修理 →できたら無視したいのですがせめて話し合いで折半…

論外です。
100パーセントあなたの負担で修理して上げてください。

>ご経験のある方、穏便にしてローリスクにできる…

「実家を離れてウン十年になるのでそちらの事情をしっかり把握できていませんでした。
「ご迷惑おかけしたことを、まずはまずはお詫び申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・」

と丁重に出れば、将来にわたって苦情を伝えてくることはなくなるでしょう。
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