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じいちゃんが、最近の若い者は日本人として恥ずかしい   大和魂を完全に忘れている

戦時中の日本人が見たらどう思うか
と言われたのですが   大和魂ってなんですか?  そんなに戦時中の日本人は今の日本人とは違うのですか?

A 回答 (4件)

全てに対象にして、ひとの記憶というものは曖昧ですから


そのようなものを参考にして生き方を評価するのはリスクが高いと思います。

>そんなに戦時中の日本人は今の日本人とは違うのですか?

同じですが、環境などの条件により顕れ方が異なるだけです。

>大和魂ってなんですか

特攻であり、サービス残業であり、精神主義であり、盲目的コスト削減主義などです。
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日本人の自己犠牲的な滅私奉公、集団主義的な性格は、


世界でもトップである。
そのベースにあるのは、集約農法のジャポニカ米稲作農耕
文化圏の、地域コミュニティでの季節に即した規律正しい
協調性であるが、この文化圏は、温帯モンスーン+常緑照葉
樹林帯に沿って、日本から中国・江南地方~雲南~ブータン
まで続いている。
江南地方で(かつての日本と同じく)大量生産工業が発展
したのは、その労働集約ぶりが稲作(粗放的なインディカ米
ではないジャポニカ米の)に通じるからだし、ブータン人の
礼儀正しい自己抑制的な姿勢に、日本人に通じるものを感じ
る人も多い。

しかし、その地域でも特に日本の集団主義ぶりは際立って
おり、それは常に同じメンバーが顔を合わせる島国文化に
おける、以心伝心、遠慮、相手に合わせるといった性格が
加わったからである(上記のジャポニカ米文化圏で島国は
日本だけ)。
太平洋の島々でのビジネスの注意事項として伝えられてい
るのが、島の人は思った事を言わず相手に合わすので、
何かを聞く時、「Aか?」と聞くとそうでなくとも「Aだ」
と答えるので、必ず「Aか、Bか?」という形で問わねば
ならない、というものがある。
その島国文化的な“いい加減さ”が、稲作農耕的な几帳面
さによって補完され、世界の2つの集団主義的な文化が
融合して、日本的な「大和魂(自己犠牲的な奉仕精神)」は
生まれたのである。
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これは、漢意(からごころ)に対する概念です。


漢、というのは外国のことです。
つまり、大和魂というのは、外国にはない、
日本独自の好ましい精神のことです。

という訳で、この概念の内容はかなり曖昧ですが
日本独自という観点から、次の二つがあげられます。
但し、私見です。

(1)武士道精神から、己の行動が美しいかどうか
 常に考え、反省しろ。
(2)私と公の調整に於いては、公を優先しろ。


(1)
武士道精神というのは日本独自のものです。
これは平清盛、鎌倉幕府、江戸時代と武家支配の
歴史が700年も続いた結果、醸成されたものです。
中国などは文人支配がず~と続いて来ましたので
こういう精神はありません。
で、武士道においては、善悪ではなく、己の行動が
美しいかどうかが行動の指針になります。
命惜しさに逃走したり、国や友を裏切るのは美しくありません。

(2)
中国などでは、公の観念が非常に薄くなっております。
常に、私が公に優先します。
欧米の個人主義にもこの傾向が認められます。
これに対して、日本では武士道にいう忠義の影響で、
公を優先する方が、美しい、格好が良い、という
感覚が育っております。

”そんなに戦時中の日本人は今の日本人とは違うのですか? ”
    ↑
違うと思います。
(1)現代のような生命至上主義は、動物と同じで
 美しくない、と思われたのではないですか。
 生命が一番大切なら、生命の為に、国や友を裏切る
 ことも正当化されてしまいます。
(2)私よりも公が優先されるのは当然と思っていましたから
 モンスターペアレントみたいのは、存在する余地が無かった
 でしょう。
 反面、人権感覚も薄かったと思われます。
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<そんなに戦時中の日本人は今の日本人とは違うのですか?



それはかなり違うと思います。
もちろん私も戦後生まれで戦争の時代など知りませんが。
大和魂というのは元々は海外の文化を日本流にアレンジして取り入れるというような意味だったのですが、太平洋戦争においては自己犠牲の精神、いわゆる「お国のために」という戦意高揚や啓蒙のための謳い文句に使われました。
日本人であることに誇りを持って伝統や愛国心を大切にしろと、お爺さんは言いたいのでしょう。
戦後はお国のために命をも投げ出すという考え方は間違っていると、大和魂は批判的に捉えられるようになりました。
人の命より大切なものはない、というのが今の思想ですね。
現代の若者が日本を背負って立つという事を意識するのは国際試合に出るスポーツ選手くらいじゃないでしょうか。
日本の文化や伝統への理解や愛着がない事も、お爺さんは批判したいのでしょう。
つまり、どこに出しても恥ずかしくない日本人になれ、という事なのかも。

戦争を体験した人にしか戦時中の人の気持ちはわからないと思います。
毎年この時期、終戦記念日近くになると戦争を題材にしたドラマ等が放映されますが、最近はそれすらも減っています。
しかも内容もミステリーやファンタジー仕立てになっていたりと、もう戦争があった国だという意識はかなり薄らいでいるようです。
平和なことは結構なことですが、焼け野原で一から日本の経済を作り上げてきたお爺さま世代の方々の苦労を忘れてはならないんでしょう。
その苦労に比すれば、いじめや就活で自殺するような若者が情けなく思うのではないでしょうか。
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