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お世話になります。
私はDTMでオリジナルのポップスを趣味で作っています。

自分が作っている歌に対し制作段階で細目に関係者間でレビューしてもらったり
部外者の方(音楽知識ゼロの人含む)にモニターしてもらいたいのですが、
それをどのタイミングでやればいいか悩んでいます。

そこで音楽制作をされている方(特にDTMをやっており作詞やミックスダウンまでされる方)は
音楽制作中はどの段階で他の人にレビュー/モニターをしてもらっているのでしょうか。

下記の回答例を参考にご回答くださいますようお願いします。

【回答例】
ex1:1)Aメロ制作完了時 2)Bメロ制作完了時 3)サビ制作完了時
ex2:1)メロディー制作完了時(関係者間のみ) 2)歌詞制作完了時 3) コード進行制作完了時(関係者間のみ) 4)各パート編曲完了時

【背景】
私はいつも一番または二番まで作詞、作曲、編曲まで終え
ミックスダウン直前の段階まで作りこんでから
友達にモニターしてもらっているため「(いいか悪いかはさておき)
一つの作品として出来てしまっているのに感想を言ったところで今更これを修正するのは無理でしょ!?」
と言われてしまいます。実際私も指摘項目すべてを修正する気力が持てず
「次の制作時に反映させよう」と非常に勿体ないことを考えてしまいます。

これに対しシステム開発などではよく商品企画、開発計画、基本設計、詳細設計など
色んな段階でレビューが行われ、さらに各パーツごとでも設計コンセプトのレビューや
試作品の評価結果審査を行うことで関係者の意見を開発中に反映させています。
そこでこれと同じようなことを音楽制作でもできないかと思っております。

ご回答くださいますようよろしくお願いします。

なお、他人に受けることを重視しているので
「音楽は自分の感性が大事なんだから好きなように作ればいいじゃん!!」
といったようなご回答はご遠慮くださいますようお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。



僕の場合、自分の曲を聴いてくれる人を3段階に分類して、聞いてもらうタイミングを分けていますよ。
段階というのは、こんな感じ。
「関係者」:音楽制作の経験が豊富で、昔から長年一緒に制作をしてきた親友。(お互いの思考回路がわかっていて、一言で大体相手の考えてることを察し合える親友)
「モニター」:音楽制作の経験があって、一緒に制作をしてきた期間が比較的短い友達。それと演奏家の友達。
「リスナー」:音楽制作の経験がない友達。
(関係者に聞いてもらう時は、必ずスカイプで直接意見交換をしてる。)

作り方の手順は人それぞれですので、タイミングなんかも大きく変わって来ると思います。
以下、僕の場合の手順と聞いてもらうタイミングです。

1. 歌詞を提出してもらう(歌物はいつも受注制でやるので、歌詞を始めに提出してもらう)

2. メロディーを制作。単純に超音の悪いGM音源のクラリネットの音色で、メロディーのみを作りMP3と譜面を制作。この段階で、歌詞のはまり方なんかを「関係者」に聞いてもらう。気が向いたら「モニター」にも聞いてもらう。

3. 2で作ったメロディーに、ドラムとベースとチェンバロ(チェンバロはリズム、ベース、コードを1台で表現する為の道具として仮入れするもの。最終的には削除する)を追加し、音楽が音楽として成り立つ最低限の要素で、1通り作ってしまう(この段階では単純な打込み)。この段階で、「関係者」に聞いてもらう。

4. 3で作った物に、バンド系の楽器を追加していって、大まかな雰囲気を作ってしまう。同時にチェンバロを削除。この段階で、「関係者」に聞いてもらう。

5. 4で作った物に、オーケストラ系楽器を追加していく。これで、デモを完成させる。この段階で「関係者」「モニター」と依頼者さんに聞いてもらう。別途ボーカリストさんに聞いてもらうと同時に、仮歌を録ってもらい、練習もしてもらう。

↑ここまでは、極力PCに負荷がかからない悪い音色で、完成度を追求しない。ここで譜面上の問題を全て解決してしまう↑
↓ここからは、良い音色を制作し、実際に演奏して打込んだ物と順次差し替えていく。最終的に5までで制作したものは全て削除される。↓

6. この曲に合うドラム音色を制作し、4で制作したドラムパートを削除して、新たにリアルタイム入力(クオンタイズしない)で録音。ミスタッチ等を微修正して、ドラムパートのみをミックスダウン。ここで入力したMIDIトラックを削除して、ミックスダウンしたオーディオファイルをプロジェクトに追加。制作した音色を削除。

7. 同様に、バンド楽器全てを演奏録音。この段階で「関係者」に聞いてもらう。

8. 同様に、オーケストラ楽器を全て演奏録音。この段階で「関係者」「モニター」に聞いてもらう。同時に依頼者とボーカリストに提出。

9. ボーカルデータを受け取り、ピッチ補正をかける。この段階でボーカルソロのMP3を書き出し、「関係者」に聞いてもらう(ピッチ補正レベルの確認)。

10. ミックス。バンド楽器のみのMP3、オーケストラ楽器のみのMP3、オケ、完成版の4種を準備し、「関係者」「モニター」に聞いてもらう。(「モニター」は完成版のみ。要望があった場合のみ、他も渡す)。ここで、バランスの問題を全て解決してしまう。

11. マスタリング。「関係者」に聞いてもらう。

12. 一般公開 and 納品。(「リスナー」はこの段階で初めて耳にする。)

と言ったような流れてやっています。
曲の頭から順番に作っていくスタイルではないので、あまり参考にならないかもしれませんが。

自分のことや音楽制作のことをよく知っている人には頻繁に聞いてもらい意見交換を沢山しますが、知らない人にほど口出しはさせないという感じです。人の意見を聞いたからこそわいて来るアイデアもありますが、人に意見を言わせたがために自分の音楽がいつになっても確立できないということも今まで結構多かった。それで、意見を求める人もそして最終的にはファンも、「選ぶ」ということをしてこそ良い制作ができるのだという考え方をしています。
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この回答へのお礼

私が望んでいたスタイルに近いご回答で大変参考になります。しかもとても詳しい!!ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/12 23:11

答えから言ってしまえば、「今と同じで頑張るしか無い」になります。


理由は簡単でアレンジひとつで曲の印象は大きく変わるから、です。

同程度の制作者であれば、ドラフト状態でもある程度の事は言えますが、
普通の人(いわゆる「音楽好き」も含む)は、アレンジまで終わってないと判断出来ません。
ですから、ラフでも1サビまででも良いから完成のイメージに近い状態に仕上げて聴かせる他ありません。

要は、
「今更これを修正するのは無理でしょ!?」
に対して、
「いや、その為に意見を聴いてるんだから修正するよ」
と答えるべきだ、ということです。

もちろん長年のパートナーとかでしたら、あなたのアレンジの癖やよく使う音色、コードも知っているはずなので、
主メロだけ聴かせて「ここはあの曲のあの辺と同じようなアレンジにして~」などで通じるでしょうけどね。
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この回答へのお礼

やはりクオリティを追及するとなるとなかなか険しい道を歩むことになりますね(笑)参考になります。ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/12 23:10

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