これ何て呼びますか Part2

数年前から英語の勉強をしている者です。

少しずつ英語のレベルが上がって来たので(2年程前に英検準1を取りました)、
少し難しい大学の長文とかを読んでいるのですが、時折日本語を読んでも理解出来ない文章に出くわします。

例えば以下の文、

「グローバル化とは、個人の生活と地域社会が、世界規模で作用する経済的文化的な力によって影響を受ける過程である。事実上、グローバル化は世界が単一の場所になる過程の事である。グローバリズムとは、世界を、地域社会に対するグローバル化過程の機能あるいは結果として認識する事である・・・(続く)」

この様な日本語訳の英文が同志社大学経済学部の過去問にあって読んでみたのですが、英文自体は読めるものの、読めても正直そもそもこの日本語すらきっちり理解出来ません。

特に、【世界を、地域社会に対するブローバル化過程の機能、あるいは結果として認識する事である】の部分は理解しにくいです。

他の簡単な言葉に噛み砕いて理解しようとするのですが、なかなか難しいです。
この文を見て具体的に状況をイメージする事が出来ないのです。
理解出来ない理由として、
(1):学術的な言葉の定義をそもそも理解していないから
(2):抽象度が高い文を具体的にするのが苦手から
等が挙げられるような気がしますが、はっきりとした理由は分かりません。


この英文が載っている長文集には、他にもこれより上のレベルの英文が沢山載っているのですが、どれをとっても文構造は把握出来るものの、それらの英文の日本語は一概に理解するのに(具体的に頭に状況を思い浮かべるようになるのに)かなり時間を要します。

たまにいくら考えても漠然とした理解で終わってしまう場合があります。

そこで皆様に質問ですが、この問題を解決する方法は一体どのようなものがあるでしょうか?

私の意見としては現代文の参考書等を使って、日本語の文を理解する力を地道につけて行くしか他無いと考えているのですが、実際のところよく分かりません。

回答お待ちしております。

A 回答 (6件)

上記の質問に限れば



(1):学術的な言葉の定義をそもそも理解していないからになると考えます。

難しい質問を選んで回答を試みていると、殆んどの投稿が門外となります。
そのときは、wikiの百科事典で専門用語的なものは読んでみます。

英語でも日本語でもかまいません グローバル化(Globalization)で括れば日本語でも英語でも解説はあります。 それを読んで、原文に戻ると理解がしやすくなりまよ。特に専門的な文章であれば、あたりをつけて百科事典に書いてある言葉【日本語】を宛がうだけで意味がすんなりと通ることが多々あります。まず下記の文章を読んだ後に英文を読めば作者が何を言いたかったのか理解でるはずです。試してみてください、


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD% …

(2):抽象度が高い文を具体的にするのが苦手から
誰でも同じです。言えることは読んでみて、云わんとしている意味が分かれば正しいと考え、訳してみても何を言いたいのか分からない、なにかスンナリとしない場合は間違っていると解釈することです。時間がゆるせば、分からない単語の意味を推測して、その言葉が辞書でみつかるまで梯子をすることです。

こちらも貴兄と同様に未熟者ですので偉いことはいえませんが、何かの足しになれば・・・
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この回答へのお礼

なるほど。。。


回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/14 21:51

1)私も抽象的・思弁的な文章は苦手ですので、そういう文章に出逢うと、具体例を考えて理解するよう努めています。



2)たとえば日本の野菜農家が、中国からの安い野菜の輸入によって脅かされているというニュースをよく聞きますが、これも「グローバル化」の一例でしょう。すると、

 「グローバル化とは、個人の生活と地域社会が、世界規模で作用する経済的文化的な力によって影響を受ける過程である。」はよく分かります。日本の野菜農家が困ることを言っていることになります。

3)「事実上、グローバル化は世界が単一の場所になる過程の事である。」(In effect, it is the process of the world becoming a single place. )も、市場が1つになることを言っているだけですので、問題ないと思います。In effect は、「事実上」より「要するに」のほうがいいと思われます。前文の要点を再説しているのです。

3)「グローバリズムとは、世界を、地域社会に対するグローバル化過程の機能あるいは結果として認識する事である」(Globalism is the perception of the world as a function or result of the processes of globalization upon local communities.)は、確かに分かりづらいですね。

 local communities のところに日本の野菜農家をあてはめ、the processes of globalization のところに中国からの野菜輸入をあてはめれば、少し助かるのではないでしょうか。

 なぜ著者が、a function or result と言うかというと、中国から野菜を輸入して、日本の野菜農家が(ア)打撃を受けた(=result)、(イ)打撃を受けつつある(=function)、の2つの局面を考えているからだと思われます。
 つまり、くだけた日本語で言えば、「地域社会がグローバライゼイションのために影響を受けたり、影響を受けつつある——そういう状況として世界を見ようとする立場をグローバリズムと言うのである」ということでしょう。

4)これは偏見かも知れませんが、概して社会科学者の書く文章は、カッコつけが多く、読むほうが、書き手の本音を探し当てて議論を追う必要が出てくることが多いです。文章の訓練不足から来ているのでしょう。これは日本に限った話しではなく、世界について一般的に言えるようです。
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この回答へのお礼

なるほど。。。


回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/14 21:50

>> グローバル化過程の機能



「機能」は誤訳??

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

functionが「作用としての結果」の意味だとすると、
「英文で意味をとらえる限り」、
特に難しい点はないかと。
(いわんとすることをとらえるだけ。
理工書読むのと同じだよ!)

日本語訳にすると
厳密な修飾関係がまったくわからんので
難解きわまりないし、
そこにかりに誤訳が1つでも加わると
もうわけわかん。
---

いずれにせよ、
今回は
・誤訳があるっぽい?
・日本語訳で考えてる
ってことが問題です。
英文は悪くない。
と思う。

(ちなみに同志社経済2003年第2問の冒頭部分)
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この回答へのお礼

なるほど。。。


回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/14 21:50

グローバル化の文章をかいつまんで読むと、「個人の生活と地域社会が」「影響を受け」「単一の場所になる」と言っています。

つまり、何らかの力の作用により「多」が「一」になるということです。

「過程あるいは結果」というのは、

例えば「多」を百万としましょう。人口60億としてその百万分の一の6000人が一単位、一共同体。百万個の共同体がいずれ一万個の民族を形成し、やがて百個の国家のようなものになって、十個の連邦になって、単一の世界(Globe)になる。

今が「百個の国家の時代」だとすれば、それは単一を究極のゴールだとする場合は「過程」だけれど、百万個の時代からみれば「結果」に近い、というスケール感の違い、比較の話です。

あなたの(1)の学術的な言葉の定義をそもそも理解していないから というのはあんまり当たってはいません。学術用語など使われていないからです。ただし学術用語というよりは基本的な「語彙不足」であるとは言えるでしょう。

それより(2)の抽象度が高い文を具体的するのが苦手だから のほうが当たっているでしょうね。

具体的に数を置いてみる、Globalというくらいだから地球の形や大きさをイメージしてみる、過程というときの連続性と結果というときの収束のイメージをつかむ。こういうのって、実は数学的な発想だったりするわけです。数学は抽象化、モデル化の学問です。形をイメージするのは「幾何」です。そこには言語のような言語でないような、言語で説明するよりは数式で説明する方が易しい「イメージ」があります。

数学は苦手なのではないですか。その場合、今から数学をやり直すというのもどうかと思うので、「数学に関する読み物」をいくつか読んでみてはいかがでしょうか。あるいは、数学的な文章、堅めの批評家の文章を日本語で読んでみるとか。
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この回答へのお礼

なるほど。。。


回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/14 21:50

英語圏で生活しています。


別に生活しているだけで、教えたりしているわけじゃないので、偉そうに言えませんが、感じたことを。

あなたの問題は語学の問題ではないように思います。
日本人が日本語が流暢だからって、経済書や哲学書を読んで理解できないのと同じで、英語の文法を理解してもそういった文書を理解できるわけではありません。
もっと身近なところでいえば、機械音痴の人が家電製品のマニュアルを理解できないのは日本語の問題ではありませんよね?

実際、あなたが、日本語約を読んでも理解できないっていうことはそういうことなんだと思います。
今回の問題に関して言えば、現代文の勉強をするのではなくて、経済の勉強をする必要があります。

英語は結局のところ語学です。
書いてあることを理解するには文法の知識以上に大事なことがあります。一定レベル以上になればなおのことです。
日本語の文章を理解するのと一緒です。

純粋に英語の勉強が目的であれば、長文を選ぶときに、あなたの専門分野やもっと日常的な内容の書かれているものを選んだ方がいいと思います。
経済関係の内容をりかいしたいということであれば、経済の勉強をしたり、日本語での新聞の理解を深めるなど、内容そのもののについて、理解する必要があると思います。

参考までに。
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この回答へのお礼

なるほど。。。


回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/14 21:40

そうですね。



ただこの日本語の文章を読む限りに於いては、この書き手が心底グローバライゼイションと

ローカライゼーションを理解しているとはとても思えませんね。

昔から抽象的な物言いでしか説明できない人間ほど、頭がお弱いと相場は決まっています。

こんなくだらない文章などにかまけていないで、ちゃんとしたものを手にしましょう。

>グローバリズムとは、世界を、地域社会に対するグローバル化過程の機能あるいは結果として

認識する事である

例せばおそらく、ある地域で植林事業を行なった場合に、それが世界全体の環境負荷を

低減すると共に、その地域の雇用を促進し、引いては経済的な資産として蓄積し得るという、

ローカルと世界の往還的な価値創造に言及しているのではなかろうかと想像します。
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この回答へのお礼

なるほど。。。


回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/14 21:40

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