プロが教えるわが家の防犯対策術!

たまに「オフ・ザ・ボールでもよい動きをしていた」という評価がされている記事を見ます。
具体的に、どんな動きがよい動きなのか、
そこに注目して試合観戦しても面白そうだなと思ったので、
オフ・ザ・ボールの動きに定評がある選手を教えて下さい。
日本人選手のほうが観られるチャンスが多いので、
できれば日本人が良いのですが、
世界トップレベルの動きも知りたいので、日本人以外でも構いません。

FW,MF,DFのそれぞれで求められる事は違うと思うので、個別にお願いします。
この選手のこういう動きにしびれる!なんていうのも、是非お伺いしたいです。

また、チーム全体のレベルが高いというか、
そういう視点で観たときに面白そうなチームもあったら教えて下さい。
こちらもJリーグでもそれ以外でもOKです。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

うーん、難しいですね。



基本的にオフザボールでいい動きというと、ボールの引き出しがうまい選手の事を言うことが多いように思います。
ボールの引き出しとは、簡単に言うと厳しいマークを掻い潜ってパスを受けられる状態を作ることです。
その動きに定評があるのは元日本代表、現ベガルタ仙台のFW柳沢選手ですね。

ただし、そういった働きに定評がある選手というのは出場機会のわりに得点の少ない選手であることが多いんですね。
派手なプレイヤーを好む非サッカーファンからの評価はとても低い傾向があります。
玄人好みの選手とでもいいましょうか。
自身の得点よりチーム全体のチャンスメイクに重きを置いた選手というと聞こえはいいのですが、得点力の低い選手を皮肉っていうような評価である側面も感じますね。

すいません、すべての質問には答えることができなかったのですが、私のわかるところではこんなところです。
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この回答へのお礼

さっそくありがとうございます。
ボールの引き出しがうまい選手。なるほどです。
素人なんで、ボールを持った後の動きばかりを観てしまうのですが、
ボールを持つ前に、ボールが持てるかどうかが決まるってことですね。

よく言う「良いタイミングで飛び出した」とか「良い位置につけてましたね」
というのが、オフザボールの動きがよい、って事なのかな。

そういえば、「オフザボールの動きがよい」という褒め方が気になるきっかけは、
確か、長友選手か内田選手(日本人SB)についての記事かニュースだったような記憶があります。
二人がよく評価されている、運動量が多くて献身的、
というのとはまたちょっとニュアンスが違う感じだったので、
どのあたりが「よいオフザボールの動きなんだろう?」と。
確かに二人ともチーム全体のチャンスメイクに重きを置いた選手ですね。

柳沢選手はFWなので、またちょっと違うんでしょうね。さっそく観てみます。

お礼日時:2012/08/20 10:44

個人的な考えです。



オフザボールの動きとは、文字通り、ボールがないところで
どうやって動くかということで、非常にわかりにくいです。
基本的には、サッカーはボールと連動して人が動くものなので、
どこからがオフでどこからがオンという線引きは難しい
気がしますが思いつくことを書きます。

(1)FW

Jリーグで得点王になっていたころのゴン中山は、オフザボールの
動き方で成長した、とよく言われていました。
それはラストパスに対するボールの受け方です。
DFと駆け引きしながら、自分が一歩前に出る、またシュートを
狙える体勢でボールを受ける動き方を研究し、実践したらしいです。
でも、体ごと投げ出してゴール前に飛び込む姿の印象が強すぎて、
あまり脚光を浴びる視点ではありませんでした。

今で言えば、広島の佐藤寿人が当てはまるかも知れません。
彼も、ワンタッチゴーラーと言われていて、ラストパスに対する
動き方のうまい選手と評判です。でも、動きは一瞬なんで、
試合会場では、見逃してしまう方が多いのだろうと思います。
こういうのを見るためには、ボールの動きを無視して、その
選手だけをずっと見てないといけないでしょう。

FWでよくみかける「ボールを受ける前の動作」としては、
オフサイドトラップをかわす動きがあります。
相手が自陣からボールをクリアした後、DFラインを一気に
上げてきたところで、前残りの選手がオフサイドラインに沿って
横方向に走りながら加速し、ラインの裏にボールを引き出す動き
です。そういうのが、オフザボールになるかわかりませんが。

(2)MF

ゲームメーカータイプの選手は、ボールを触ってなんぼなので、
オフザボールの動きが注目されることは少ないです。
日本代表の中では遠藤選手が、この点で評価されているように
思います。彼は、目立たないように見えて、実は試合中の走行
距離がチームで一番らしいですし、つまり攻守を影で支える
重要な役割を持っています。パスまわしを効果的にするために、
彼はいろいろな場面で顔を出していることは確かであり、
彼のポジショニングに注目してみるといいかも知れません。

(3)DF

オフザボールの動きのオンパレードですが、それは選手個人の
判断ではなく、ほとんどがチーム戦術です。守備は基本的には
チーム単位の決め事に沿って行いますので、1対1ではなく
グループ対グループでやっています。相手FWに強力な選手がいる
ことも多いですし。私が注目するのは、守る時の逆サイドのDFの
動きです。その動き方は、個人のセンスが表れます。
ただ単純に相手選手についているのか、自分が危険だと思う
スペースを埋めに行くのか、判断が分かれる場面があります。
でも目立ちません。

いずれにしても、オフザボールの動きに注目する=ボールのない
ところに注目するというのは、監督・コーチ目線であり、しかも
一喜一憂できない内容になってしまうので、あまりお勧めしませんね。
監督気分(つまりチーム作りの観点で選手評価する立場)を味わう
にはいいでしょうけどね。

この回答への補足

ちなみにチーム単位で注目してみた時に、
DF全体の動きが良い、注目に値すると思われるチームってありますか?
考えてみれば、今まではどうしても攻撃主体で観ていて、
DFが「組織として」どう動いてるかってあんまり観てこなかったので、
これを機に、じっくり観てみたい気がします。

補足日時:2012/08/20 11:17
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
最初はずーっとボールを追って観て一喜一憂するだけで楽しかったのですが、
だんだん物足りなくなってきて。

FWに関しては、ゴンは、なんであんなに巧くない感じ(失礼)なのに点が入るんだろうってずっと思ってました。
なるほど、ちゃんと理由はあったんですね。
佐藤選手も、注目してみます。

MFの遠藤選手の若い頃はパスは巧いけど、とにかく動かないってイメージでした。
が、いつの間にか、長友選手みたいなダッシュはしないけど、たえず動いてる選手になってますよね。
彼は無駄な動きはしなさそうなタイプなので、彼に注目してみるって確かに良さそう!
さっそくやってみます!

DFに関して言えば、チーム戦術というのも納得です。
そもそも「オフザボールが良い」という事に興味をもったのがDFに対する評価だったから。
ボールがないところでも、選手は絶えず動いているけど、
単にボールを追っている、ゾーンにいる選手をチェックしているという以上に、
何らかの意図があるんだろうなあとは漠然と思っていた所に
「オフザボールがよい」という褒め方を知って、
どんな事なのかなあと興味を持ち始めたのですが、
何がどうよい動きなのかが分からなかったんですよね。
素人だからチーム戦術をよく分かってなかったんでしょうね。
今回の日本代表戦は見逃したのですが、
最近の日本代表でいうと、右が上がってるときは左も上がっているけど、
左が上がっているときは、右は結構下がっていて、かつわりと中央をカバーしているというのが
おおざっぱなイメージなのですが、これは単に左が攻撃の中心で右が消極的というのではなく、
左が攻撃する事が多い分、右が守備をカバーするというチーム戦術だったのかな。
逆サイドのDFの動き、もっと注目しながら観てみたいと思います。

沢山ありがとうございました!

お礼日時:2012/08/20 11:07

こんにちは。

 

#1の方が『オフザボールの動き』の定義をわかりやすく説明されています。 これを或る選手の得点シーンから説明します。

ロンドン五輪で銀メダルに輝いたなでしこジャパン。 大儀見優希選手はドイツでストライカーとして実績を残しています。 アメリカのワンバック選手は長身を活かした鋭い動き、モーガン選手はスピードで相手を振り切って得点を重ねるストライカーです。 しかし、大儀見選手はそのどちらでもなく、典型的な『オフザボール』の動きで得点を重ねる選手です。 

今年の五月、スウェーデンの国際大会で日本はアメリカと対戦し、4-1と敗れました。 この試合で大儀見選手は前半、宮間選手の左からのクロスに飛び込んでヘッディングシュートで一点取りました。 

ロングパスが宮間選手に渡った時、宮間選手と大儀見選手の間には大柄な米国のDFがいました。 そのままクロスが上がっても相手DFにブロックされてクリアされてしまいます。  ロングパスが宮間選手に送られている間に大儀見選手は身を隠し、相手DFの視界から消えています。 そして宮間選手に渡った瞬間に回りこんでDFの左後ろに入り、クロスに合わせて素早く相手DFと宮間選手の間に走り込みます。 相手DFがこれに気づいた時にはクロスボールに大儀見選手が飛び込んでヘッディングシュート。 素晴しい得点でした。 

相手DFはどうしても宮間選手がどこへパスを出すのかに注意をはらっています。 ボールにDFの目が向いている瞬間にさっと動き、視界から外れる。 これが『オフザボールの動き』の真髄です。 大儀見選手はゴール前で相手DFの視野から消えたり、出て来たりの動きに優れたストライカーです。 
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この回答へのお礼

すごくわかりやい解説ありがとうございます!
なるほど!そうやって点が取れるボールのもらい方をするのが、
オフザボールの動きなんですね。
具体的で目に浮かぶようでした!
ありがとうございます!

お礼日時:2012/08/20 11:09

こんにちは。

 #3の再入場です。

松木安太郎さんが編集された『オフザボールの動き』の説明とその中に引用されているサンフレッチェ広島佐藤寿人選手の動きを添付します。



佐藤選手は身長170cmと小柄なFWで、特別に足の速い選手でもありません。 それなのに、今シーズンJリーグの得点王を独走中で、チームも首位に君臨しています。 彼は相手DFとの駆け引きに優れ、味方がパスを出しやすいところにタイミング良く顔を出す動きに優れています。 

松木さんの説明も具体的でわかりやすいと思います。 何かの参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

またまたありがとうございます。
佐藤選手は、noburico1974さんも褒めていらした選手なので、
動画を教えてもらえてすごく嬉しいです。
この動画、FWがなに考えて動いてるのか、本当にわかりやすかったです!
MF,DFのもあればよいのに。

それにしても松木さん、ちゃんとサッカーの解説できるんだw

お礼日時:2012/08/20 11:31

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