
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
図のような荷重状態を想定しました。
また、鋼材の材質が指定されてないので、一般的なSS400(一般構造用鋼材)を想定します。
SS400の許容曲げ応力度fb=156N/mm2、また、許容せん断力fs=90.4N/mm2とします。
なお、計算はNとmmで進めます。
(1)曲げに対する検討
最大曲げモーメントM=PL=10,000×515=5,150,000N・mm
断面係数Z=bh2/6=150×32×32/6=25,600mm3
曲げ応力度σb=M/Z=5,150,000/25,600=201N/mm2>fb=156N/mm2
∴許容曲げ応力度を超えているので安全とはいえません。(もたないです)
では、何kNまでならOKかと逆算すると,
P×515/25,600=156
P=7,754N
∴7.7kNまでなら計算上はOKとなります。
このとき,せん断に対しては,
せん断応力度τ=P/A=7,700/150×32=1.6N/mm2≦fs=90.4N/mm2
∴せん断に対しても安全といえます。
(注)SS400の材料自体の計算例を示しましたが、これ以上に壁に対する固定方法のチェックもお忘れなく。
参考文献:計算の基本から学ぶ 建築構造力学 上田耕作 オーム社

No.3
- 回答日時:
厚さ=t
幅=b
長さ=L
荷重=P
とあらわす(単位はmmとN)として、
M(モーメント)=P*L
Z(断面係数)=b*t*t÷6
σ(応力)=M÷Z
鋼板の材質により、強度はいろいろですが、わからないときはSS400(弱いほうから2番目の規格)として
1.荷重が1回こっきりで、とにかく持てばよい場合:σ=235N/mm2まで
2.荷重がかかり続ける(少なくとも数ヶ月以上)場合:σ=100~160N/mm2まで
2.の場合に幅があるのは、構造物により安全に対する考え方が違うため。
No.2
- 回答日時:
材料力学の基本的な計算なので、まず、自分で計算してみましょう。
鋼板といっても色々あるので、材質も調べてみてくださいね。
安全率をいくらにするかは、どんな用途かによって変わってきますので、ここで質問してもらったら良いと思います。
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