この人頭いいなと思ったエピソード

いつも楽しく拝見させて頂いています。

"Eat, drink, and be merry, for tomorrow you die"
(食べ飲み楽しめ、明日君(たち)は死ぬ)
という言葉があります。

この言葉に対して、ギリシャの哲学者・エピクロスだったら、
どのように答え、対応するでしょうか。
できましたら彼の思想の説明、及び、その答えがどうしてでたのか、その理由も一緒に教えて下されば幸いです。

よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

エピクロスが肯定した欲求は、自然で必要な要求だけです。


”Eat, drink, and be merry...”
は言外に、”よく食べ、よく飲み”という意味が含まれていますよね。
なので、
エピクロスなら、
「一時的な快楽にうつつを抜かし、その快楽がのちのちにもたらす、不健康など大きな不快(楽)の存在に気づいていない。バカな奴らだ」
と、鼻で笑うんじゃないでしょうか。
エピクロスは、放埒で享楽的な生き方を否定しているので。

彼のめざした《アタラクシア》は、そうした快楽とは無縁の、心の平安のことです。
エピクロスは、いわゆる快楽主義者・エピキュリアンではないです。
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エピクロスだったら、何も言わず知らぬふりをするんじゃないでしょうか。



本来の心からの欲求に忠実であるならば、精神的充足を満たすことを目標とする。
足るを知り、分かち合うことを知っていく為の哲学だと思います。

自分が十分な充足を感じているなら、相手がいかに間違っていようと
その人の好きにさせておけばいいからです。

自らが求める人しか、精神的充足を得ることができないことを
知っているでしょうから、それ以外の人に押し付けることもない。

黙って、自分のやることをやるだけになるでしょう。
ですから、周りから見ると「知らん顔をしている」と見えると思います。


本来の自分や生き方を探しているひとには、きっと優しい人になるでしょう。
求める人には、なぜそこに至るか・その為の発想を分かち合う精神を持つ人だと思うからです。
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"Eat, drink, and be merry, for tomorrow you die"


(食べ飲み楽しめ、明日君(たち)は死ぬ)
という言葉があります。
この言葉に対して、ギリシャの哲学者・エピクロスだったら、
どのように答え、対応するでしょうか。

○エピクロスに聞いても「これ以上の答えはない。」と言うでしょうね。つまり、前も後もないということですね。
エピクロスは完全なる唯物論者ですから、生まれて死ぬまでしか考えてないのですね。生まれる前も、死後も何も無いでピリオドですから、「これ以上の答えはない。」で終わりですね。哲学としては超と言ってほど「狭視野」ですから単純なのですね。
まあ、同じ唯物論者でもマルクスなら、もっと非人間的な人間ロボット思想ですから、
"Eat, drink, and work, for tomorrow you die"
(食べ飲み働け、明日君(たち)は死ぬ)
になるのでしょう。それに比べたら、エピクロスは、「楽しめ」ですからまだいい方ですかね。
ギリシャ的唯物論とドイツ的唯物論の違いですね。
まあね、哲学者としては浅はかな者の代表ですから難しいことは一切ないのですよ。
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