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書道の心得はありません。
他の「道」から書道を見ています。

楷書を書くのを見ていると、呼吸を整え、筆のつながりを意識しつつもきちんと文字を正しい姿勢で書いているのが伝わってきます。
楷書は、もはやそこにある基本を忠実に、とりあえず自分の個性を前面には押し出さないような雰囲気を感じます。
軸もきちんと意識しているためか、力が抜けた文字にも硬さを感じます。
呼吸も自分の呼吸というよりも、型(文字)に合わせているように思います。

そんな勝ってな印象を私は持つのですが、行書や草書の書くときの「心」というか、方向はなんなのでしょうか。
基本的なものから離れている印象を持つのですが、どのように止揚しているのでしょうか。

漠然とした質問で申し訳ないです。

A 回答 (3件)

楷書に持っているあなたの印象の、逆じゃないでしょうか。


個人的には正直、最近やたらと聞く「自称書道家」の字は、ただの雑な字にしか見えません。

ご存知の通り日本の文字は全てに意味があります。
たとえば学校の先生になったような気分で、十人十色の文字のひとつひとつの個性や役割を尊重してはどうでしょう。

こちらも漠然とした回答で申し訳ないですが。
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この回答へのお礼

分かりにくい質問にお答えいただいてありがとうございます。
私がお訪ねしたいのは、うまく言えないのですが、「自称書道家」の文字のことではなく、正しい(という言い方も変ですが)草書や行書のことです。

例えば、書の心得のない私が見てのことですが、墨がかすれてきたから墨を付けるのではなく、自分の呼吸を整えるためであるかのように墨を付け直しているように見えるわけです。
ところが、楷書は、自分の呼吸を文字に合わせているように見えるわけです。
基本をもとに、自分の心をより積極的に表現したいという心があるのかなと思うのです。

そんなような、心はどんなものなのかということをお聞きしたかったわけです。

ますます意味不明になってしまいました。

お礼日時:2012/09/14 23:40

NO2です。

質問者の答えになっていませんでしたね?申し訳ありません。行書・草書を揮毫する時の「心」のようなものを把握したいのですね。わかりました。

行書は筆脈を大事にして運筆します。画数の少ない文字と画数の多い文字が続く時は文字と文字の調和のような事を頭におきながら,遅速をつけて運筆すると立派な文字になります。

草書は連綿を美しい流れになるように運筆すると,揮毫しているうちに自分で文字に惚れると云う感覚に陥ります。これが限界に達したとき文字の魅力に取りつかれるのです。 翆 峰 頑張ってください。
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この回答へのお礼

文字との対話が始まるわけですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/17 10:51

書道の精神を書くだけでも立派な事です。


確かに楷書は精神を統一して書きなさいと先生から云われました。今では指導する立場になって思う事は書を弄すると云う言葉がありますが,読めないような文字を揮毫して得意になっている人がいるが悲しい事です。それは賞状等を依頼されても書けず私の所へ頼みにくる人が多い事です。

書道は趣味であり,己が楽しいければよいのだが,やはり賞状のようなものも書くことが出来なければ書をしているとは言えないと思います。

楷書・行書・草書・隷書・篆書・変体仮名・創作とこれらをマスターして書を書くときの心が備わったと云えるのではないかと思います。

私からの伝承。沢山の掛け軸等の書を見。また本等を見て揮毫し書の奥の深さを知ってください。そうすればおのずと書に対する考え方が変わってきます。 翠 峰より。
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この回答へのお礼

賞状を書ける・・・これが例えば書の『基本』の部分を象徴的に表している解釈いたしました。
基本がなければ、書いてみても、書をしていないということも分かります。
基本がないのに、ピアノを自己流に弾いているのと同じ事だろうと思います。

絵画で言えば、ピカソはたいへん普通の絵(表現がおかしいですが)やデッサンも上手だなと思います。
その基本があっての、あの絵『応用』になるわけです。
私がでたらめに書いてもダメということはもちろん分かります。
しかし、ピカソは普通の絵を上手に書ける(基本)のにわざわざあの絵を描いた。
そこには、普通の絵では表現できない心があったのだろうと思います。

私がお聞きしたいのは、例えば草書や行書において、その部分に当たる部分は何なのかということです。
もちろん人によって違いはあるでしょうし、「書の奥深さ」を何の心得もない私に分からせるということなど無理と言われればしかたありませんが、多少とも表現できることはございませんでしょうか。

雑な質問にお答えくださり、本当にありがとうございます。

お礼日時:2012/09/14 23:54

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