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辞書を見ていたところ、「回答する」「返答をする」という説明に目が留まりました。

この「○○(主に漢字2文字)する」「○○をする」のパターンでの、「を」の有無の違いは何でしょうか?
上記の「回答する」「返答をする」について、「を」の付け方を逆にして、「回答をする」「返答する」とした場合、それは間違いなのでしょうか?

かなりうっすらとした記憶なのですが、「漢語由来の単語(だったか?)の後には『を』をつけない」のような説明を読んだような気がしていますが、これについては説明内容も「漢語」の部分も、とにかく全てにおいて記憶が曖昧です。

体操する、遊戯する、親孝行する、食事する・・・手元の辞書では「を」無しで表記されていますが、「を」があるパターンもよく見るので、いつも迷います。
文法的な決まりがあるようでしたら、教えていただけますでしょうか。よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

   出来るだけ言葉数を多く、情報を少なく言うのが、××生命の存続に繋がる、という職業や商売があります。



    そのような場合「ええ、この件に関しましてはですね、ええ、目下担当の者が、ええ、鋭意、検討『を』いたして、おりまするところで、ええ、その結果が、ああ判明『を』いたしました暁にはですね。速やかにですね、要するに可及的スピードを持ちまして、国民の皆様にですね、ご報告『を』する、かような所存で、ええ。ございます。」

    となるのでしょう。
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この回答へのお礼

意味に違いはないけど冗長にできる、という感じでしょうか。
昭和時代のやり方を踏襲する生保が、お宝保険を転換させようと連日会社に電話してきたことには参りました。
顧客を騙して転換させようとしているの見え見えなのに、こちらがわかっていないとでも思っているんですかねぇ。(思わずグチってしまいました・・・)

お礼日時:2012/09/13 21:03

基本的にはどちらでも正しいと思います。


「○○する」はこれで1語の動詞、「○○をする」は名詞「◯◯」+格助詞「を」+動詞「する」という動詞句、と考えればいいのではないでしょうか。

例外として、連体修飾語が付く場合は「○○をする」と言わないといけないでしょう。
「○○する」だと名詞成分がないので連体修飾語を受ける単語がありません。
たとえば
「今日は多くの回答をした。」
とは言いますが
「今日は多くの回答した。」
とは言いません。
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この回答へのお礼

こちらでも有難うございます。
改めて聞かれると、どっちが正しいんだ?と疑問に思っていましたが、わかりやすい解説で理解できました。
なるほど、どちらも正しいのですね。連体修飾語の例もわかりやすく助かりました!
辞書でもせめて括弧つきで「○○(を)する」みたいな表記にしてくれればいいのに紛らわしいなぁ・・・。

お礼日時:2012/09/13 21:07

「〇○する」の場合、全体を動詞的に扱い、「〇○をする」の場合、〇○を目的語として扱う、という違いがあるのでは?


例えば、「彼と食事した」と「彼と食事をした」。先の方は、「彼」が主張したいことで、「食事した」は単なる動詞として扱われている。後の方は、「彼」と「食事」の両方、あるいは「食事」に重きが置かれている。単なるおしゃべり相手から、遂に一緒に「食事を」する関係になった、とかね。
文法的に決まってるわけではないが、「体操する」と「体操をする」でも、「を」をつけた方が、強調しているように思える。「を」なしは、省略形だしね。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
文例を挙げて解説していただいたので、よくわかりました。微妙なニュアンスの違いが生じますね。
自分の「漢語由来の云々」は完璧に記憶違いのようですね(^^ゞ

お礼日時:2012/09/13 21:09

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