この人頭いいなと思ったエピソード

フランスのジュリアン・テップが提唱したドロリズムについて教えてください。

また、主要な参考文献があればそれも教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

バロックスコラ派の哲学は必修であるとして、



要点だけ言うとDaniel Georg Morhof の詩論・構文論(とくにエレジー的悲劇論)を基礎として見てください。

http://archive.org/details/polyhistorliter00fabr …

散文を中心として凡人風に再構成した主観的ペシミズムです。(ロマン派的色づけ・反「近代」基調)

つまり 実存主義的観点(サルトル的)から 生きること自体の悲劇=無常観を文学的・恋愛劇的悲話と結びつけて

辛く批判したものです。

本人が病気がちで不幸でしたから、恨みつらみ・嫉妬というモチーフも見逃してはなりません。

Dolorismeは彼の造語で広くは認められていません。(70年代の流行ですね)

懐疑主義・哲学的主観は モンテーニュの系譜です。

(エッセイ風・自己反省・言葉による論理発展が段階的であり 
文頭の仮定前提が文が進むうちに破棄されていくといった不整合な論理展開です。)

フランス人らしいあいまいで言葉遊びを盛り込んだような表現が多いようです。
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