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長文ですが、宜しくお願いします

某メーカーのアルミ電解コンデンサ(16V 33μF tanδ<0.17以下) について

<いきさつ>
ある製品でこのコンデンサが故障と判断し、基板から取り外しました。

ホームセンターなどで市販されているデジタルテスターで測定すると
1台目 NG品:おおよそ330μF  OK(比較用)品:おおよそ33μF
2台目 NG品:OL(オーバーレンジ)  OK(比較用)品:おおよそ33μF
※器差?でNG品の値は異なるが、OK品はほぼ規格の値を示している事から
デジタルテスターの信頼性はそこそこあると思われる

会社が所有しているLCR測定器?で測定すると
C=おおよそ33μF
tanδ=おおよそ1.0
なぜか、規格内であるという結果が得られてしまった
※漏れ電流は測定せず(破壊が怖いため)

メーカーの測定器(詳細不明)で測定すると
C=おおよそ33μF
tanδ=おおよそ1.0
会社の設備と同じで、規格内であるという結果が得られてしまった
※漏れ電流は4V(製品上で実際にコンデンサにかかる負荷)で測定し
OK品と差異無し

そこで、仕様書上、規格値としては存在していないが、
抵抗値を
ホームセンターなどで市販されているデジタルテスターで測定すると
1台目 NG品:おおよそ750kΩ  OK(比較用)品:おおよそ3MΩ
2台目 NG品:おおよそ750kΩ  OK(比較用)品:OL(オーバーレンジ)

メーカーが所有しているOK品(複数個)の抵抗値を測定させてみたところ
おおよそ3MΩ~4MΩ
NG品についてはメーカーも抵抗値が750kΩである事は認めた

●このコンデンサを交換したら、製品の故障が直り
●デジタルテスターで測定すると、異常値を出す
●抵抗値もOK品と比較して低い

しかし、メーカーは
▲メーカーの測定器(詳細不明)で測定すると正常な値を示すことから、
、正式にコンデンサの異常である事を認めない
▲抵抗値が750kΩの物は稀に存在するとの主張

※現在、ホームセンターなどで市販されているデジタルテスターで測定を要求中

<質問内容>
(1)アルミ電解コンデンサ(16V 33μF tanδ<0.17以下)で
(放電後に確認)抵抗値が1MΩを下回る物は存在するのでしょうか?
その理由は何でしょうか?
(2)なぜ、市販のデジタルテスターはCの異常値を示すのに、
LCR測定器?などの高価な設備ではOKな値となってしまうのでしょうか?

A 回答 (4件)

>(1)アルミ電解コンデンサ(16V 33μF tanδ<0.17以下)で


(放電後に確認)抵抗値が1MΩを下回る物は存在するのでしょうか?
その理由は何でしょうか?


それはありえます。それはパンク事故がおきた場合、限りなくショートになることがあります。普通のケミコンでは少ないのですが、タンタルコンデンサはその傾向が顕著です。古くなっていると劣化してオレンジ色のスパークが飛んで破壊するのもあります。(実体験です)


>(2)なぜ、市販のデジタルテスターはCの異常値を示すのに、
LCR測定器?などの高価な設備ではOKな値となってしまうのでしょうか?

測定方法の原理の違いです。

LCR測定器の内部構成によりますけど、少なくとも抵抗値を直接見る測定方法はないからです。
Rであっても「抵抗値」を測っているわけではありませんし。Cの場合は積分効果の時間をカウントしているだけですし・・・。

LCR測定器でケルビンダブルブリッジでも採用すれば異常値がわkるでしょうけど・・・。


どうしても、詳細をさらに詳しくお知りになりたいのならば「コロナ社」とか学校向けに教科書を発行していたところの「電気・電子工学」を読まれることをおすすめします。コンデンサでしたら「電子工学I」のほうですね。

LCR測定の方法、正しくないね!っていうのがわかるかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

抵抗値が低いと不良の可能性が高いですね
これを普通に存在すると平然と言うメーカーは・・・

測定方法の違いは参考にさせていただきます

お礼日時:2012/11/03 10:19

>仕様書上、規格値としては存在していないが、抵抗値を


抵抗値が750kΩのコンデンサーで異常動作するような回路設計に問題はないのですか。真空管の回路じゃないですから。漏れ電流による発熱などは別として。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

しかし、今回は回路を議論するつもりはありません
ご了承願います

お礼日時:2012/10/10 18:31

素朴な疑問ですが、なぜメーカー側で使用しているおそらく高価な測定器での測定結果を信用せずにホームセンターのそれもデジタルテスターにこだわるのでしょうか?



測定条件にもよりますがデジタルテスターでそういう微妙な値の測定は無理と思いますよ。


●このコンデンサを交換したら、製品の故障が直り
●デジタルテスターで測定すると、異常値を出す
●抵抗値もOK品と比較して低い

この点も無視できませんがね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

しかし、今回は手法や考え方を議論するつもりはありませんので
ご了承願います

お礼日時:2012/10/10 18:28

直接関係ない回答ですが、その昔、液漏れした電解コンデンサについて、事業部から、こんな回答がありました。

(この話し、15~6年くらい前の話しです。)

『3級塩使用のため』

意味不明でした。
なので、使われている電界コンデンサの「内容物」の品質に絡むのではないかと思います。


ご存じかと思われますが、電解コンデンサは、電極に絶縁物を挟み、巻物状に巻いて電解液を染みこませてあります。
考えられるのは、コンデンサ内部で一定条件を与えると、途端にしきい値(と言えばいいかな?)を超えてしまう。
それか、電極板に足(リード線)を付ける際のスパッタ(?:溶接)をした際に「金属の微粒子」が付着して、粗悪品が発生した。
この微粒子が、「突起」になって(絶縁物の距離が変化して)、電解コンデンサの直流抵抗値(?)に変化をもたらした。


半田の世界でも「半田ボール」という問題があります。
半田が溶着する際に「ジュ」という音(ロジンやワックス?が溶ける音)を出したりしますが、この時に半田が飛び散るのですが、これらが、後に粗悪品に化けます。
しかも悪質なのが、「時限性」なんです。
何らかの条件が整うと「発症」するんです。


この話し、何かのお役に立つでしょうか。
もしかして、オーディオジェネレーターなんかで、矩形(三角)波なんかを与えると、何か見えるかも?!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
『3級塩使用のため』たしかに意味不明ですね。

また、機会があれば宜しくお願いします

お礼日時:2012/10/10 18:24

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