
No.9
- 回答日時:
そういうことでしたら、セライトは不適格かと思われま
す。
液中の不純物(大きな粒子)を取り除いた後に、
微粒子を補足したいということであれば、
前処理としてセライト濾過を行い、
濾過処理された液体をガラス濾紙で濾過されてみてはいかがでしょう。
液中のすべての(0.5μ以上の)粒子を濾紙で補足したいということであり、
なおかつ、濾過速度を求められるのであれば、
すでに回答されている方もいますが、
孔径の大きな濾紙から段階的に濾過されるのが一番かと思います。
No.8
- 回答日時:
原液の状態はどの程度かによってこの回答は異なってきます。
フィルターは孔径何ミクロン(アブソリュートで)のものでしょうか?
取り去りたいものにはどの程度のサイズでしょうか?
取り去りたいものが割と大きければ、セライト濾過も有効かと思います。
セライト層のプリコートのほかに、
濾過する液自体にもセライトを混ぜ、濾過していきます。
ボディーフィードと言いますが、
これによって濾過槽を作りながら濾過していきますので、
目詰まりしにくい方法となっています。
もっと細かい世界の濾過と言うことであれば、
やはり最終濾過の前処理(粗濾過、遠心分離等)は
効率のためには不可欠かと思います。
この回答への補足
ありがとうございます。
フィルター孔系は、0.5ミクロンでガラス繊維濾紙を使用しております。
取り去りたいというよりも、粒子の回収が目的で、0.5ミクロン以上の粒子を対象としております。
回収した粒子が今後の試験に必要なので、お伺いしたいのですが、セライトの除去にはどのような方法があるのでしょうか?

No.7
- 回答日時:
>いっこうにろ過速度は上がりませんでした。
表面処理を行っているのでしょうか.結晶が存在する状態で表面処理をするような薬品を添加すると分散してご指摘のようになります。
ヒスイ系は危なくてやったことがない(強アルカリゆの場合アルコールに分散させて使用する)のですが.逆2段で粘土の表面をCMC(セロゲン)で覆ってしまうと.セロゲンが腐るまで何をしても分散している状態になりました。
雰囲気から表面処理をしているような内容であり.分散がよいので.6番の方のような粗い流刑のろ紙でろ別.次第に細かなろ紙に代えて行く方法ぐらいしかありません。
ご回答ありがとうございます。
御察しの通り、表面処理をした粒子です。
粗ろ過から精密ろ過へ、段階的に移していく方法しかないようですね・・・
No.6
- 回答日時:
1.活性炭を添加して、微粒子を吸着させた後、
No.5Cくらいのろ紙でろ過する。
(コロイド状の微粒子は効果的な場合があります)
2.粗ろ過から徐々に精密ろ過にして行く。
例えば、No.2あるいは公称孔径1μのワインドカートリッジフィルターで、まずろ過を行ない、
次にNo.5Cあるいは0.45μメンブランフィルター
次に0.1μのメンブランといった感じです。
(これは粒度分布を持った微粒子に効果的な場合があります)
メンブランフィルターもプリーツ型(ひだ織)のものが、ろ過表面積が大きく、いいと思います。
3.セルロースパウダーで予めNo.5Cあるいは
メンブランの上に層を形成させておき、
そこに液を投入する。いわゆるプレコートろ過です。
これもコロイド状の微粒子に対し効果的な場合があります。
以上、3点、効果があるかどうかわかりませんが、
お知らせします。
ありがとうございます。
1、3の場合は、捕捉した粒子に活性炭やセルロースパウダーが混ざると思うのですが、除去はどのようにすれば良いのでしょうか?
2は、部材が揃いしだい試します。
ご丁寧に詳細を教えて頂き、ありがとうございました。

No.5
- 回答日時:
沈降助剤としては.
酸(H+).硫酸(SO42-)燐酸(オルトの3-).カルシウム(Ca2+)等がありますが.2かまたは3かの酸性のものが比較的楽に使えます。
しかし.粒子の化学反応性やだっちゃくの問題がありますが.こちらの影響を解決する必要があります。
高分子有機系は2段混合法を使ってください。ただ.有機は使い方が難しいです。「結局はタンクを増やして時間をかけて沈降させるしか方法がなかった」なんて異になり兼ねません。
分析系化学実験では不純物を嫌うので.沈降助剤を加えるのではなく.ある程度の温度で放置し.結晶の大きさを大きくして沈降を促進する場合が多いです。
溶解度を調べて飽和点よりもちょっと低いところで放置し結晶を大きくします。炉別の場合にはこのために温度を上げます。
ご回答ありがとうございます。
説明不足で申し訳なかったのですが、
扱っている粒子は、水-有機の混合分散媒中に分散されています。
分散媒は既に酸性で、その状態でも沈殿は起こりません。
また、以前、温度を上げたろ過も行ったのですが、いっこうにろ過速度は上がりませんでした。
ただ、Ca2+は使ったことがないので、簡易試験を行ってみたいと思います。
No.3
- 回答日時:
また来ました。
m(__)m>数日・・・とありましたので、それよりはと思い先の回答をしましたが、急ぎたいという事であれば遠心分離器はいかがでしょう。
スピッツグラスでは一本でせいぜい数十ml程度ですが100本掛なら1回で済みますし、数回に分けても一日という事はないでしょう。
十分強く遠心沈澱させれば、ろ液は転倒だけで分離できます。
度々のご回答ありがとうございます。
遠心分離は考えたのですが、所有している遠心分離機が非常に古く壊れているため、使用出来ない状態です。
また、このご時世、新たに遠心分離の購入申請をしても、上役が許可してくれなくて困っております。(用途が限られてしまう事もその一員ですが・・・)
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