東西ドイツの国境について。。

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質問者：Ryu831
質問日時：2004/02/10 01:15
回答数：6件

東西ドイツの国境と言うのは、今の朝鮮半島のようにやはり有刺鉄線が張り巡らされ、厳重な警備体制だったのでしょうか？よく、東から西に亡命しようとした人が射殺される場面がありますが、あれはこの東西ドイツ国境で起こった事なんでしょうか？

お分かりになる方いらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。

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回答 (6件)

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No.6

回答者： jakyy
回答日時：2004/02/10 02:00

簡単に説明いたします。

【ベルリン】
第2次大戦後、ドイツの敗北でベルリンは、アメリカ、
イギリス、
フランス、ソ連の 4 ヵ国の占領区におかれました。
その結果、ベルリンは1945年７月東西二つの都市に分断され、
東ベルリンは東ドイツの首都、西ベルリンは西ドイツの事実上の一州となりました。
1948年6月、ソ連はベルリン封鎖（西側占領地区からベルリンへの陸上交通路の封鎖) を開始しました。
西側はこれに対しアメリカを中心に食糧などの空輸で対抗しました。
これでベルリンは二つに分裂が決定的になりました。

【ベルリンの壁】
さらに1953年6月東ベルリンで大規模な反政府暴動が起き、
それを機に多くの労働者が西ベルリンに亡命しました。
このままでは東ドイツは若い労働者を失うことになると危惧した東ドイツ政府は、
1961年8月にベルリンの壁を造り、交通を遮断し亡命を阻止しました。
これがベルリンの壁ですね。

【壁を巡る攻防】
壁を越えようする東側の人々は、有刺鉄線の壁をよじ登ったり、
穴を掘って壁を越えようとしました。
成功した人も大勢いましたが多くの人々は射殺されました。
しかし1989年11月9日に民主化を求める青年によってベルリンの壁が崩されました。

【ドイツ統一】
1990年10月、ドイツ再統一に際して東西ベルリンも統一され、
統一ドイツの首都となりました。

こんな風ですね。下記のサイトに詳しく載っています。

参考URL：http://www.cablenet.ne.jp/~taka-non/mauer0/mauer …

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この回答へのお礼

ご丁寧な説明を頂きまして大変ありがとうございます。

やはり壁の方でも射殺されたりと言うことがあったんですね。
壁があり亡命は難しいと思われるので、それならなぜ東西ドイツの国境を目指さなかったんだろうか、ふと疑問に思ったんです。
でも国境も同じような状況だったんでしょうね。

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お礼日時：2004/02/10 15:24

No.5

回答者： kitanoms
回答日時：2004/02/10 01:39

東西の国境は、ベルリンだけでなく、どこも監視は厳しかったと思います。

壁ではなく、有刺鉄線の国境を越えようとして撃たれる映像を見たことがあるような気がします。

参考URL：http://www.din.or.jp/~a_ohno/pages/DeuCont.htm

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この回答へのお礼

ご紹介いただいたＨＰ，実は私も拝見しました。
この写真を見る限りでは何の警備も無くすっと隣国に移れそうですよね。
本当にこんな状況だったのが疑問に思ってこちらに投稿した次第です。

確か私も射殺された映像は国境だった記憶があります。

どうもありがとうございました！

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お礼日時：2004/02/10 15:20

No.4

回答者： rosegarden
回答日時：2004/02/10 01:35

東から西に亡命しようとした人が射殺されたりしたのは、ベルリンの壁の辺りでしょうね。

ご承知のように西ベルリンは東ドイツの中にポツンと島のようにあったのですね。
西ベルリンの西ドイツ人は周囲を壁で囲まれた中で生活していたのです。
そんな西ベルリンに東にいる人が自由を求めて逃げ込んで来ました。

東西国境は勿論有刺鉄線が張り巡らされ、厳重な警備体制だったはずです。
あの89年、冷戦が崩壊しかけた時、多くの人がオーストリアを経由して逃げて来ました。
（その時、コマネチも逃げて来たと記憶しています。）

ＴＶで見ましたが、検問所を開放して逃げ込むのに任せる光景がありました。
だから東西国境線は冷戦中は相当なガードだったのでしょうね。

崩壊後ベルリンに行きましたが、街中の壁は結構薄くて（20センチくらい？）ビックリしました。