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NECとレノボが一緒になった事による2社のメリットとデメリットは何でしょうか?

A 回答 (1件)

組んだのはあくまでPC事業ですね。


ほかの事業は別です。

NECとしては、コンストラクタとしては巨大なLenovoと組むことで得られる大きなスケールメリットが一番の理由でしょう。
IntelやMicrosoftなどに対しても大きな発言力を得ることができます。
また、PC事業自体は不採算転落の危険もありました。
というのも、NECは国内事業特化だったため国内需要が減ってきた現在売り上げは減少していました。
そのために目新しい製品がなく目立たないということがあり、シェアを落とし始めていたのです。
Lenovoと合弁化することで収益性をあげ、開発余剰を得るというのも理由のようです。
現にLaVie Zあたりは数年前のNECなら出せなかったんじゃないかな。
技術なら日本、という意識が高いとは思いますが、LenovoがIBMから引き継ぎ成長させてきた技術は国内メーカーを超えるものもあります。
Thinkシリーズなどの開発拠点は日本ですが。

Lenovoとしても、日本国内向けとしては苦戦していたようで、サポート、納期の早さといった部分の強化は急務だったようです。
外資メーカーとしてみれば、DELLやHPよりもサポートは上ではあったものの日本メーカーほどではないという判断だった模様。
また、ターゲットが法人にフォーカスしていたため個人向けは苦手という部分もありました。
それをNECと組むことで改善したい、ということだったようです。

デメリットは軸足の移動が難しい、といった大企業特有のものが顕著になりやすいってことかなぁ。
とはいえ、もともとでかい企業だったわけでそんなに変わらない気がする。
技術の海外漏えいに関しても、もともとLenovoの高性能開発は日本でしたし、他の外資との合弁と比べれば心配は少ないと感じます。
合弁投書であれば共倒れの危険性などや物別れ、といったことも考えられましたが、今みればまぁ大丈夫なんじゃないかな

実際のところ、合弁後のシェアは拡大していますし、以前の両社合計シェア以上となっています。
国内でみると30%が普通に見えてきているそうですから、成功であったんじゃないかな、と思います。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとございます。

そうですねNECは富士通とトップを争っていましたが合併後大きく伸びたのですね。

世界シェアNO;1も見えてきたレノボですから安泰ですね。

お礼日時:2012/11/10 15:23

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