一年ほど前、当時9歳になる飼い猫の乳腺にしこりが発見され、手術で部分切除しました。
その後体調などは良好なのですが再びしこり出来きていたので診察してもらったら、乳がんだと診断されました(因みに左に6つと右に1つの計7つです。)
レントゲン、血液検査とも異常はなく手術できる状態と言われたのでお願いしたのですが、金銭的な問題ですぐには出来ないので、年明け2月にお願いすることになりました。
その際、先生に「他に転移も現在は確認出来ないので、すぐに手術を、というわけではありません」と言われました。
そこで少し不安な点があります。
手術まで約3ヶ月あるのですが、その間に他の場所に転移する可能性はあるでしょうか?
現在レントゲンで見ても影は一切なく(先生には健康状態と言われました)血液検査も問題のない数値と言われてはいるのですが、転移するとしたら瞬く間になってしまうものなんでしょうか?
もちろん、術後に転移の可能性があるのは理解しているのですが、その前に転移が見つかったらと不安になっています。
一番はすぐに手術してあげる事なんですが、やはり額が大きいです・・・
質問、と言うより経験者の皆様のご意見をお伺いしたいです。
よろしくお願いします。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
ご心配ですね。お金の都合ですぐ手術に踏み切れないのが、飼い主さまにとってとてもお辛いことと、胸が痛みます。
他の回答者さまも仰る通り、猫の乳癌は7~9割が悪性で、非常に高確率で肺やリンパ節に転移します。肺に転移した場合、胸水が貯溜し、大変な呼吸困難を伴います。時々自然に胸水が抜けたり、稀に猫の骨格や臓器の奇跡的バランスの良さで、貯溜した肺を絶妙に支え、体調を低空飛行で維持している子もいます、そんな子を見ると、命の尊さやがんばる生命力に圧倒され、何とも言えない気持ちが湧いてきます。
乳癌が認められた場合、多くの獣医は手術を勧めますが、「手術してもしなくても実は予後は大差はない」と仰るドクターもいます。再発の可能性が高いこと、猫ちゃんの年齢や体調、全身麻酔のリスクを考慮して、手術しない選択をされる飼い主さまもたくさんおられます。
予後は大差ない、というのは、乳癌が進行・再発した時、癌組織を含む全身のケアがいずれにせよ必須で、どれだけ飼い主さまが猫ちゃんの苦痛を軽減し、穏やかに過ごさせてあげられるか。QOL、すなわちクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)にこれまで以上に心を砕いてあげる決意をもつことが本当に要かと存じます。(私のプロフもご覧ください、簡単ですが少しでもお役に立てる情報があれば幸いです)。
乳癌は、3ヶ月で進行・転移する可能性は大いにありえます。費用の問題で手術に踏み切れないのは主さまも大変な苦痛かと痛くお察しします。が、今はとにかく冷静に、乳癌について知識をどんどん学び、改めて猫のケアも一から見直す、解らないことはドクターにバンバン質問、納得いくまで話し合う、ひとつの病院に拘らず幾つかの病院でアドバイスを仰ぐ等、なすべきことはたくさんあると思います。お辛いですが、主さまが毅然と病に立ち向かい、愛する猫ちゃんを守ってあげることが今最優先だと思いますよ。
既にご存じかもしれませんが、乳癌は急激に腫瘍が巨大化することも多く、5~7センチに達する場合もあります。ひとつだけでなく連結して葡萄の房状に垂れ下がることも。
充実した腫瘍は石榴のようにパックリ割れて、水や膿が噴き出したり、常にジュクジュク滲み出たりします。その都度ガーゼを交換しますが、絶えず見守る必要があるため、仕事や学校を暫く休んで付き添う方も多いです。ご家族でいつも在宅の方がおられましたら、お願いして、一緒にケアのやり方を学んでください。また、体調悪化・食欲不振に伴い、輸液(点滴)や注射も必要になります。既にされていますか?できれば猫ちゃんのストレス軽減のためにも、また経済的にも、自宅輸液が一番なんですが。現在の病院は自宅NGですか?であれば、自宅輸液を許可してくれる病院に転院する選択肢もありかと思います。食欲不振改善のビタミン入り輸液がいいです。
食欲はどうですか?良質で消化のよいドライフードがベストですが、食べなければお湯でふやかす、それで駄目なら猫ちゃんの好きな素材…鶏肉、鰹節、煮干等の煮汁でふやかすとか(溶け出すナトリウムはごく微量です)。ウェットは80%以上が水分ですので、できるだけドライメインで。あまりに食べなければ、シーバのドライを試してみてください。嗜好性も高く、比較的軟らかで、手で砕いて与えるか、フードプロセッサーで粉砕してウェットに混ぜる手もあります。正直栄養価はあまりよくないですが、食べないのがとにかく一番まずいので、こちらも心の片隅に留めておいてくださいね。ゴートミルクに浸して与えるのもよいと思います。
そして、猫ちゃんの体を決して冷やさないように注意なさってください。疾患持ちの子はもちろん、猫の寿命は保温で決まるという説もあります、ヒーターやハウス、暖房機など、万全の設えで臨んでください。
もし手術されるなら、バイトで返すからとご両親に一時的応援をお願いしたり、病院にも
相談なさってみてはいかがでしょうか。
我が家も闘病中の子がおります、とても他人事と思えません。
けど、これから続く闘い、悩み苦しむことも山積みだけど、まず何より私たち飼い主が毅然と冷静にならなくてはね。本当は痩せ我慢です、仕事中涙をぬぐってますが愛猫の前では笑顔でいます。
主さま、どうか根を詰めすぎず、ご自愛なさってくださいね。主さまが倒れてしまっては大変ですから…
お互い、気負いすぎず、マラソン治療に備えてほどほどにがんばっていきましょうね。
がんばれ、猫ちゃんd(⌒ー⌒)!
ご回答ありがとうございます。
温かいお言葉と共に多くの知識をありがとうございます。
手術を決めたとはいえ、現在にゃんこはとても元気でいつもと変わらない毎日です。だからこそ、乳がんという重い病気と向き合い、知識を沢山蓄えていきたいと思います。
同じく闘病中の子と頑張っている方からのお言葉、本当に勉強になりました。お気遣いの言葉もとても支えになります。
愛するにゃんと一緒に、頑張って治療に臨みたいと思います。
No.2
- 回答日時:
猫の乳腺腫瘍の9割は悪性であるため「他に転移も現在は確認出来ないので、すぐに手術を」というのが多数派の獣医師の意見だと思います。
転移が起こるとしたらまず肺からなのですが、肺に転移が見つかった段階で事実上手遅れの状態です。
肺に転移が確認されている状態での乳腺腫瘍摘出手術は意味が無いとまでは言いませんが転移前の手術と比べて意義がかなり異なります。
転移前の手術が根治治療だとしたら転移後の手術はペットのQOLを改善させる(具体的には乳腺腫瘍が自壊して浸出液や悪臭で悲惨な状況になるのを防ぐため)だけの手術です。
手術までの期間3ヶ月間での転移は十分ありえると思います。選択の余地がなければどうしようもないのですが同じ手術代を払うのなら意味のある手術であって欲しいと思います。
No.1
- 回答日時:
←アイコンの子の母猫が乳がんから肺に転移して13歳で亡くなりました。
アイコンの子も進行が早い大腸がんで16歳で亡くなりました。
ガンになりやすい血筋だとかかりつけの病院で言われました。
進行の速さはその猫それぞれですので、何とも言えません。
母猫の場合、乳がん手術から2ヶ月で再発。しかも肺に転移していまい、再発発覚1週間後に亡くなってしまいました。
その子供のアイコンの子もガン発覚の1ヶ月前に診てもらったときは問題ないと言われました。
その子もガン発覚1週間で亡くなってしまいました。
親子ともガンの進行が早くなる体質だったのかもしれません。
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