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今 既設コンポールにA種の接地線と 多分 避雷器用?の接地が立ち上がってます。

このコンポールに盤を設置したく、コンポール付近に D種の接地を個別に

打設(接地棒)でしたいのですが、既設 A種及び避雷器用の接地極からの離れに規則は

あるのでしょうか? また コンポールからの離れの規則はあるのでしょうか?

ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

A 回答 (4件)

接地極敷設条件を箇条書きすると、下記になります。


A種、B種接地工事
・金属体との、1mの水平離隔又は、0.3mの垂直離隔が必要。
・埋設深さは0.75m以上。
・接地線保護は、地下0.75~地上2mの間に合成樹脂管を施設。

C種、D種接地工事
・重要点は特になし。

つまり、C種D種の接地工事については、厳しい規程がありません。
接地抵抗値が適正で、電線保護が出来ていれば良いのです。
接地極を、コン柱より離す必要もありませんし、A種接地極と離す必要も無いわけです。
ただ内線規程では、避雷針用の接地線とその他の接地線は、2m以上離隔する必要があるとしているので、避雷器の雷サージ対策のA種接地極とは、少し離した方が良いと思います。
もう一つ、公共工事では電気通信設備共通仕様書で、C種D種も、A種B種と同様に敷設するとありますので、上記規程に合わせる必要があります。

ちなみに、接地極相互の距離に対しての条文はありません。
金属体とは、地中に埋まっている金属体が、地上にも露出しているものを指しており、接地極のような地中に埋まっているだけものに対してではありません。
つまり、高圧の地絡による電位上昇や電流が、金属体を伝って人体に影響を与えないよう求めた条文なのです。
埋設深さや、接地線保護の条文も、同様の観点で規定されています。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございます!

勉強になりました。 本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/11/26 10:28

No.2です。


No.3さんの指摘通り、接地極間距離の規定はないようです。
公共工事では、その仕様を2m以上としているところが多いようです。
訂正します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます! 大変 助かりました!

また ご指導 宜しくお願いいたします!

お礼日時:2012/11/26 10:29

A種接地工事の用途が何なのか、「避雷器?接地線」とは避雷針設備用接地線ではないのか、が分かればもう少し、詳しく説明できます。


避雷器とは、高圧電路や高圧機器を雷電圧から守るもので、ふつう単独でA種接地が施されます。
A種接地工事がそれ以外の用途であれば、2種類以上の接地工事を施す場合は、内線規程1350-11で接地抵抗の低いほうの接地工事で兼用でき、その場合はD種接地工事はA種接地工事で兼用でき接地工事は不要です。
避雷針設備用接地工事の接地抵抗値は普通、A種接地工事と同じ10Ω以下ですが、他の接地工事とは兼用できません。
A、B種種接地工事は特に重要なため、C,D種接地工事と違い、その施設方法は電気設備の技術基準・解釈に詳しく載っています。
接地極間の離隔距離は、1m以上です。
A種や避雷針接地極のコンポールなど金属からの離隔距離も1m以上です。
C,D種接地工事の場合は、コンポールからの離隔距離は定められていません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。 とてもよくわかりました。

勉強になりました。

お礼日時:2012/11/26 10:27

接地極と支持物や建造物からの離隔は1.0m以上


接地極相互の離隔は1.0m以上
接地極の埋設深さは0.75m以上
接地線の保護は地下0.75m以上、地上2.0m以上

この回答への補足

yukiryoeka様 ありがとうございます。接地極相互の離隔は1.0m以上
は、 それぞれ 違う)接地(A種 D種の場合でも同じ適用なのかで悩んでました。 コメントありがとうございます。

補足日時:2012/11/23 11:05
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この回答へのお礼

ありがとうございました。 ようやく 理解できました。

回答 ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/26 10:30

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