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屋外での高圧ケーブルの配線方法について教えて下さい。
屋外の同一敷地内で受電場所から離れた場所に、機械設備があります。受電場所からその設備へ高圧ケーブルで配線を行いますが、配線経路には配線を固定できる構築物はなく、また数年後に撤去する予定である事から、ケーブルは保護の為にFEP菅に入れ、地上を転がし配線しようと計画しています。内線規定を調べると、鉄筋コンクリート製の堅牢な開きょ又は、トラフにおさめ・・・とありますが、上記の様な配線方法は規定違反になるのでしょうか。

A 回答 (2件)

電技156条で地上に施設する低圧又は高圧電線路は・・・・・


電線がケーブルである場合は、鉄筋コンクリート製の堅牢な開きょ又はコンクリート製のトラフに収め、かつ、開きょ又はトラフには取扱者以外の者が容易にあけることのできないような構造を有する鉄製又は鉄筋コンクリート製その他の堅牢なふたをもうけること。
と、記載されています。
FEP管は電工ナイフなどでも簡単に切断することが出来、とてもじゃないが堅牢な構造とは言えません。まして中に高圧ケーブルが入っているなら危険極まりないです。

FEP管を使用するなら、地中配電線路工事、いわゆる地中埋設になります。
あとは、電柱を建てて架空ケーブル工事。
当該電力会社か電気工事店か電気主任技術者に聞いた方が早いですね。


また、内線規程は民間規格で、電技設備基準の解釈をさらに具体化し補完したものです。
電技とは、通商産業省令の電気設備に関する技術基準を定める省令です。
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この回答へのお礼

早速のご回答有難うございます。
ご指摘のとおり、FEP菅での保護が安全なのか気になっていました。今回の設備の保安管理は保安協会さんに依頼する事になりますので、相談して進めていきます。有難うございました。

お礼日時:2013/04/02 13:46

高圧ケーブルは遮蔽層で接地されていますが、地絡した場合には遮蔽層も高電圧になり、地絡抵抗と対地静電容量の直列回路で電流が流れます。


 Ig = (V / √3) / √{Rg^2 + (1 / 3ωC)^2}
このため、シース上であっても高電圧の影響を受けるため、堅牢な保護でないと外的要因により地絡した場合は人身事故となる可能性があります。

やはり屋上配管を参考にされて、ブロック上に金属配管で敷設するのが、安価で容易なので現実的ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
地絡保護につきましては、方向性地絡継電器を計画しております。配線方法につきましては、保安管理を委託する保安協会さんにも相談して検討致します。有難うございました。

お礼日時:2013/04/02 13:52

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