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体内に抗原が入ってくると、マクロファージや樹状細胞やB細胞が抗原提示細胞として抗原を取り込み分解しT細胞に提示しますが、この3つの細胞の抗原提示する割合とかあるのでしょうか?例えばB細胞はBCRで抗原を取り込みますが、初めての抗原刺激では抗原に合ったBCRの数が少なくてあまり抗原提示できないけれど、2回目の抗原刺激では記憶B細胞がたくさんあるので、より多くの記憶B細胞による抗原提示が増えるのでしょうか?

A 回答 (1件)

記憶B細胞がたくさんあるから抗原提示が増えるという認識は間違いです。


そもそもB細胞の抗原提示は自身の活性化のために必要なものです。
抗体産生のメカニズムをよくおさらいしてみてはいかがでしょうか。
メモリーB細胞のすごいところは、覚えている抗原に出会った際にヘルパーT細胞によるヘルプを介さず、爆発的に増殖・抗体産生を起こすということです。
従って、2回目の抗原刺激では免疫反応が迅速に起こるというわけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。記憶B細胞はヘルパーT細胞のシグナルがなくても抗原と接触した刺激で自ら活性化して形質細胞になるのですね。では抗原提示細胞として提示するB細胞は記憶B細胞ではなくて、ナイーブなB細胞なのでしょうか?凄く勉強になります。ベストアンサーにしたいです。

お礼日時:2012/12/07 12:33

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