
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
T細胞はある抗原刺激(Aとしましょう)を受けると、Aに反応するT細胞が大量に増殖します。
Aに対する免疫応答が収束すると、その殆どのAに対するT細胞はAICD(activation induced cell death)という機構により死滅します。残りに一部はメモリーT細胞として生存を続けると考えられています。AICDには様々な機構が考えられていますが、もっとも代表的なのはFas-FasLによる細胞の自殺機構です。T細胞は抗原刺激によって活性化されると、FasLとともにFasも高発現します。そして活性化されたT細胞同士のFas-FasL相互作用により、T細胞は自殺に追い込まれます。二つめのT細胞の多様性についてですが、一般的にはT細胞もB細胞と同様にV(D)J組み替えによってレセプターの多様性を高めます(VDJ組み替えはネットに沢山でてます)。教科書的にはその際に自分の組織に反応してしまう有害なレセプターを持つT細胞前駆体は排除されると言われています(ネガティブセレクション)。
しかし胸腺がいないマウスやヒトでもT細胞が存在することは事実で、胸腺だけでT細胞の分化を全て説明するのは無理があると思います。この辺の議論は昔から言われていますが、未だに未解決の事柄が多いと思います・
この回答へのお礼
お礼日時:2006/03/23 17:45
ありがとうございました。T細胞とB細胞も多様性については同じなんですね。Fasについてもっと勉強します。またよろしくお願いします。 うみねこ
No.1
- 回答日時:
専門家ではないので、私の話は参考程度にとどめておいてください。
T細胞を処理する機構については私もよくわかりません。すみません。
ご存知かもしれませんが、「クローン選択説」という説があります。
この説によると、T細胞もB細胞もDNAの再編成によって非常に多くの種類のものが無差別的に作られて、後から自己に反応するものは破壊されるなどの選別を受けて成熟します。
>胸腺で分化するときにすべてに対応できるくらいのT細胞が作られるのですか?
その通りだとおもいます。
余談ですか、基本的にB細胞はそれぞれただ1種類の抗体しか作れません。
お役に立てたでしょうか?
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