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生物基礎について質問です。
細胞性免疫において、キラーT細胞はウイルスに感染した細胞や病原体を直接攻撃するのは分かりますが、マクロファージも全く同じなのですか?それともただただ体内にいる病原体を貪食するだけですか?

A 回答 (1件)

マクロファージは細胞内病原体を貪食することができますが、キラーT細胞とは異なり、直接細胞を攻撃することはできません。

マクロファージは、外来物質や細胞の残骸を認識し、取り込むことで免疫応答を引き起こします。特に、マクロファージは細菌や真菌などの細胞外病原体を貪食し、病原体の分解物をプレゼンテーションすることで、T細胞やB細胞の活性化を促します。

一方、キラーT細胞は、感染細胞やがん細胞などの異常な細胞を直接攻撃して破壊することができます。キラーT細胞は、細胞表面に発現している異常なタンパク質や抗原を認識し、その細胞を攻撃するためのサイトカインやパーフォレインなどの物質を放出します。

つまり、マクロファージとキラーT細胞は、免疫応答の異なる段階で異なる機能を担っています。マクロファージは病原体を貪食することで、初期の免疫応答を促し、キラーT細胞は異常な細胞を攻撃することで、細胞性免疫の中心的な役割を果たしています。
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