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- 回答日時:
口腔内壁自体が43℃以上になると、粘膜の細胞が死んでしまいます。
たとえ100℃を越える熱いモノでも、極く少量でしたら、内壁の分泌液(唾液など)や一番表面の細胞層だけの温度を上げただけで、直ぐ温度が下がってしまいます。従って、それ以下の細胞に対してはさほど影響力がないので大丈夫です。(熱いお茶を少しづつすする行為はこれに該当します。 たまに熱いモノを食べた後、口の中の皮がシワシワになったりペロンと剥がれてくるのは、表面の層だけが破壊された状態です。)
逆に、比熱の高い液体・食材や、流動性の低い粘っこかったりトロミの強いもの、塊のままで細分化し難いもの、乾燥していて唾液などを吸収してしまうもの などは熱傷になり易いと言えます。
100℃の熱湯を沢山飲んでしまうと、口・喉・胃や一二指腸あたりまで内壁がボロボロになります。腫れて塞がってしまったり、タダレたところから沢山浸出液が出てしまい、脱水や腎炎などで死ぬこともあるでしょう。
気管の入り口も、ただれてしまいます。酷ければ呼吸困難となり死にます。
唇は人間の身体の中で、単位面積あたり一番神経のセンサーが沢山存在する場所です。ですから、すするときに、唇に熱いものが殆ど触れらないようにして、
更に、先述のように予め口内に唾液を溜めていたりする事で急速に温度を奪ったり、
あるいは、一気に温熱覚の乏しい喉まで落とし込むようにすると、
かなり熱いものを口に入れることが可能となります。
余談ですが、
食べ物ではないのですけど火事で熱風に巻き込まれた人は、口から肺の中まで一気に火傷して細胞が機能を失ってしまい、酸素を取り込む仕事が出来なくなって窒息死します。身体の細胞層には厚みがあるので少しくらい火傷してもそのうち修復されますが、肺の中が広範に火傷してしまうと、もう助かりません。
以上、とりあえずご参考まで
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