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外国人に日本語を教えています。
「とすれば」を使って文を作ってもらったら、

お金があるとすれば、家を買いたい。
飛行機で行くとすれば、もっと速いでしょう。

のような「たら」を使うべき文がたくさんありました。
どう説明したらよいのか、困っています。
「とすれば」と「たら」の違いを分かりやすく教えていただけないでしょうか。

A 回答 (2件)

ごめんなさい。


例文のところが、【…としたら】になっていなかったので訂正します。

例文をみると、
1 「お金があるとすれば、家を買いたい。」
  実際にはお金がないがお金があった場合には、という非現実的な仮定の話ですから、「お金があったとしたら、家を買いたい。」となる。
2 「飛行機で行くとすれば、もっと速いでしょう。」
  実際には飛行機では行けないが飛行機で行けた場合には、という非現実的な仮定の話ですから、「飛行機で行ったとしたら、もっと速いでしょう。」となる。
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参考URLに、文法的な説明があります。


http://oshiete.goo.ne.jp/qa/841716.html
(一部抜粋させていただきます)
1. 【…としたら】
 接続詞「と」+動詞「する」(連用形「し」)+助動詞「たり」(未然形「たら」)で、口語体。原則として順接の仮定条件を表す。
2. 【…とすれば】
 接続詞「と」+文語は動詞「す」(已然形「すれ」)、口語は動詞「する」(仮定形「すれ」)+接続の助詞「ば」。文語・口語とも同体。
 原則として順接の確定条件や恒常的条件だが、逆接の確定条件を表す場合もあるが、一方ではいわゆる仮定条件がないとも見れるか。

【…としたら】の用法は非現実的な仮定条件の場合でも使用可能だが、【…とすれば】の用法は非現実的な仮定条件では使わないという事でしょうか。
例文をみると、
1 「お金があるとすれば、家を買いたい。」
  実際にはお金がないがお金があった場合には、という非現実的な仮定の話ですから、「お金があったならば、家を買いたい。」となる。
2 「飛行機で行くとすれば、もっと速いでしょう。」
  実際には飛行機では行けないが飛行機で行けた場合には、という非現実的な仮定の話ですから、「飛行機で行くならば、もっと速いでしょう。」となる。

【…とすれば】の使用例としては、「本を1冊選ぶとすれば、夏目漱石の『こころ』を勧めたい」。この場合は非現実的な仮定ではなく、単なる条件ですから、【…とすれば】でも【…としたら】でも使用可能です。

英語で言えば、仮定法過去のif文は【…としたら】であり、【…とすれば】ではないということでしょうか。
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この回答へのお礼

大変分かりやすく説明してくださいまして、どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/03/20 15:04

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