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真鍮製の管楽器の調整を仕事でしています。
それで思うのですが、真鍮の硬さが、製作年代によって違うように思います。
現代の真鍮は硬く、昔の楽器、特に1950年代以前はもっと柔らかいように思います。
そのような真鍮の硬さの違いというのはなぜ生まれるのでしょうか。
それとも真鍮というのは硬さは一定で、違うと思うのは気のせいなのでしょうか。
ハンマーで叩いて成形しているような部品であれば硬さが違うのは分かるのですが
そのような部品ではありません。

A 回答 (2件)

>そのような真鍮の硬さの違いというのはなぜ生まれるのでしょうか。



真鍮って元々銅と亜鉛の混合物なんです。
さらに混ぜ物の比率によって
固さや性質が変わるんです。
http://www.toishi.info/sozai/cu/c2.html

機械部品なんかだと、耐食性やあげるために
亜鉛の含有率を下げたり、
導電率をあげるためにあげたりと
様々な工夫が凝らされています。

楽器については詳しくありませんが、
たぶん、加工技術が未熟だった頃は柔らかめのもので
作られていたとか、固さによって音が違うとか、
どういう固さのものが最もその楽器の音に適しているか
などの創意工夫が各年代で行われた結果ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

皆さんの意見を伺うと、銅と亜鉛の混合比による違いのようですね。
今、見たところ確かに昔の真鍮のほうが少し赤味が強いようにも見えます。
銅の比率が高いのでしょうか。
情報と提供してくださりありがとうございました。

お礼日時:2013/01/07 13:59

合金ですから、その内容物の比率によって硬度が変わります。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%8A%85
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この回答へのお礼

なるほど、
亜鉛の含有量が増えると硬度が増すのですね。
情報を提供してくださり、ありがとうございます。

お礼日時:2013/01/07 13:48

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