準・究極の選択

80年代後半のハウスメーカーの住宅の寿命についてお伺いします。

特にその頃の2×4の建物を今中古で買った場合、常識的なメンテナンスはするとしてあと何年ぐらい住めるものでしょうか?

A 回答 (6件)

不動産業者です。

これまで幾つもの建物の解体現場を見てきましたが・・・・・

建物は、床下からの湿気や水廻りからの漏れ、雨漏れなどで躯体構造の一部が腐れない限り、以外と大丈夫なものです。建て替えなどの大きな理由は、現在の仕様と比較し断熱性能が劣り寒い、熱い、設備が古い、高齢化して間取りが不自由など、耐震や耐久とは別のところにあることのほうが多いでしょう。それを改修しようとすると、かなりの金額になり新築した方が手っ取り早いと・・・
築40年程度の住宅を解体しても、躯体はまだまだしっかりしていると思われるものが、ほとんどです。

2×4の場合は、その工法から耐震性に関しては問題ないと思われます。問題は基本的に「ベニア」の様な合板で作った家ですから、一旦水を完全に含んでしまうと弱いので、上記の様な水漏れ等で躯体が損傷していなければ、十分に何十年も持つはずです。床だけは改修が容易ですが、構造壁などが腐っていたら、アウトです。また、2×4専門ビルダーが建てた家なら大丈夫でしょうが、その当時だと施工要領が確立されておらず、暖房設備なども灯油ストーブが多く躯体内に結露する住宅は少なくありません。

床下や天井裏など点検口があれば目視でも確認できます。十分に乾燥しているようなら問題ないでしょう。
屋根、外壁、基礎さえしっかりしていれば、あとは見た目や住み心地の問題です。

2×4の欠点は、増改築がむずかしい。リフォームの際に、天井裏配線などをするのが困難なので、電気関係の移動が困難か?むき出しになる。ユニットバスの入れ替えが大変な場合があるぐらいでしょうかね・・・・

その当時ハウスメーカーが輸入住宅風に意識して建てたものなら、気を使って建てていた時期だと思いますから信用できますかね、建売などでコストダウンを見込んで採用した2×4ならお勧めしません。

購入前提で迷っているならば、若干費用はかかりますが一度建築士へ相談し見てもらったほうが良いでしょう。地元の○県建築士協会などで斡旋を受けられます。
まあ不動産屋の大丈夫ですよ~なんて言葉は信用しないでくださいね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>上記の様な水漏れ等で躯体が損傷していなければ、十分に何十年も持つはずです。

おっしゃる通り、壁の中次第でしょうね。床下や天井裏と違ってはがさないと見えないので。特にご指摘の壁内の結露や外壁のシールなんかがやれて雨がしみこんだ履歴なんかがあるかどうかはでかいですね。そう考えるとあらためて中古住宅ってリスクの大きい博打だと思います。

お礼日時:2013/01/10 23:20

 私の実家は、地場の小さな工務店の作ったものですが、70年代の物です。


 今のところ、特に不具合はありません。
 祖母の家は、60年代ですが、これも特に不具合はありません。
 80年代のハウスメーカーで建てられた家であれば、特に問題は無いと思うのですが。
 長期優良住宅は、100年を目安に作られていますが、躯体そのものに特殊な素材が使われている訳ではなさそうです。
 日本の住宅は、建て替えサイクルが短すぎると言われています。
 会計上の減価償却の耐用年数は、木造22年とされていますが、22年しか持たないから決まっている訳ではありません。
 常識的なメンテナンスをすれば、あなたの寿命が尽きるまで住めると思います。

 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

おそらく建売なんかはダメ、おっしゃるような地場の小さな工務店の70年代はピンキリでいいものはハウスメーカーよりいいだろうし、悪いものは建売レベルなんだろうと思います。ハウスメーカーは品質がそろっているので中くらいなんでしょう。

知り合いの建売で築20年クラスでも建物が明らかに傾いていて窓が閉まりきらずに鍵をかけるのに苦労する家もあります。

お礼日時:2013/01/14 23:47

君の言う経済的寿命ということであれば、15~20年毎つまり水漏れ前に屋根、外壁修繕を行っていれば50年以上経っても構造躯体はしっかりしているものだよ。


もちろん適正施工で建築、補修されていることが前提だが…

日本人はなぜか新築信仰がありますが、中古を安く買って修繕した方がとっても安上がりでお得だよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>経済的寿命ということであれば、15~20年毎つまり水漏れ前に屋根、外壁修繕を行っていれば50年以上経っても構造躯体はしっかりしているものだよ。

2000年以降の物ならばそうだと思います。1980年の基準法改正以前のものであればそうではないと思います。

80年代後半のハウスメーカーの住宅についてお願いしたいのですが。

お礼日時:2013/01/13 18:20

「あと何年ぐらい住める」かは、その持ち主がどのくらい我慢できるかで決まります。


つまり、建物の寿命は持ち主が決めることです。

建物が古くなればなるほどメンテナンス費用が増大していきます。
例えば修理でよかったものが、やがては交換になるという意味です。
それと同時に、古くなればなるほど、我慢が多く大きくなるということもあります。
浴室や便器などの住宅設備は、古いけれど最新機種に比べればデザインや使い勝ってにも物足りなく思うものです。窓や外壁にしても今のものと20数年前のものでは、比べるとその性能に不満が出てしまいます。
増大していくメンテナンス費用と、不満の増大にどれだけ我慢できるかです。

また、社会情勢によっても左右されます。今はリフォームをして長く住むという風潮が芽生え始めていますが、私が新築住宅に携わっていた頃は、バブル前後の20年間くらいで、その頃はリフォームより建て替えでした。社会に勢いがありましたね。今は違います。
壊して造り変える時代は去り、省エネ・リサイクルが言われる時代になりました。
その他にも様々なことが時代とともに変わりました。

さて、このような社会情勢の中で、持ち主が自分の建物を改めて見回したとき、お金は掛かるし不満も数々あるがもう少し我慢して住もうと思うか、いや、これ以上この家にお金をかけて我慢しながら住むのはやめようと思うのか・・・建物の寿命はここで決まります。

それでも敢えて申し上げるなら、築30年の家はけっこうあります。築40年の家はかなり少ないです。築50年以上の住宅は探さないと見つかりません。
この辺が一般的な回答になるでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>これ以上この家にお金をかけて我慢しながら住むのはやめようと思うのか・・・建物の寿命はここで決まります。

その経済的寿命がどのくらいかというのが質問の趣旨です。戦後はともかく住宅不足でやっつけで作った家が多くてそもそも寿命が短かったのですが、経済発展するにつれてしっかりしたつくりになり、寿命が延びて来たのも事実だと思います。

お礼日時:2013/01/10 23:12

住んで居る人が どれだけ その家のメンテナンスをしているかが その家の寿命に関係します


10年 20年単位で修復して居れば 半永久かな 火事 地震 台風被害があれば別ですが
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>10年 20年単位で修復して居れば 半永久かな

それはわかります。補修するうちに基礎より上の部材が全部入れ替わってしまったら、それはもう寿命終了というべきでしょう。経済的寿命がどのくらいかというのが質問の趣旨です。

お礼日時:2013/01/10 23:15

家は一軒一軒状態が違います。


テレビで築80年といった家があるでしょう。
問題のある家でも、それだけ住めるんですよ。
ちゃんとメンテナンスするのであれば、ずっと住めるでしょう。
30年以上立っているからあと5年で終わりとかは無いんですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>ちゃんとメンテナンスするのであれば、ずっと住めるでしょう。

それはその通りだと思います。趣旨は長持ち競争ではなくて経済的寿命という事でお願いします。

お礼日時:2013/01/10 23:16

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